がんばるミソジの上海転職日記 -15ページ目

3日目 ~その3 上海の物価

オフィスを出ると今日も暑い・・。

オバサンはすぐ疲れます。

なのでクーラーのきいた喫茶店ですぐお茶が飲みたくなるんですよねぇ(笑)

てなわけで大型百貨店へ・・

バーバリーやらカルティエやら日本と変わらぬブランドショップがひしめき合う1階・・

しかし疲れたオバサンはそんなものにはまったく興味がなく

案内図を見て最上階の喫茶店を目指します。

ちょっと確認しておきたいこともありましたので・・・。

しっかし・・

10時にマンションをでてタクシーで来て、1時間ほど面接して、一体どこが疲れるんでしょうか?

・・・わかりません。

さて、ドアを開けると

見てくださいこのコジャれた喫茶店を・・・。

外を眺めると・・・

水玉模様でわかりにくいですが除家匯の超現代的都会っぷりが一望できます。

このあたりは本当に大型ショップが並んでて便利そうな場所です。

こちらのコーヒーは25元(約340円)。

上海で一般的な金額です。

30分ほどして店をでると早速確認に・・・

確認したいものとは何かと申しますとこちらの電化製品の値段です。

日本の大半の電化製品がこちらで使用できないため、

値段と品揃えを確認しておきたかったのです。

店をでると電気製品売り場。

・・・何でもあります。

何も持ってこなくてもマネーさえあれば全部揃います。

愛用の電動歯ブラシもありました。

ただ、やはり日本製品、ちょっと割高です。

日本の化粧品とかも高いんですよね。

地下鉄の中の広告でD○Cのスターターキットが約1万円でした。

なんか高くないです?日本では安いイメージがあるんですが・・。

先ほど日本ではいくらなのか確認しようとしましたが

ホームページも大盛況らしく込み合っていてアクセス制限。

すごい売れてるんですね~。

今の若いコは三輪明広がCMしていた時代のことを知っているのでしょうか(笑

「ぜ~ろいちにぃぜろさんさんさんのきゅうれいろく~」

・・・いまだに忘れられないこの電話番号・・・。(笑)


もう一度1階に降り、わかりやすいブランド物で物価を確認してみると・・・

日本で65万円のロレックスの婦人時計・・・

こちらでは75万円程度でした。


一般的な中国人のホワイトカラー層の平均給与が2000~4000元(27000円~54000円)

程度だと聞きましたので、これを持ってる人は相当なお金持ちですよね・・。


・・・・

・・・・むむっ?

むむむむむむうぅ?

てことは今隣で時計を熱心に選んでいるこのオジサマと息子・・・

オジサマの腕にはすでに金無垢ロレックスがはめ込んであります。


・・・・多分こちらのホリエモンです。(笑)


仲良くなっておいて息子の成長を待つという手もありましたが、

ちょっと時間が迫ってまいりましたので駅に向かうことに・・・。

アアア、時間さえあれば・・


3日目 ~その4 大変身・・の前に へ続く・・


3日目 ~その2 面接3社目

さて、今日はハードですよ。

午前の部は面接3社目です。

地下鉄と明珠線(高架線←JRみたいなもん)が交差する

除家匯(シュージアホイ)近くの会社です。


今日はマンションから直接タクシーで向かいます。

今日は運良くマンション前で降りてくれたお客さんがいたため

スムーズにタクシーを使えました。

・・・今日はツイてます(笑)


会社の入っているビルはこれまた超高層&高級ビルディング。

この会社の担当者は名前から見て中国人です。

しかしメールでのやり取りは本当にすばらしく、日本人以上に敬語がすばらしい。

この方とは一番多くやり取りしたのでお会いするのが楽しみでした。


30分も早く到着したため、トイレでちょっと身なりを整え、

オフィスの場所を確認してから、電話しても繋がらないシンセンの友達に電話することに・・

マンションからかけても繋がらない、空港からかけても繋がらない。

公衆電話のいろんなタイプを見かけるたび、試しましたがどうしても繋がりません。

今日もビルの1Fに新しいコインタイプのものとカードタイプを発見したので電話してみました。

しかしこれも2台ともダメ。

携帯に電話すると、

「これは外地の携帯電話です。0(ゼロ)を加えて発信してください」

というのでゼロを前につけるのですが繋がらない・・。

ホント複雑です。日本はカードも一種類だし単純ですが、

中国ではカードも色々種類があるみたいです。


仕方がないのであきらめ、15分前になったのでもう一度オフィスに向かいます。

現れたのは・・カワイイ!!

超カワイイクリクリっとしたお目目の沖縄系美女です。


「こんにちは~はじめまして」


この会社は全員ラフな格好で、彼女もジーンズ姿でソバージュ頭。

おしゃれな方です。


それにひきかえ私の職場はババくさい制服。

スカート丈からマニキュアの色までオバサンに注意されちゃいます(笑)


さっそく小部屋で面接。

こちらも試験ナシで、面接のみでした。

おそらく20代、日本語ペラペラ・・?いや?ネイティブでしょ。?

中国語なまりも一切ナシ。服装、化粧、髪型等どうみても日本人です。

おそらく日本で生まれ育った方ではないかと思うのですがそのあたりは聞けませんでした。


こちらは1時間ほどで面接終了。

2月ごろ渡航とあらかじめ言っていたのですが

やはりこちらでも早ければ早いほどよいとの回答で、

年末年始、2月の春節は不利だと同じことを言われました。


はああ・・・

早くもう一度この地に来たい。

10月末退社、11月渡航で行こう!

やる気満々状態です・・・。


3日目 ~その2 上海の物価へつづく

ミソジの恋愛診断

旅行後もハードスケジュールでした。

土曜日に帰国し、仕事の後は一日も休める日がなく用事が詰まっていて

昨日までびっちりでした。

ようやく今日はすぐ帰れたものの風邪気味です。



しかしなぜか家にあったプリングルス・・

開けたら最後でした・・・(笑)

・・・やっぱ食べすぎですね。



今日偶然みつけた恋愛診断。

ちょっと面白いのでアップしてみます。

貴方の恋愛傾向は???


リーの恋愛タイプ測定テスト


ちなみに私は

ルダス23、プラグマ23、ストーゲイ23、アガペ23、エロスが25、マニア20。


ほぼバランスよく分布してましたが

ちょっと面食い・・・。(笑)

でも恋愛で悩んでご飯が食べられないということは絶対に

ありえないタイプのようです(笑)


皆さんの結果を是非教えてくださいね。



貧保耐三様より教えていただいた占いもアップしておきます


恋愛成績表


次へ・・

3日目 ~その1 銀耳日本風味

濃厚な2日間・・。

しかしまだ始まったばかりのこの転職ツアー・・。

たった一人で旅立ちましたが、これがまた、寂しいどころか

一人でもものすごく楽しい・・。

一人が楽しくなりはじめたらもういよいよヤバいな~・・・・。

・・・

・・・・

・・・余計なことを考えるのはやめます。


毎晩飲んだくれて食い倒れているわりには、朝すっきりと早めに目が覚め、

二日酔いもなく、お肌まで調子がいいんですよね。


さて今日の朝ごはんは・・


 


お決まりのおにぎりと朝の牛乳に加え、この

「NEW日本風味デザート 銀耳水果羹」

とやらを頂きます。 銀耳?一体なんでしょうか・・そして日本風味とは・・・(笑)

パッケージをよく見ると


摩西摩西・・MoxiMoxi と書いてあります。

読み方は「モシモシ」・・・


モシモシブランドの日本風味・・・。可愛すぎです。


お味は・・・とろみのあるシロップはみつ豆のような懐かしい味・・。

「羹」の文字からゼリー状かと思ってましたがみつ豆とおなじような液状のデザートでした。

この銀耳といわれる物体(白いヒラヒラしたもの)は

手持ちの辞書で調べると「シロキクラゲ」だそうです。

おいしいともまずいともいえない微妙なお味でした(笑)


銀耳をほおばりつつ

テレビを見ているとまたしても気になる番組が・・・。



加強型・・・。前回よりも一層パワーアップでもしたのでしょうか?

ロング編のCMで毎朝よくやってました。

これは何かと申しますと右側が背もたれになっている椅子で、

人が上に乗って手を上げ、右上のバーをもってラクラク

お腹が鍛えられる最強の椅子なんです。


ちょっと前ブームになったお腹にまいてブルブルするマッスィーンと

同類の怪しいトレーニングマシーンですね。


綺麗な白人のお姉さんが過激な衣裳で登場。


「私は毎日これをやってます」


そしておもむろにこの椅子に座り、バーを握り締め

腰を上下させながらパッタンパッタンやってます(笑)

10歳ぐらいの少女も登場。


「きれいなおねえちゃん大好きっ!」


そしてその少女もパッタンパッタン。

ムキムキ兄さんも登場。


「もうこれがなきゃだめだね」


膨らんでいたお腹がグゥゥゥウンと引っ込んで

六つに割れる様子がどう見ても合成で(ホントかもしれん)早送り再現されます。


・・・中国に行ったら絶対買います・・(笑)


この日は11時に面接だったため朝とてもゆっくりできました。

朝食をとってシャワーを浴び、


「フィぃぃーーー。きんモチィィィ。」


と素っ裸で頭をふいていると


「ガチャッガチャガチャッ!!」


誰か私の部屋の鍵を開けようとしています。


ヒイィィィ・・


「だっだれっ!?」


強盗だったらどーしよう・・

おそわれたらどーしよう・・・

それがもしかしてモコミチ みたいだったらどーしよぉぉぉぉ・・


・・・すみません。


慌ててバスタオルを体に巻き、そっと隙間からのぞくと

ベッドメイキングのお姉さんでした。(笑)


「ちょっと待って~あと10分・・。」


そういって慌てて着替え、鍵を開けます。

すると、あと10分待ってといったにもかかわらず


「早上好~」


といいながらその小姐はズカズカと部屋にはいってきて


「掃除してもいいですか?」


「・・・は、はい・・。」


仕方なく小姐が掃除機をかける横で髪を乾かすミソジー。


朝は早めに出かけましょう。



ブログ ミソジの恋愛診断へ・・

2日目 ~その8 暴飲暴食

しつこいバイクタクシー兄ちゃんからようやく逃れ、

もう2日目の今日はタクシーの道案内も手馴れたもの。


マンションに戻り、荷物を下ろすと早速店に向かいます。

昨日いったあの店の老板(店長)と、今日も来ると約束していました。

店に入ると老板の弟さんが居ます。(彼は昼間は警察官・・なんて心強い(笑))

「又来了~」(また来たよ)

「歓迎光臨~請坐請坐」(いらっしゃーい。座って座って)


今日は何を頼もうっかなー・・。またまたウキウキミソジーナ。

おいしいものを食べるときって本当にし・あ・わ・せ・・。

そういうアメーバ級の欲求だけでなく

もうひとつ上の段階の幸せを早くつかんでほしもんです(笑)


しばらくすると老板がやってきて


「いらっしゃい。今日はね、私がおいしいものを適当に選んであげるからね」

「ほんと?」

「辛いもの大丈夫だよね」

「大好きですよぉぉぉ!」

「わかった、ちょっと待ってて」


するとまたしても青島ビール大瓶が運ばれてきました(笑)

老板が注いでくれます。


「カンーパーーーーーイ」


またまた楽しい上海の夜は更けていきます・・・(笑)


こっちへ着てからは車を運転してかえる必要がないため、

遠慮なくおいしいお酒がいただけます。

ミソジーナは普段まったくお酒を飲みませんが、

こうやって外で食事するときはほんとうにおいしくいただけるんですよねえ。


おつまみの落花生をつまんでいると、

モリモリ積まれた野菜のお皿がとなんだか茶色の塊の入ったお皿が運ばれてきました。


 


茶色の塊は鴨(アヒルですね)のやわらか煮、やわらかくて、脂っこくなくあっさりしてておいしい!

野菜は「老虎菜(ラオフーツァイ)」と呼ばれるもので

細くきった胡瓜、ニンジン、ピーマンの上にナッツと香菜がかけてあり

ピリカラのタレとごま油がかけてあります。


この老虎菜、ほんとにウマーーーーーぃ。

まさにビールの朋友です。

両方、平らげましたよ。・・・・・小食ですけどっ(笑)


その後、ちょっとお魚が食べたいなあとおもってリクエストすると

こちらの白身魚。右のタレは黒酢ベースのタレでさっぱりしています。

鯵よりもさっぱりしていて、タラのような歯ざわりでした。


この日は店が改装を控えていて、老板もバタバタ忙しそう。

業者との打ち合わせもあり、2階には予約客が60人も押し寄せていました。

それでも合間を縫って老板は私の席にすわってくれて面白い話をしてくれます。

人生初めて出会うスペイン人のお客さんとも話をすることができ、

とってもインターナショナルなひととき・・・。


すでにビールは3本。

乾杯は何回やったかわかりません・・。


・・・飲みすぎです。(店長と半分半分だからね、1本ちょいぐらいしか飲んでないけど)

こんなふうに毎日仕事帰りに一杯やりだしたらもう終わりです。

だれか助けてください・・。(笑)


バタバタが少し落ち着いて、老板と、老板の弟さんが隣のテーブルに座り、

しばらく改装について打ち合わせをしているのを観察していると、

老板、私と話したことで混乱したのか、上海語の合間に


「○△※★~、うんうん、だよねー。だからいったんだよー。」

「だーかーらーぁ~ ■○×△~、★★%#~」


弟さんがキョトンとしています(笑)

本人はまったく気づいていません。

アアア、早く私もこういう境地にたどり着きたいなあ・・・。

そんなことを思いながらボーっとしていると


「ねえ、ミソジーちゃん、弟、結婚してるけどあなたのこと好みだってさ~。

 さっきからいいなーっていってるの。でも不倫はだめだからさ~ダメっていったの」


おい、打ち合わせをしてるんじゃねーのか?(笑)


本当におもしろい人である。家族も含め。


今日はお店も忙しそうだし、さすがに疲れてきたミソジーナは

シンデレラタイムを待たずに早めに休むことにしました。

今夜のお食事は45元(約610円)。

日本なら一品分ぐらいでしょう。

ビールは全部サービスしてくれました。

なんていい人なのかしら・・・。


「帰る前に必ず一度きて。何かあったらここに連絡して。」


そういって、携帯の番号を教えてくれ、表道路まで見送ってくれました。

その後翌朝の食事とアイスクリームを買ってまたまたほろ酔い加減で気持ちよく帰宅。

小食なミソジーナは、辛いものを食べたので冷たいアイスが食べたくなり、

こちらも完食。


8センチ四方の箱の中には、おいしそうなバニラアイスがミッチリと詰まっていて

食べ応えがあります。

一体今日、何カロリー摂ったんでしょーか・・・?(笑)


昼間動いたから・・・テヘッ・・。

考えるのも恐ろしいので寝ることに・・。


今日も一日ホントに濃かったなー・・。


3日目につづく・・・

お抱え占い師

みなさん、おはようございます。

さわやかな月曜日の朝、いかがお過ごしでしょうか。

10月ですねー。もう秋です。

ミソジーはとっても眠いです。

仕事をやる気もない上、眠たいのです。

窓口に速水もこみち でも来ない限り目が覚めそうにありません。


実は今日、職場に退職の旨を伝えるかどうかで

激しく悩んでいました。

当初立てた計画は2月の春節明けから働く、もしくは渡航する。

だったのですが、できるだけ早くしたかったため

10月末に辞めて11月渡航。というのも最速でアリかなと思ってました。

できたらボーナスほしいなとは思いましたが、

ミソジともなるとちょっとばかりのお金より時間とチャンスのほうが重要です。

逃したらもう後がないですから・・・。(笑)


この上海への旅でもう行きたい気持ちはMAX。

最速コースで行ってやろうという気満々です。

しかしここは行き先不安なミソジ、勢いで飛び出せる20代とは違います。

ちょっと渡航時期等についておかかえ?(笑)占い師に聞いてみることに・・。


一般的ミソジ独身は風水やタロットにはまるらしいのですが

つまりは、運命を他人のせいにしようという傾向があるのでいつまでたっても

決まらない、決まらないのを運命のせいにする・・というスパイラルが・・

・・・まあ、いいです。

だって私が悪いんじゃないもん、運命だもん・・・。(笑)


占ってもらった結果・・・。

運勢的にはどっちもどっち、そこそこ両方転職にはいいらしいのですが、

中国の運気がものすごく悪いらしい。

今年中に天災か病気、紛争(日本以外の隣国との)がおこる確立がかなり高いとか。

悪い星がすごく年末に集中して集まっているといわれました。

今年中は絶対行っちゃダメ・・。と言われてしまいました。

そんなこといわれると・・。考えますよね~。

確かに一ヶ月後渡航というのはちょっとバタバタしすぎかなとも

思ってましたけど・・。

2月か・・まる4ヶ月後ですね。

長いな~・・・。


でも本当に今年末までに中国に何かあったらどーしよう・・。

何かあったらこの占い師さんに一生ついていきます(笑)


今日、退職を伝えようと意気込んでいただけに

なんだか意気消沈・・・。

これでほんとにいいのかなあ・・。


12月末に辞めて1月渡航となると

中国で1月~2月は休み続きで会社が動かないので

1~2月の間,ムダにすごさなければなりません。


1月いっぱいまで働いて2月渡航・・。

寒いなー・・・。


今、季節的には一番いいんだけどなあ・・。




2日目 ~その8 暴飲暴食 へつづく・・・




2日目 ~その7 第3次打的合戦

さて、またあのストレスフルな打的(タクシー拾い)が始まります。

スーパーの袋をぶら下げてタクシーを待ちます。

しかし今日もまた空車が来ない・・・。

30分ぐらいすぎたころでしょうかバイクタクシーのお兄ちゃんが声をかけてきました。

「おねーちゃん、タクシー待ってるの?韓国人?」

「日本人だけど?」

「オレが乗せてってやるよ。どこまで行きたいの?」

「虹橋ですけど・・・」

「ああ、ちょっと遠いね・・。 今日はすごく渋滞してるしさ、タクシーはなかなかつかまらないよ。

でも大丈夫、オレのバイクなら大サービス!たったの50元にしちゃう!」

「は?高すぎ」

「なんで高いの?ぜんぜん高くないよ。渋滞しててもバイクなら早いよ。

 こーんなふうにすり抜けちゃう」

「いらない。」

「なんでいらないとか言うの~。さ、早く乗って」

「あのね、こんなに荷物多いの。載せられないでしょ」

「大丈夫大丈夫、後ろにこんないい入れ物あるんだぜ」

そういって兄ちゃんは後ろに取り付けたボックスを指差します。

「無理無理、入らない」

「なんで~入るよ~」

兄ちゃんはボックスを開けます。

すると中にはカッパやらなにやらごちゃごちゃ入っていてすでに満杯(笑)

「何よ~もうすでに一杯入ってるじゃないの!無理」

「大丈夫大丈夫」

そういって兄ちゃんは私のスーパー袋を取り、無理やりギュウウウっと詰め込みます。

すると不思議なことに入っちゃいました(笑)

あまりに長くタクシーを待っていて、ちょっと疲れていた私は、

もういいかなあと少しだけ思いましたが、値段交渉が先だと思い

「で、いくら?」

「だから~50元、安いでしょ」

「高い。高すぎ」

「じゃ45元!大サービス!!」

「は?もういい、荷物返して」

「40元!!」

「高い!」

「高くない!」

「荷物返して!!」

そういってミソジーナはボックスから無理やり袋を取り出します。

「なんで~小妹妹~(シャオメイメーイ)」 ←(お嬢さん的な意味)

「うるさい、もういらない。アンタのバイクは高いうえに危険すぎ。タクシーに乗る!」

「なんで危険よ~ぜんぜん危険じゃないよ。タクシーなんか待ってもつかまらないよ~」

「不行!(ダメ!)」

「小妹妹~」

周りには人だかりが出来ています。

バイクタクシー仲間も集まってきてニヤニヤしながら様子を伺っています。

「たったの40元だぜ!タクシーならもっともっと高いんだぜ!」

「不行!!!」

「オレはぜったい騙したりしないからさ~」

「あんた!すでに私のこと騙してるでしょ!」

「え?騙してないよ~オレ、とってもいい人だよ~」

「昨日ココからタクシーで帰ったら20元だったわよっ!

知ってるんだから!アンタ私を騙してるでしょ!なんで騙すの!」


「・・・・・・・・」

・・・・勝った・・(笑)

ちょっぴりストレスのたまっていたミソジーナ。

大声をだしてちょっとスッキリ・・ウホッ

それでもしつこく食い下がってきます。

「じゃあ35元でいいからさ~」

「不行!!不要!!」

「小妹妹~」

「不行!」

兄ちゃんはバイクを置いて私を追いかけ、腕をつかみます。

「触らないで!救救我~!」

「小妹妹~」

中山公園駅前に二人の声がこだましては

走り去る自動車の音にかき消されていきます。


そこへ運良く客を降ろすタクシーが停まりました。

ものすごい勢いで乗り込みます。


「虹橋まで」


「小妹妹~」


兄ちゃんはタクシーの窓ガラスをたたきます。


「早く早く!早く行ってください!」


ドンドンドン!ガチャッ!


あろうことか兄ちゃん、扉まであけました(笑)

また力ずくでドアを閉めます。


「早く早く!」


ようやく信号が青に変わり、車が出ます。


「シャオメイメーーーーーーーイ・・・」


声が小さくなります。


ほっとしたのもつかの間、兄ちゃんはバイクにまたがり、

バイクに乗って追いかけてきます(笑)

ヒャアア・・・すごい執着心(笑)

しかし途中であきらめ、違う方向に曲がっていきました(笑)


ものすごい交渉力、あきらめない根性。

中国の方はやっぱりすごいです。

日本の男性にも見習ってほしい(笑)

そう、昔付き合ってたアンタよ!

もっとしつこく追いかけてくれればこーやって中国に職探しにくることも

なかったのよ!!!(笑)


ホントにイヤなら今回のように逃げ切りますが、

ほんとは追いかけてきてほしいコトだってあるんですから・・・。(’3’)←遠い目



ブログ おかかえ占い師へ・・

2日目 ~その6 上海の珍味

面接を終えるともう午後6時、こちらへ来てから、

蒸し暑い上に慣れない場所、言葉、それに日本ではほとんど

歩く機会がないのに相当歩きまくり、ミソジの体は相当疲れていました。

絶対痩せたはず・・・・帰国してから体重はかるのが楽しみだわっ!

栄養補給は絶対忘れていないということをすっかり忘れている楽天的なミソジーナ・・・・。

アンタ昼間どれだけ食べてるねん・・。(笑)


また地下鉄でホームグラウンド、中山公園駅へ帰ります。

相当疲れているはずなのになんだかウキウキミソジーナ・・。

ちょっとショッピングでもしようと、駅近くのデパートへ入ってみました。

海外を訪れていつも楽しみなのがデパ地下やスーパーの食品売り場。

珍しいけど地元の人たちにとっては当たり前の食材が並び、

見ているだけでも本当に楽しめます。


 


まず目に入ったのがこのお品。

とってもビミョーなこのお品は「ナマコ」です。

乾燥してもこの形は維持されてるんですね(笑)

それにナマコもツルンとしたのやブツブツのやら色々種類がありました。知らなかったですねー

500gで330元(約4500円)。結構お高いのね・・。

しかし500gも乾燥ナマコをかってどうすればいいのでしょうか?


お次は

 


左はタツノオトシゴ、右はそう、フカヒレです。

フカヒレはやっぱりお高い。約2万円近くしてます。

写真ではわかりにくいですが綺麗な扇形になってます。


  ←こちらは魚の骨みたいです。おつまみですかね?(笑)


 ←これは一体なんでしょうか?網目です。キノコかな?


 ←上の段はなんでしょう?多分タケノコだと思います。


   


 ↑お肉売り場。そびえ立っています。(笑)   ↑何?これは?中国の方、教えてください~

 

いろんなものを撮りまくるミソジーを店員のオバサンたちがおかしそうに見ています。

「そんなに面白い?これはタケノコ。これは△※★、おいしいよ、それから・・・」

色々説明してくださるのですがよくわかりません(笑)でも皆さん優しいです・・涙




1時間ぐらいぶらぶらしたでしょうか。

ここですこし珍しいおつまみなんかを買ってまた恐怖の打的(タクシー拾い)へ

いざ出陣です。


2日目 ~その7 第3次タクシー合戦へつづく・・・




2日目 ~その5 面接2社目

高級ホテルでセレブなティータイムを楽しんだ後、

それでもまだ1時間ほど余裕がある上、昼食をとっていなかったので

何か食べるものはないかと聞いてみましたが

セレブなデザート類しかないとのことで、

普段から小食と豪語するミソジーナは別の店を探すことに・・。

ええ、小食ですよ。私。

しかし高層ビル群の立ち並ぶこの付近にはよさそうな店がありません。

するとまた隣のホテルのテナントに日系のコーヒーショップがありました。

ここはどうやら軽食もあるようです。

こちらでまたしてもティータイム・・。(笑)

ピザ28元(約380円)と、店員の薦めで陰干しコーヒー45元(約600円)を注文します。

・・・コーヒー。結構高いです(笑)

中国のコンビニに行くと、日本であれだけ充実しているコーヒーが

ほとんどないんですよ。

2,3本、甘いコーヒー(それも日本製の)しかおいてなくて

ブラック派のミソジーナにはちょっと辛いです。

で、ここで面白かったのがファミレスなんかにある「ピンポン」←なんていうのかわからん

bell

ご覧下さい。

要求別に分かれたこの機能的な「ピンポン」を・・・。

これは是非日本でも導入すべきですよね~。


さて、いよいよ面接。

この会社、本拠地は別地域にある大きな会社ですが、上海には進出したばかりでした。

オフィスは立派で、大きなビルの1Fにあり、わかりやすいです。

ミソジーナは転職先を上海に限っておらずほかの地域にも目を向けていたので

他地域の情報を得るためにもこちらに登録を希望しました。


受付にはなぜか誰もおらず、しばらく待っていると小姐が案内してくれました。

小部屋に通されます。

男所帯なのか、小部屋には灰皿に盛られた吸殻が・・

部屋もしばらく掃除されていないようです。(笑)

でもなんとなくリラックスできてほっとしました。


こちらはほんとにアットホーム。

支社長自らが面接に来てくださり、それも結構いい男・・デヘ(笑)


こちらは試験もなく、支社長面接のみでした。

本社のほうにも連絡をとってよい案件を探してくださるのこと。

給与面では中国南方のほうがいいらしいのですが

メーカーが多く、工場事務所勤務になるため、女性は敬遠するそうです。

そのうえまったく近くに娯楽がなく、引きこもり生活になってしまうそうな(笑)

しかしミソジーナには中国南方のほうに友人が多いため、そんなに気になりません。

香港に遊びにもいけるし・・(笑)


上海では「普通語」はもちろん通じます。

オフィス用語ももちろん「普通話」。

しかし上海人は皆さん、日常では「上海語」を使われます。

はっきりいってまったく何をおっしゃってるのかわかりません(笑)


南方にいくと「広東語」で、これはまったく別の言語といったほうがいいでしょう。

この点で南方方面には不安がありました。

しかしオフィスではもちろん、中国各地から労働者が集まっているため

日常会話は「普通話」でおこなわれ、地元の方ももちろん「普通話」ができます。


今の中国でホットな場所といえば上海かシンセンだとおもうのですが、

この二つの場所の長所と短所をあげるとすれば


       上  海   シンセン


給与     △       ○

福利厚生  △       ○

治安     ○       △

娯楽     ○       △

気候    日本と同じ   年間を通して温暖(夏はどっちも暑いし(笑))

いい男    ∞       ∞


といったかんじで、どうしても上海・・という理由はあまり見つかりません。

治安も、今の日本も特に良いとはいえませんし・・(笑)


南方のほうがかえって希望者が少ない分、有利かもしれませんね。

ただやはり、人脈、情報、チャンスからいえば上海のほうに軍配があがるかもしれません。


あなたならどちらを希望しますか?




2日目 ~その6 上海の珍味 へつづく・・・ 

2日目 ~その4 2社目への道のり

市内中央部から今度は上海東端の浦東地区へ・・

途中迷ったら困るし、とりあえず目的地周辺まで先に移動しようと地下鉄に乗り込みました。


さて、目的地「東方路駅」に到着。

出口を抜けると、これまた駅ビル?の建設中なのか迷路みたいになってます。

工事中の緑の防音ネットをかいくぐり、大量の自転車の中をすりぬけ、

ようやく駅ビルテナントの「必勝客」(ピザハット)が見えました。


大きな通りが見える場所に来たものの、ここも道路建設中。

防音板だらけでむこうが見えません。

あらかじめ中山公園駅近くで買っておいた道路地図を確認し、

方向を確認するものの、目的地のビルには渡れないことが判明。


このあたりもやはりすごいビルディングが立ち並んでいます。



しかたなく地下鉄の駅にもどり、反対出口から出ることに・・。

でてみたらまた迷路・・(笑)


dongfangluzhan  


ぐるぐるまわってようやく反対側へ出ることができました。

そしてふとビルの上をみると・・・・


daxia


ヒイイイイイッ!

ひっ!人が居ます!!

中央左上部あたりをごらんください・・。

なにしてるんでしょーかね・・危なすぎです(笑)


スパイダーマンだったらどうしよう・・・

・・・・

・・・・・

・・・とかしょーもないコトを考えつつ目的のビルへ到着。

ここまでかなり迷って迷ってやっと到着です。


とにかく暑い。

暑すぎ。上海・・。

まだ時間には2時間ほどあるため、とりあえず涼をとるべく近所の高級ホテルへ潜入してみました。

そしてトイレをお借りすることに・・・。



ワーおぅ・・・・超高級なおトイレであります・・。

手洗いの横にはこれまた液晶テレビ。

粋なお花まで飾られていて、人が20人ぐらい住めそうなお手洗い・・。

スカートをはいていたら中が全部映ってしまいそうな真っ黒の御影石が敷き詰められています。


・・・その昔、万里の長城を訪れたときにふもとにあったあの

スカーフみたいな布しかかけられていなかったセクシーなおトイレとは

まったくもって大違いです。(笑)広さだけは同じぐらいですけど・・。


そしてホテル内の喫茶店でしばらく休憩をとることに。

面接まではまだ2時間もあります。

立ち並ぶ現代的なビル群を眺めながらの優雅なひととき・・・。

嗚呼、なんてセレブなのかしら・・・・


しかーーーっし!

さすが高級ホテル。お茶のお値段も高級でございます。


ハーゲンダッツのアイスとコーヒー・・・さて 多少銭??

昨夜満腹でお持ち帰りまでしたあの夕食は85元(約1150円)

このティータイムセットは・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・


ななんと120元(約1620円)!!!


全聚徳の北京ダックが丸一匹いただけるお値段です。


はぁん・・。

これ、日本だったとしても高すぎじゃないですか??


2日目 ~その5 面接2社目 へつづく・・