タブファイラー「X-Finder」を使ってみる【2:導入編】
第二回目は導入編。ダウンロードから、どうやれば使えるようになるのか、までをやりたいと思います。
X-Finderは、一般で店売りされているようなソフトと違って「次へ」ボタンを押していれば勝手に使えるようになるものではなく、いくつかのステップが必要です。
X-Finderのアーカイブファイルを解凍する
ダウンロードに関しては、Webサイト内のリンクをクリックして「保存」で可能ですので割愛します。
今回は正式版のバージョン「11-4」に加えて、新機能を持つプレビューバージョン「11-4-11」も一緒にダウンロードしてみました。
なお、「11-4-11」は単体では動作せず、「11-4」にファイルを上書きする形で動作しますので使う場合にはご注意を。
今回の「X-finder」のダウンロードファイルですが、「~.cab」という、フリーウェアのダウンロード用としてはあまり見かけない形式のファイルです。
これはアーカイブ(圧縮)ファイルと呼ばれる形式の一つで、通称「キャビネットファイル 」と呼ばれるタイプです。
これを使える状態にするには、解凍ソフトと呼ばれるソフトを使います。
もちろん、解凍ソフトの機能を備えたアーカイバなどでもOKです。
以前掲載した「XacRett 」がちょうどこの解凍ソフトですので、これを使ってさくっと解凍してしまいましょう。
「xf11-4.cab」を解凍して「xf11-4」という名前のフォルダが、「xf11-4-11.cab」を解凍して「xf11-4-11」というフォルダがそれぞれ出てくるはずです。
ここで、「xf11-4-11」の中身のファイル全てを選択して「切り取り」、「xf11-4」の中に「貼り付け」してしまいましょう。
上書きしてしまうことに対する警告メッセージが出るはずですので、「全て上書き」をクリック。
これで、X-Finderが最新版として使えるようになりました。
X-Finderのフォルダの名前を変えておく
実は今行っておく必要性はないのですが、「xf11-4」というフォルダ名を「xf」に変えておきます。
「xf」に変えておくと、最新版の機能の一つを正しく使えるようになります。
同時に、以前紹介した「FastCopy」の入ったフォルダを、「FastCopy」と名前を変えた上で「xf」と同じ場所に置いておきましょう。
この二つのソフトを使った機能は、また後日紹介予定です。
X-Finderを起動する
先ほど名前を変えた「xf」フォルダを開くと、このようなファイルが並んでいるはずです。
この「XF.exe」というファイルがX-Finderのプログラムファイルです。
これをダブルクリック(設定によってはシングルクリックでもOK)すれば、X-Finderは起動します。
X-Finderの右クリックを拡張する
さて、ビジネスPCでX-Finderを使うに当たってのウリの一つである、右クリック拡張を早速使ってみたいと思います。
最初は右クリックをすると「拡張メニュー」という項目があり、そこにマウスを当てるとX-Finder独自の拡張メニューが出てくるようになっています。
これでは「送る」と余り変らないように見える、という方には、この拡張メニューの表示方法を変える方法があります。
その方法とは上に並んでいるメニューから「表示」→「コンテキストメニュー」で表示させる「拡張メニュー」の項目を切り替えてしまうことです。
一番最初は「拡張メニューを階層表示」になっています。
これを「拡張メニューを右に表示」「拡張メニューを下に表示」など切り替えていくことによって、右クリック一度で拡張メニューが表示できるようになります。
これらの表示のさせ方は色々と個々人の好みがあるかと思いますので、色々と試して自分に最も合った右クリックメニューを作って頂ければと思います。
次回は、この拡張メニューを好きにカスタマイズしていく基本的な方法を解説予定。
【「X-Finder」の関連リンク】
ファイルブラウザ・X-Finder
http://www.eonet.ne.jp/~gakana/
X-Finder まとめサイト
(上記Webサイトにリンクのある、X-FinderのまとめWiki)
http://gakana.yh.land.to/index.php
この記事の関連リンク
ソフトをダウンロードした後はほぼ必須の解凍ソフトから「XacRett」を使ってみた
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