腕時計のハイブリッドといえば・・・
先日、セイコーエプソンさんの塩尻工場の見学をさせて頂く機会がありました。
弊社、社長が内閣総理大臣賞を受賞した時に出逢った
セイコーエプソン株式会社 ウオッチ事業部
マイクロアーティスト工房の中澤義房さんと弊社社長が知り合い
ものづくりスピリッツで意気投合して実現しました!
中澤義房さんは1981年技能五輪国際大会(時計修理部門)において世界1位の金メダリストであり現代の名工でもあります。
昨年には、ものづくり日本大賞の内閣総理大臣賞も受賞されている超一流の組立調整師です
みなさんはムーブメントの、スプリングドライブ 方式をご存知ですか?
お恥ずかしながら・・・自分は機械式とクオーツ式しか知りませんでした。
セイコーエプソンさんの時計の心臓部ともいえるムーブメントの『スプリングドライブ』は
機械式とクオーツ式の良いトコ取りのハイブリットだと印象を持ちました。
機械式のぜんまいの力で起こした電気でクオーツを動かし、
ぜんまいの力で針は動きながら精度はクオーツ式並みの腕時計が出来上がります。
電池も蓄電池も要らないんですよ!凄くないですか?
そんな複雑な仕組みに、プラス ソヌリ機構(時間を自動的に音で知らせる機構)までも
組み込んだのが↓こちら↓の腕時計です。価格は・・・なんと!1575万円!!
機械式複雑腕時計の「クレドール ノード スプリングドライブ ソヌリ」
部品の数は600点を超えます!それを組み立てる技術を持っているのが中澤義房さんです。
金額に注目が集まるかもしれませんが、その込められた想いや心意気の方により一層の感嘆と拍手を送りたくなる製品です。
工場見学と講演を終えて抱いた感想は・・・
中澤さんの技術が素晴らしいはもちろんのことですが、
個人の技術だけではなく、ものづくりに対する誇りや使命感、技術の継承など
心に感じるところが沢山ある機会でした。
そちらの話は、またの機会に続きを書きます。
(takano)
ブログランキング登録してます。
応援クリックお願いします。励みになります。
http://blog.with2.net/link.php?804693