ファジアーノの広報が今すべきこと | ファジアーノスタッフのブログ

ファジアーノの広報が今すべきこと

法人営業兼広報担当の森井です。
 
勝手ながら自己紹介をさせていただきますと、
J2昇格2年目の2010年から
ファジアーノ岡山の法人営業として勤め、
もうすぐ丸7年が経とうとしております。
2016年は私が7年間経験してきた中でも
最も濃い経験をすることができた一年でした。
 
チームの活躍やプレーオフへの進出、あと一歩で
届かなかったJ1昇格など、様々なことがあった年ですが、
私の心に最も深い経験として刻まれていることは、
クラブ史上初の平均来場者数1万名の達成です。
 
 
心から思うのは、クラブスタッフがどれだけ
「お願いします、来てください」と言ったところで、
ファン・サポーターの方々が、ご自身の知人の方々に
「頼む!一回一緒に行こうよ!」と言ってくださらなかったら
到底成し得なかった数字だったということです。
 
クラブをつくるのはクラブスタッフではなく、
クラブを取り巻くすべての皆さんである、ということを
正に目の当たりにした瞬間でした。
 
「必死になって友人を誘ったのに当日雨に降られて文句を言われた」
「ここなら勝てると思っていた試合に初観戦の同僚を誘ったが、負けてしまった」
 
日頃お誘いくださっても、その試合自体が初観戦の方にとって
100点満点になることはなかなかないものと思います。
それでも再度声をかけ続けてくださる
その何にも代えられない行動によって、
このクラブが成り立っているものと思っています。
 
 
ではこれから私たちが、
特にこの広報が今しなければならないことは何なのか?
 
 
いろいろある中であえて一つを取り上げるとすれば、
「まだ観戦にお越しくださったことのない方に、
関心を持っていただける情報を届けること」
だと考えています。
 
もちろんそんなに簡単ではないことだと考えていますが、
目指したいのは誘ってくださる方が声をかけた方に、
「ファジアーノ?2部リーグのサッカーでしょ?興味ないよ」
と言われる状態から、
「あ、ファジアーノ?ちょっと行ってみたいと思ってたんだよね」
にすることだと思っています。
 
 
引き続きファン・サポーターの皆さんにクラブを深く知って
いただけるよう、より洗練した情報をお届けする意識を持ち、
更に、まだ現時点で関心を持っていただけていない方が
どんな情報をどうお伝えしたら少しでも振り向いてくれるのか、
それを探し、試行錯誤してまいります。
街にファジアーノ岡山の話題があふれる未来を想像し、
観戦への心のハードルを少しでも下げられるよう広報メンバー連携し、
一つ一つ形にすることに全力を尽くします。