ヘバーデン結節が治る・・・その2 | 名古屋市緑区の「美と健康のプロデューサー」 水野です!

名古屋市緑区の「美と健康のプロデューサー」 水野です!

身体の不調があると、頭蓋骨・顔面骨は必ずねじれてきます。東海地方では他にない次世代整体の「脳蓋整体」。身体の不調を訴える部位には直接施術をせず、頭蓋骨・顔面骨を優しく整えて、脳からの神経ネットワークを利用して全身の不調を根本から改善します。

こんにちは。
健康と美のプロデューサー」の水野です。

昨日は、台風と前線の影響で、豪雨となり
名古屋では一時100万人に避難勧告、避難指示が
出されましたが、台風も足早に過ぎ去って、
解除されました。

今は、雨も小降りになって、
風もだいぶ収まりましたが、
町はとても静か・・・です。

これから、進路に当たる地域の方は、
十分にお気をつけ下さい。


で、先回お話したSさんの指の変形。

第一関節に症状が出るのは「ヘバーデン結節」といって、
「変形性関節症」の一種で、
指の第二関節から下の関節に出る「関節リウマチ」とは、
分けています。


「健康」と「美」のプロデューサー




で、色々調べてみますと、
原因は・・・・、はっきりしていない叫び
し、治す方法も確立していない・・・、みたいです。
対症療法が中心のようです。


中年以上の女性に多く発症し、
長年の労働の積み重ねによる指への負担とか、
遺伝だとか、言われています。

ただ、女性に多く発症というところからも、
興味ある学説があります。



リウマチも含めて、関節に炎症を及ぼしている原因として、
バルボウイルスの感染が主な原因といわれていますが、
根本的には、
ストレス」が主たる原因である・・・という説。

つまり・・・、

自律神経が正常に働いている時の白血球・・・、
顆粒球(細菌など大きな異物をやっつける)と
リンパ球(ウイルスなど小さい異物をやっつける)との比率が、
60:35くらいのバランスで保たれていれば、
免疫力も高く、ウイルスに感染してもカゼ程度の発症で終わり、
理想的な状態といわれています。


ところが、心身に過剰なストレスが加わると、
自律神経のバランスが崩れ、
白血球のバランスも崩れることになります。

つまり、
ストレスは、主として交感神経の緊張を促すので、
血液中では、顆粒球が増加します。


この関係は、
生物の活動時は、
エサ取りと呼吸が主体で、
非活動時は、
休息とエサの飲み込み、消化、排泄の時間です。

人間も同じで、
日中は、元気を出してエサ取りに行く(仕事など活動)時、
外部環境が変わり、
ケガなどをして細菌が侵入する恐れがあるので、
それに備えて、細菌を食べる顆粒球が増えて防衛に当たり、

エサを食べてのんびりしている時(夜など休息時)は、
取り残した、より小さい粒子の異物を処理するため、
また腸から入ってくるかもしれない抗原物質に備えるために、
リンパ球が増えることになるんです。

なので、
昼間、交感神経が優位な時は、顆粒球が優位で、
夜間、副交感神経が優位な時は、リンパ球が優位な状態になります。


こうやって見ていくと、
この「ストレス」による、
交感神経優位、顆粒球増加
という流れが出来上がりますが、


悪いことに、「顆粒球」は、
周囲に細菌がいるときは、化膿性の炎症を作るんですが、
無菌の関節内では、活性酸素を放出して、
周囲の細胞、組織を破壊してしまいます。
いわゆる「自爆テロ」みたいなもんです。

で、その事後処理に、NKT細胞というリンパ球の仲間が来て、
異常自己細胞を専門に処理します。

その処理する時にも、
関節内に炎症を生じ、発熱、腫れ、痛みなどを発症し、
結果として、
関節内の異常が生じてしまうわけです。
これが、指などの関節の炎症などの根本原因ということに。


ただ、なぜ、第一関節なのかはまだはっきりとは、わかっていません。

で、女性に発症率が高いのも、
免疫状態に男女差があるためで、
女性は、リンパ球の比率が男性よりも平均して高いので、
免疫力が高い反面、ストレスに罹りやすいという弱点もあります。
過剰なストレスを受けると、
一転して、交感神経緊張状態に陥り、顆粒球の炎症が起きてしまうことに
なる・・・と。


なので、「脳蓋整体」で、
身体や免疫状態のバランスを正常にすると、
関節内の炎症も収まり、
関節が元の状態に戻り、
血液中の白血球のバランスも整って、
改善されていく・・・と、いう訳です。

身体内外のバランスを整えていく、という
本当に奥が深い「脳蓋整体」です。

・・・・・・・・・・一部、新潟大学医学部免疫学教授安保徹氏より