結局、どの業界でも既得権を握った人が邪魔というか老害化しているような気がする | 透明な濁り Transparent impurity

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TSUTAYAにコトリンゴの旧譜が入荷していて、悦び勇んで借りてきた。坂本龍一プロデュースでデビューしたことが話題になったけれども、最初のアルバム以降は聴けていなかったので非常に嬉しい。他にもあれこれと借りてきたけれど、やっぱり自分のお金で買えるアルバムの枚数って限界があるから、レンタルという制度というかお店があるのは非常に助かる。もっとたくさんお金を稼いで買えばいいんだろうけど、それはそれでスペースの問題があるからなあ。

他にも未完成vs新世界だとか、neco眠るだとか、聴きたかったけれど、買うくらいではなかったというか、音を聴いてから買いたいと思っていたバンドの音もこれでチェックできる。関東のTSUTAYAと違って、僕が住んでいる地方都市のTSUTAYAは品揃えが悪いので、今回のこの旧譜の一気の入荷は驚いた。今後も、もっとこの調子でやる気を出していってくれたらいいなあ。難しいのかもしれないが。


お茶の水にある、ネ申レンタルショップ【ジャニス】をい知ってしまってから、どんな品揃えの良いレンタル店でも、しょぼくれて見えてしまっているということもあるけれど、単純に田舎のTSUTAYAってことで品揃えが悪かったのが改善されていくのは嬉しい。一応リクエストできるのに、それが一向に反映されてこなかった歴史を忘れることはできないけれど、今後は少しずつでも良いから品揃えが良くなってくれたらいいなあ。


インディーズだと、権利の問題で交渉も難しいのだろうけれど、これだけCDが売れない時代になっているんだから、まずは音を聴いてもらう機会を増やして、そこからライブに来てもらったり、音源に興味を持ってもらうようにシフトしていけばいいと思うのだが、それも利権団体が邪魔してできないんだろうかね。インディーズのアーティストだったら、可能だと思うし、ZAZEN BOYSは無料でライブ音源を配布したり、海外だとNine Inch Nailsのトレント・レズナーがフリーダウンロードでEPを配布し、その高音質版とPVをセットで有料販売するなんて新しい試みもしているのに、日本ときたら・・・・。

レンタルで借りて聴いていて偉そうな事はいえないんだろうけど、もっと日本の音楽界は危機感を持つべきだと思うし、リスナーを馬鹿にしてきたこれまでを反省するべきじゃないのだろうか。