Principia
Mathematica
by Isaac Newton
訳文
(Translational Text)
私はただ
これらの実例によって
運動の法則Ⅲが
いかに広い範囲にわたり
いかに確実なものであるか
ということを
示そうと
思ったに過ぎません。
と申しますのは、
作動部分の作用を
それに働く
力と速度の積
から見積もり、
また同様に抵抗部分の
反作用をそれの
個々の部分の速度と
それらの
摩擦、凝集、
重量、加速度から
生ぜられる
抵抗力との積
から見積もりますと、
あらゆる
機械仕掛けを
使用するさいの
作用と反作用は
いつも
互いに
相等しい
であろうからです。
また作用が
装置を介して伝えられ、
最後には
あらゆる抵抗物体に
及ぼされる限り、
結局の
作用の方向は
常にその
反作用の方向と
反対であろう
からです。
解釈
( Interpretation )
作動部分の作用を
それに働く
力と速度の積
から見積もり、
→「作動部分の作用=
F (それに働く力)
* V (速度) 」
また同様に
抵抗部分の
反作用を
それの
個々の部分の速度と
それらの
摩擦、凝集、
重量、加速度から
生ぜられる
抵抗力
との積から
見積もりますと、
→「抵抗部分の
反作用=
V (それの
個々の部分の速度)
* F (それらの
摩擦、凝集、
重量、加速度から
生ぜられる抵抗力)」
あらゆる
機械仕掛けを
使用するさいの
作用と反作用は
いつも
互いに
相等しい
であろうからです。
→「あらゆる機械仕掛けを
使用する際の作用
=あらゆる機械仕掛けを
使用する際の
反作用」
また作用が
装置を介して伝えられ、
最後には
あらゆる抵抗物体に
及ぼされる限り、
結局の
作用の方向は
常にその
反作用の方向と
反対であろう
からです。
→「結局の
作用の方向
=-反作用の
方向」
→「結局の
作用の方向
⇔反作用
の方向」
プリンキピア・
マテマティカ
ラテン語原文版
( Principia Mathematica
in Latin )
https://la.wikisource.org/wiki/Philosophiae_Naturalis_Principia_Mathematica_-_Axiomata,_sive_Leges_Motus
プリンキピア・
マテマティカ
英語訳版
( Principia Mathematica
in English )
https://en.wikisource.org/wiki/The_Mathematical_Principles_of_Natural_Philosophy_(1729)/Axioms,_or_Laws_of_Motion
プリンキピア・
マテマティカ
日本語訳版
( Principia Mathematica
in Japanese Language )
https://cojjy.wordpress.com/2012/05/01/as/