がんばるミソジの上海転職日記 -14ページ目

4日目 ~その3 嵐

すばらしい芸術を堪能し、ちょっと疲れたミソジーナは、

またしてもティータイム(笑)

1階の吹き抜けのカフェでモカチーノをオシャレにいただきます。


右隣の席には多分イタリア人のセレブマダムがブランド品の袋を

たくさん抱えてティータイム。

左隣には上海のアツアツカップル。

真ん中には疲れたミソジ・・・・・。


疲れを癒すと、今度は食品売り場へ・・・。

職場用のお土産を探します。

一度食べてみたかった亀ゼリーもゲット。


が、しかし・・

どうも体の調子がおかしい。


これは日本にいたときからなんですが

時々胃がキューっと痛くなっていました。

正確には胃の下、オヘソの上辺りです。

確かに、こちらへきてから徐々にその痛みはひどくなっており、

痛くなる間隔も段々短くなってきていました。

そのうえ、今日は背筋がゾクゾクして腰に力が入りません。


なんだか気分が悪くなり、しばらく大好物の

ハニーピーナッツ売り場でうずくまっていました。


やばいなあ・・・。

今日はこのへんにして、ちょっと休もう・・。

レジを済ませ、外へ出ると雨が降ってきていました。

タクシーを拾い、マンションへ向かっていると

ものすごい勢いで雨が降ってきて、あたりは急に真っ暗・・・。

そして


ドカーーーーーーンッ!!


日本では聞いたことのないような大きな音の雷・・・。

大陸はレベルが違います・・。

あっという間にあたりは水浸しになっていきます。


胃の痛みに耐えながら、転がり込むように自分の部屋へ・・・。

い・・・痛い・・・・。


過去に患った盲腸の時の痛さとほとんど同じです。

あの時もたしか胃の下辺りがすごく痛かった・・・。

おっかしいなあ・・・。盲腸もう取ったのにな・・・。

もう一個あったりして・・・

いや、なんかお腹に住み着いてたりして・・・

とか訳の分からないことを考えながら、

ベッドに横たわると、いつの間にか眠ってしまっていました。


目が覚めたのは夜7時ごろだったでしょうか・・。

ココへ来て、どうしてこうなるの??・・・。

ハア・・・。

健康ってホントに大切です。

私が今こうやってここに来て珍道中を繰り広げられるのも

家族が健康で、私も健康だから・・・。

私はなんて報われない、かわいそうなミソジなんだろう・・・

そんなことばかり考えて暮らしてきましたが、

今ココにいる自分、ミソジになるまでたいした病気も怪我もなく

借金取りに追われることもなく過ごしてこれた・・。

よく考えるとほんとに恵まれた人間です。


痛みもおさまり、雨の上がった上海の夜景を眺めます。


 


今日本の家から窓をのぞくと、真っ暗(笑)

これを書いていると秋の虫の声と、時折鹿のなく声が聞こえてますが・・・(笑)


『こんなとこで一人、やっていけるんだろうかなあ・・・』


今までの勢いとは裏腹に、ちょっとばかり不安がよぎります。

今日はちょっとセンチメンタルなミソジーナ・・。



しばらく休んで

昼間よりちょっと元気になってきたのでまた写真撮影(笑)


 

 


安いとは思えないですよね~。

日本のビジネスホテルだったら一泊6000円ぐらいでも

もっと狭くてオッサン臭いですよねえ。


今日はどうも食べる気になれなかったので、

シャワーを浴び、胃薬を飲んで早めに休むことにしました。


ブログ ミソジの午後へ・・














4日目 ~その2 すばらしい芸術

面接した会社から程近い外資系大型百貨店に入ったミソジーナ。


さて、まずは上の階から制覇。

おもちゃ売り場を発見したので、ちょっと見てみることに・・。

親子連れもたくさんきています。


ふと、あのマンション近くの最初に入った家庭料理の店で見た

オーナーの弟さんの4歳の息子さんのことを思い出しました。

頭はマルコメミソ(坊主頭)で、

目がクリクリしたとってもかわいい子。

私もあんな子が居てもおかしくないんだなあ・・・

そう思っておもちゃを見ていると

なんだかプレゼントしたくなり、探してみることにしました。


たまごの形をしていて中に立体パズルの入っているかわいいおもちゃを発見。

組み立てると高さ10センチほどの

リアルな象の親子が出来るプラモデルみたいなもんです。

喜んでくれるかなあ~・・・


早くお母さんにもなってみたいミソジーナ。

早く夢がかなうといいな・・・。涙


おもちゃを選んでいるとパパに肩車をされた

3歳ぐらいの男の子が泣いています。

泣き声をよくよく聞いているととってもかわいい。


「なぁ~ごぉ~。なぁぁごぉぉぉ~」


そうやっておもちゃを指さしてバタバタしています。

中国語を少しでもかじったかたはお分かりだと思いますが、


「那个nage~那个nage~(あれ~ あれ~)」


と泣いているのです。 なんてかわいらしいんでしょう!!


「おばちゃんがこうたげよか?」  と言ってしまいそうです(笑)


下の階にいくと芸術品。

中でも息を飲むほどすばらしかったのがこちら・・・


 


写真で詳しくお伝えできないのが残念ですが、

これらは絵画でも写真でもありません。


すべて刺繍なんです!!


世界の名画や中国の風景、静物画、

活き活きして今にも動き出しそうな虎・・などなど


ものすごく細い糸でほんとに丁寧に仕上げられ、

近くで見るとうっとりするような光沢。


意外と絵画好きなミソジーナ。

ものすごーーーーーくほしかったのですが

ものすごおおおおおおおおく高い(笑)

そりゃ当たり前です。


ひとつの作品を仕上げるのに一体どのくらいかかるんでしょう・・。

この刺繍絵は、死ぬまでに一枚は絶対買いたいなあと思いました。

ほかにもすばらしい切り絵、瓶の中に筆を入れて描かれたすばらしい絵など

ココにきて何時間でもつぶせそうです。


親しい友人や家族に、数点買い物をすると

ちょっと休憩したくなり1階のオシャレなカフェでまたまた休憩をとることに・・・


4日目 ~その3 嵐 へつづく・・・



4日目 ~その1 面接4社目

毎日毎日食い倒れ天国。

濃い~濃い~3日目の夜がようやく終わり、


今日は4社目の面接です。

昨夜から少しお腹の調子が悪かったのですが

海外に来ればよくあること。

気にせず朝からモリモリ食べ、今日もはつらつと出かけます。


マンションを出て、

「あ~・・また今日もタクシー拾わなきゃ・・・」

そうおもいながら表道路に向かって歩いていると

道路からマンションに向かって入っていく1台のタクシー。

客を降ろしています。


「やった!ラッキー!!」


今日もツイてるミソジーナ。

ダッシュでタクシーに向かって走ります。


「アアアアン・・まってぇええん」



・・・ドテッ!

こけました(笑)


ハンサムドアマンと近所のオッサンがジーっと見ています。


「テヘッ!」


とびっきりの笑顔でかわいく舌を出して照れるミソジ。

・・・不細工です(笑)


二人ともポカーンとして私を見ています・・。


しかしここは上海。

旅の恥はかき捨て。

さっと身を翻し、何事もなかったように

とっととタクシーに乗り込みます。

さすがミソジともなると強いです(笑)


しっかし・・・膝小僧がいてえ・・・・。



虹橋の中心部までタクシーで15分。

車を降りるとこちらも巨大なビルディング。

吹き抜けの綺麗なビルで、オフィスも都会的。

小姐に担当者を告げ、小部屋に通されてしばらくすると

担当の30代半ばぐらいのこれまたステキな(笑)男性が現れました。


こちらは筆記試験はなく、担当の方としばらく面談して

後に中国語での面接がありました。

どの会社でもそうだったのですが、中国語面接といっても

堅苦しい面接ではなく、

中国語学習歴や、どうして上海で働きたいのか、

その他世間話のようなかんじです。

一対一で、若い女性との面接ですし、わりとリラックスした内容です。

企業面接ではどうなるかわかりませんが・・・


やはりこちらも同様で、渡航時期があいまいでは

なかなか難しいそうです。

しかしこちらでも今すぐ来てほしいという案件を1件紹介していただきました。

面接も無事終了。

帰りの挨拶を済ませ、帰ろうとしたのですが

ちょっとお手洗いに行きたくなり、お手洗いの場所を聞くと、


「ちょっと待ってくださいね」


そういって鍵を渡されました。

オフィスから少し離れた場所にある女性用トイレは鍵がないと入れません。

万全ですね~。


お手洗いから帰ると、担当の男性が


「今からみんなでご飯食べに行くんですけど

よかったらご一緒にどうですか?」


ハアアアアンン!!

すごく嬉しい!!

二つ返事でOKです。

オフィスからおそらく彼の部下であろう日本人の若い男性と女性が

出てきて、一緒にお昼を食べに行くことになりました。

歩いている途中、ふと足元を見ると

サンダルチックな靴の先からオヤユビがニョッキリ出ています(爆)

そう、朝こけたときにパンスト、破れてたんです・・(笑)

ハアアア・・・はじゅかしぃ~・・(笑)


足の親指をモジモジさせながら

隣のオシャレなビルの日本料理屋へ到着。

焼き鮭定食を頼みます。

鮭が以上にデカいです(笑)

しかしお味はやっぱり日本の母の味。

中華料理もホントにおいしいんですが、日本食は落ち着きますね~。


一緒に来ていた二人の日本人。

彼らもかなりのチャレンジャーです。

男性のほうは18歳のとき、何も考えず中国へいきなり留学。

今ほど便利ではなかった上海。

いろんな苦労があったそうですが、カッコいいですね~。

女性のほうは偶然にも私の卒業した学校の後輩。

とっても美しい方でした。

彼女も日本で3年間勤め、ある日思い立って留学、そしてこちらで就職。

まだ半年だそうです。


3人とも口をそろえておっしゃったことは


「こっちのほうが、おもしろいよ~」


あああああ・・・・

もっと早くこの行動に出るべきだったワ・・・。

何を躊躇してたんだろう・・


チャレンジャーなわりに保守的で

かなり慎重派なミソジーナ。

その性格のせいでいつも大切なチャンスを逃してきたように思います。

この旅に出る前も、色々悩み、かなり決めるのに時間がかかりました。

相当前から来たかったのですが、色々問題もあるし、

なかなか決められなかった・・・・。

しかしまず行動してみてから考えるほうがいいこともあるんですよね。

現に今、なぜもっと早くに行動しなかったのかと悔やんでます。

ミソジになる前に来ていれば・・・。


楽しい昼食が終わると、

ステキな担当男性が気前よくおごって下さいました。

はぁん。

みんなステキ・・・愛してるぅ(笑)


今日は午後、みやげ物でも買おうと思っていると告げると

近くには大型百貨店があるからそこで買うといいよと

教えてくださったので早速楽しいお買い物へ・・。


何を買おうかしら・・・

こっちに来てほんとに良かったなあ・・・

日本に居るときちょっと欝気味だったんですが

毎日いい汗かいて(暑いし(笑))

気分爽快です。


4日目 ~その2 すばらしい芸術 へつづく・・・



3日目 ~その9 上海の熱い夜

お腹もパチパチに膨らみ、ご満悦のミソジーナ。

一晩中騒いでいてもいいぐらいの勢いなのですが

ほかの二人にとっては今日も明日も平日の夜・・・。

名残惜しいですがそろそろ帰宅。

宝山路駅に向かって歩きます。


歩道橋を上ると、街が一望できます。

と、そこにはあちこちにカップルが満開。

日本でもこのごろ若いカップルの行動が過激になりつつありますが、

こちらもすごい!

二人べったりひっついて、ブチュブチュッと愛を体で表現しております。

皆様、表現力が豊かでアメリカナイズされております(笑)


Tちゃんによると中国人男性はとっても熱烈でラブリーなんだそうです。

ますます上海に期待満々のミソジーナ・・・。

民族も国境も越えて新しい愛のドラマが繰り広げられるかも・・。

頭の中にはレスリー・チャン やらアンディ・ラウ が浮遊しています。

・・・・・

・・・・・・・楽しい妄想も束の間、あっという間に駅に到着(笑)


二人とは別方向の列車に乗ります。

地下鉄と違ってこちらは本数が極端に少なかったです。


滞在先のマンションには、距離的に実はこの明珠線の

「延安西路駅」 が一番近いので、

今日は一本で帰れるとあって明珠線で帰ることにしました。


駅のホームで気になった標識・・・

(地下鉄だったか高架線だったかは忘れたのですが・・)


暗くてちょっとわかりにくいですが、「禁止吐痰」と書いてあります。

中国の方のマナーについてよくゴミやこういった問題が挙げられますが、

上海の街中では常に掃除のオバサンが掃除をしていて

少し行き届いていない面もあるものの、

私の見た限りでは、思ったより綺麗だなという印象でした。


駅を降りると、地下鉄の駅とはまったく違っていました。

なーーーーんにもありません。(笑)

暗いです。

怖いです。(笑)

大きな通りには車もあまり通ってなくて、タクシーも捕まりそうにありません。


「ど、どぉしよぅ・・・・もぅ、勘弁してよぉ・・」


比較的うまくいきかけていたタクシー確保もここへきてまた窮地に陥ります。

とにかくほとんど人がいなくて怖い・・。

怪しいおじさんがうろうろしていたのでとりあえず回避しようと

歩道橋へ上がりました。

歩道橋の上にもなんだか怪しいおじさんが二人。


「こわいよぉ・・」


怪しいおじさんたち以外誰もいない大きな歩道橋をサササーと

現地人のように渡り、反対側にある小さな明かりを目指します。

どうやら八百屋さんらしいのですが、

こんな寂しいところで夜の10時まで営業とは珍しい(笑)


しかし携帯電話も持っていないし、ホント、怖い・・。

とりあえずウロウロして用事があるように装います。


・・タ、ッタクシーの神様ぁぁん・・。


祈りながら歩きます。


・・・すると偶然にもむこうから一台の空車タクシーが・・・

やっぱりココにもタクシーの神様がいたのです!


「タクシーーーッ!」


手を挙げると停まってくれたものの、

道路の脇にはどこまでもつづく柵が取り付けられています。

1mほどの柵でしたが上品なミソジーナには乗り越えられません(笑)

タクシーの司机(運転手)は

乗り越えろというゼスチャーをしています(笑)


・・・そ、そんなっ はしたないこと・・・


しかしこうしちゃいられない。


「よっしゃ!」


ヨタヨタしながら柵を登り、無事タクシーゲット!


ズボンはいててほんとに良かったです(笑)


そういや、先週お抱え占い師さんが言ってました。


「あなたはなんだかわからないけど最後の最後、

危ないところで助けがあるんです。ラッキーですよ」


・・・今思えばホントにラッキーだった・・。

あそこ、ほとんど車も通ってなかったし・・・。


占い師さん、一生ついていきます!!


4日目へつづく・・・














3日目 ~その8 再会②

さて、必死のパッチで辿り着いた韓国焼肉店。

薄暗い小さなエレベーターを使います。

日本人だけではちょっと怖いかな・・(笑)


「アニョハセヨー」


ここでも綺麗な小姐が美しいチョゴリを着てお出迎えです。

一般大衆向けの店なんですが

チョゴリの綺麗なお姉さんが一杯いて華やか。

好景気ですね~上海。


注文の前にちょっとお手洗いへ・・

Tちゃんと私が席を立ちます。

店の外にあるんですが、やはり大型百貨店やホテルとは

少し趣の違いを感じます(笑)

3つの個室のうち、2つはドアが閉まりません。

蒸し風呂のようなトイレです(笑)

個室を出て手を洗っていると、一人の女性が入ってきてドアの閉まる個室へ・・。

続いてもう一人・・。

ドアの壊れた個室へ入ります。

そこへもう一人新たな客人が・・・

先ほどの壊れたドアの個室へ向かっています。


普通、日本人ならノックしますよね。

・・・・

・・・・上海の方、ノックしませんよ~

いきなり開けにかかります(笑)

ドアを開けようとした瞬間・・。


「△※◎☆&#~」


中からすごい大声で叫んでいます。(笑)

これは初めての経験ではなくて、本日のお昼頃、

電化製品を見ていたデパートのトイレでも同じようなことがありました。

現地の方々はドアの壊れた個室を選んでしまっても、

壊れていないところへわざわざ移動することはせず、

自分の選んだ道をトコトン突き進みます(笑)

壊れてるからあっち行ってみようとかそういうのがないみたいです(笑)

た、たくましい・・。


さて、いよいよ待ちに待ったディナーです。

現地でビールを頼むとき、必ず聞かれるのが


「冷たいのですか?」


ビールは冷たいのが当たり前なのが日本ですよね。

ぬるいのなんか持ってこられたら怒り心頭です(笑)

しかしこちらでは冷えてないのと冷えたのがあるんです。

これはほんと、どこへ行っても聞かれました。

わざわざぬるいの頼む人なんかいるのかなあ?

疑問に思っていたのですが、Tちゃんの一言でハッとしました。

ここは医食同源の国、中国です。


「女の子はあまり冷たいのダメよ。1本はぬるいの、1本は冷たいのにしましょ」


暑いからって冷たいものばかり摂っていると体を冷やすんですね~。

そういえば以前テレビで中国のあるお店では何でも料理して出すけどひとつだけ

体に良くないからといってださない種類の料理があるといっていました。

それは「冷たいスープ」

夏はガスパチョとか冷たいジャガイモのスープ、おいしいですよね~。

でも体には良くないみたいです。


なんだかんだいいながらまた


「カンパーイ・・」


飲んでしまえば冷たくてもぬるくてもどっちでもいい・・(笑)

3日目の夜もまたまた楽しく更けていきます・・・・(笑)


 

おいしい!

楽しい!


 

もー入らないというぐらい焼肉を堪能。

最後にアイスクリームを食べて〆ました。

この3日、私の胃腸は激務に耐えてます・・(笑)


3日目 ~その9 上海の熱い夜・・へ続く。






秋の夜長にミソジの過去を振り返る

あなたの過去を振り帰る・・・出会いと別れ


この診断プログラム、

キビシイです。

毒舌で批判されます。


こんな秋の夜長は(昼間寝すぎて眠れない(笑))

未来を見つめるのもいいですが

時々過去も振り返って反省してみましょう。


ちなみにミソジーナは"中途半端恋愛病”


各恋人一人一人の評価も毒舌で記してあって楽しめます。


かなり毒舌です(笑)


3日目 ~その8 再会②へつづく

3日目 ~その7 再会①

今日も一日寝て過ごし、だいぶ復活して参りました。

先週はお腹を壊し、この連休は風邪で丸つぶれです(笑)

体力は落ちてますが精神は強くなる一方のミソジーナ。

ますますふてぶてしくがんばります!


さて、撮影を終えてタクシーに乗り、静安寺駅に戻ります。

ここから人民広場駅へ向かい、地下鉄1号線にまた乗り換え、上海火車駅へ・・。

その後また高架明珠線に乗り換えて一駅目の宝山路駅で下車。


先ほどのメイク、付けマツゲ以外はそのままの激濃メイクです(笑)


高架から下に降りると・・・・・。



・・・・・いましたいました!

9月はじめから上海に留学中の私以上に男前すぎるお友達、N子さんです!

アグネスチャンそっくりの彼女は中国語も勉強し始めたばかりなのに


「行ってくるわ!」


そういって数ヶ月後には北京留学。

中国の魅力にとりつかれ、帰国して1ヵ月後、

すぐさま二度目の留学先に上海を選び、即効飛んでいってしまったのです。

久々に交わす関西弁の爆裂トーク・・。

嗚呼・・・癒される・・。(笑)

しばらく日本語が使えなかった & 面接では標準語だった私は

ようやくオアシスに辿り着いた気持ちでした。


その後彼女に携帯電話を借り、もう一人の友人へ電話をかけてみます。

場所を説明すると

「わかったわかった。あと10分ぐらいよ~。」

もう一人の友人とは、日本に4年前まで一年半ほどすんでいた黒竜江出身の小姐です。

この小姐Tちゃんとはほんとによくご飯を食べに行き、

ほんとに1年半しかいなかったの?というぐらい思い出が一杯・・。

二人で写してもらった忘年会の飲んだくれ写真がフラッシュバックします(笑)

時々メール交換していたものの、顔を見るのはほんとに久しぶりです。


「お久しぶり~」


Tちゃん到着。

かわいい綿の普段着用チャイナドレスを着ています。

髪もアップにしていてとってもかわいい~。

Tちゃんとは同級生なんですが、4年前とまったく変わりません。


そして抱擁・・・


いいですね~・・

ホントに。

友達っていいです。



今日は朝鮮族のTちゃんがおすすめの焼肉屋さんに案内してくれるというので

お任せすることに・・・


留学中のN子さん、留学生活が楽しくて仕方ない模様です(笑)

クラスではフランス人の若い男の子と成績最下位争いをしているとか(笑)

「マダァ~ム」

そういっていつもN子さんに付きまとうフランス貴公子。

・・・

・・・・イイです。

ちょっとうらやましいです(笑)


ほかにも韓国の著名人と友達になったり

いろんな国籍、年齢、背景の方々と勉強できるようで

勉強よりもその後の食事会のほうがメインになってるとか(笑)

ホントに楽しそうです。


道を横断しているとき、そんな話に夢中になっていると


「ブブッブブブーーーーッ!!!」


けたたましくクラクションが・・。


・・・ハッ!!


危なかった~・・・

ほっとしたのもつかの間、ふと右をみると巨大な公共汽車(公共バス)が!!!


「バッフォオオオン!!!」

「アブナイヨ!!」


Tちゃんが叫びます。


ハッ!!


やっヤバイ・・・

ヤバすぎる・・。


その瞬間、私は隣にいたN子さんの手をつかみ


猛烈にダーーーーーッッシュ!


前に突き進みました(笑


無事難を逃れたものの、

あやうくN子さんまで巻き添えにするところでしたよ・・・アブナイアブナイ


もし途中で転んでいたら・・・・

考えるだけでも恐ろしいです・・・ガタタタタ・・


中国で道を渡るときは集中して渡りましょう。

マジで危険です(笑)


そう、それがたとえ横断歩道であっても・・です(笑)


3日目 ~その8 再会②へ・・・

ブログ 出会いと別れ診断へ




3日目 ~その6 大変身の巻②

転職活動から大きく話題がそれつつあります(笑)


気長にお付き合い下さい・・。


さてメイクですが、まず自分のメイクをすべて落とされます。

そして何度も何度もファンデを重ね塗り。


眉は星飛馬みたいにゴイゴイ太めに書かれます。

すごい顔になるんじゃねーのか・・・

心配になります。

いつもと角度や太さが違うとなんか違和感あるんですよね・・

でも仕上がるとちょっといいかも・・って感じになりました。

眉ってメイクで一番大事な部分だと思うんですが

他人から見たのと自分が慣れ親しんでるのと違いますよね・・・。

ときどきすごい眉の人を見ますが

あれも慣れで他人から見ると不自然でも自分にはベストなんでしょう・・(笑)


目はもともと幅の広めの二重で、左右も対象なんですが

それでもなんかテープで二重幅を修正されます。

そしてすんごい付け睫毛を貼り付けられます。

宝ジェンヌのようです・・・。


段々美しくなってまいりました・・・・

最後にホクロ、ちょっとしたシミなどすべてをコンシーラで隠します。

ホント、ミソジにもなるとホクロとか増えてくるんですよね・・

でもご心配なく。

なくなります。陶器のような肌になりました。


化粧が終わると衣裳に着替えます。

まずは民族服、皇后陛下の着る衣裳です。

衣裳に着替えてからヘアセット。

手際よくアップにされ、付け毛、頭の飾り物をつけます。


いざスタジオへ・・

カメラマンの若いお兄さんが


「いいよ~漂亮(きれい)だよ~。

にこっと笑って~。んーー很好(とってもいい)~」


その気にさせてくれます(笑)


中国語まったくダメでも簡単な日本語と

ボディタッチで説明してくれるので大丈夫です。

お兄さんが近くにきて顔の角度を調整してくれて

恋人同士の距離でお目目とお目目がばっちり合うと

ちょっとトローンとしちゃいます・・・(笑)


・・・夢見るミソジIN上海・・・。



出来上がりのお恥ずかしい写真をフンイキだけ(画像わるいですが)

お伝えいたしますね。



 ←気分は西太后・・・


 ←続いては憧れのチャイナドレス・・李香蘭風・・・

 ←続いては楊貴妃風・・。ああん・・ステキ。

 ←む、むなしぃ・・。 後ろのハートがかなり空しいです。(笑)


腕が太いとかそういうのはもう関係ございません。

ま、本番はちゃんとダイエットしてからしかも修正してもらって撮りたいなとは思いましたが・・・


アルバムは表紙も裏表紙も写真で普通に置いていたら何かの

写真集かと思うようなステキなアルバムです。


いい記念になりますのでとってもオススメですよ。


3日目 その7 再会 へつづく・・・


その7 再会へ・・

3日目 ~その5 大変身の巻①

ずるずる引き延ばしてすみません(笑)


この旅行最大のイベントのまず1つ目。

いよいよ大変身の時間が迫ってまいりました。


黒米点心もったいないなーと思いつつそそくさと店を出、

タクシーを拾いにいきます。

静安寺前という場所柄もあってかタクシーには事欠きません。

さっそく店のすぐ近くに停まっているタクシーに乗り込みます。

目的地を告げると


「ここは一方通行だから遠回りしないとならないんだ、ダメだよぅ」


司机がワガママを言います(笑)


「いいから行ってください。遠くてもいいからっ!」


運転手はブツブツ文句を言いながら車を発進。

運転しながらまだブツブツ言っています。

大きく反対方向に車を走らせ、一旦大通りへ出てからUターン。


「ほら、すごい遠回りなんだから・・ブツブツ」


もーうるさいなぁ!早く行ってくれ。(笑)

ブツブツ言いながらも目的地へ到着。

店の前ではなく店の手前の信号が赤になったところ下ろされました(笑)


目指した場所はこちら・・・


「上海萬紅照相館(シャンハイワンホンジャオシャングァン)」

住所:延平路249号(康定路口) 

中国語TEL:(021)62679469

日本語専用電話:(133)71952848


そう、写真スタジオです。

日本語専用電話(携帯です)があるので安心。

人気のお店なので予約が要ります。


こちらでは世の女性を魅了するステキな変身写真をとっていただけるのです!

しかも破格のお値段で!

上海には良く似た写真館がたくさんあるそうですが

日系、台湾系はやはりお値段も4~5倍。

選ぶならやはり地元の写真館でしょう。

この写真館はガイドブックなどにも必ず載っていて日本人にも人気だと思います。


到着すると普通の写真屋さん。

しかも小さい(笑)

大丈夫かしらと店をはいると紙に書いたメッセージを見せられました。

日本語で「写真は別の場所でとります」というようなことが書かれてあったと思います。

オバサンが誘導してくれます。

200mぐらい歩いたでしょうか・・・


 


道路の小脇から怪しいところへ連れ込まれます(笑)

一般の上海の方が住んでいる住宅街ですね。

なんだかマフィアもいそうな雰囲気(笑)

すこし進むと見えてきました・・

写真では少しわかりにくいですが黄色い布に

「上海萬紅變身寫眞館→」と書いてあります。


變身寫眞=変身写真


簡体字ではなく、台湾や香港で使用される繁体字で書いてありました。

ややこしーです(笑)


スタジオに入ると、ところ狭しと衣裳が並べられ、

すでにメイクを施されている女性が鏡の前に座っています。

家族連れで、

パパ、ママ、2歳ぐらいの娘、おじいちゃん、おばあちゃん

家族総出でスタジオに来ています。

みんな無口なので現地の家族連れかと思い、黙っていました。


スタッフが

「中国語できますか?」と中国語で質問。日本語で聞いてくれよ(笑)


「ちょっとだけわかります」


そういうと全部中国語で説明・・(笑)


アルバムは何種類もあり、色々選べます。

衣裳ももちろん自分で選びます。


気になるお値段ですが手元のガイドブックによると


1着2カット 280元(約3780円)

3着15カット 380元(約5130円)


実際は2着コースとかもっと色々コースがあったように思います。


わたくしは、せっかく上海に来て色々写真をとったものの

自分の写真がぜんぜんなくて寂しかったし、記念にもなるので多めのコース


4着16カットお値段は480元(約6480円)

(実際は24枚ぐらい撮ってネガも全部いただけます)


を選びました。

まだ現像していないんですが、アルバムに入ってない写真もまだ数枚あるので、楽しみです。


翌日には宿泊しているホテルに無料で届けてくれます(上海市内中央のみ)

日数が足りない場合は日本へも有料(200~250元ぐらい)で送ってくれるそうです。

結構送料高いので旅行で訪れる場合はまず変身してからにしてください(笑)


先ほどの家族連れのママと、その義母とみられるおば様がさきにメイクと着替えを

終えてスタジオに入ります。


きれいです・・・。

どうやら日本人の家族連れのようです・・。

おば様、チャイナドレスがピッチピチで破れそう・・・(笑)

家族写真もとれるようです。

しかしおば様、単独でも撮っています。(笑)

女性はいくつになっても綺麗になりたいんですよねえ~・・。


さて次はわたくしの番。

衣裳を選びます。


あろうことか、純白のウエディングドレスも入れちゃいました(爆)

だってぇ

この先着れなかったら一生着れないんだもぉぉん・・。

四十路になってからじゃ写真館で撮るのも余計悲しいし・・・

先に着ると余計婚期が遅れるとかいう迷信がありますが関係ありません。

一番プリティなのを選んでいざメイクへ・・。


3日目 ~その6 大変身の巻② へ・・・





3日目 ~その4 大変身・・の前に(笑)

さて、何の時間が迫っているかと申しますと・・

今日は最大イベントが2つ。

まずはその一つ目、大変身の時間が迫ってきたのです・・。


場所は静安寺。

除家匯(シュージアホイ)から地下鉄1号線に乗り、

地下鉄1号線と2号線が交差する人民広場駅で2号線に乗り換え、

静安寺へ向かいます。

 

 


美しいお寺ですね~・・・

以前NHKかなんかのテレビ中国語会話で舞台になっていた場所だったので

妙に感動しました。

時間がなくて中に入れなかったのが残念です。

ご覧のとおり、裏手には高層ビル、隣には大型ショッピングセンター。

駅のモニュメントはジャズの街上海の雰囲気が伝わってきますね~。


右上は上海で始めてみた中型バイク。

中国の「幸福号」というバイクに一度乗ってみたいなあと

昔から思っていましたがこれは違うみたいです。


上海では自転車も車も多いですが

最近は原付バイクと、

もうひとつ注目すべき面白い乗り物が主流でした。


綺麗なお姉さんが

ガーーーーーーーっとペダルをこいでいたかと思うと

こぐのをやめて足を乗せてるのにブーーーーンと進んでいます。

すごい勢いでこいだにしては長い距離走るなあとおもったら

どうやらモーター付き自転車。

免許いるのかなあ??



そろそろ小腹もすいてきたし・・。

ちょっと腹ごしらえでもして変身にそなえようと、

ガイドブックをみて楽しみにしていた飲茶の店へ向かいます。

お店の名前は「竹家荘」ガイドブック付属のMAPで確認済。

駅から徒歩1分です。


しかし。。。

該当の場所にはもうお店らしきものはなく、工事中の防音板。

ぐるぐるまわって探しましたが、一向に見当たりません。

劇的に発展中の上海。

2005年8月15日印刷、2005年9月発行の最新ガイドブックも

追いつけなかったもようです・・。

もし私が見つけられなかっただけならごめんなさい。

ご存知の方、いらっしゃいましたらご一報ください。


仕方なく、静安寺むかいにある怪しい料理店へ・・・

薄暗い階段を登ります。

中は綺麗でした。

いつも気になるんですが、やはり上海は好景気なんでしょうかね。

どのレストランにいっても従業員が多すぎです。

必ずといっていいほど ドアマン OR ドアガールがいます。


こちらで注文したのは

またしても青島ビール・・暑いですからね。

上海ではたいてい気の利いたオツマミが必ず付いてきます。



←左は大豆と香菜の炒め物、右はお漬物


そして・・・

← 肉うどん・・・大きく見えますがミニうどんです。激辛です。

 ←デザートの黒米の甘い点心です。


デザートのほうが先にでてきたんですけどね(笑)

肉うどんはとっても美味。辛いもの好きにはたまりません。

点心はほーんのり甘い・・。でも量多すぎで二つしか食べれませんでした。


夢中になっているともう2時前・・・

大変身の予約は2時です・・。


急がなければっ!!!


大変身①へ・・・