今回はご住宅建築前提での土地購入から、擁壁工事のご注文を頂きました。
場所は港北区日吉本町。大人気の「日吉」です。
建物解体して更地の状態です。
ここからRC擁壁2mタイプを築造。
ただ今回はひとこと言わせていただきます。
ハウスメーカーの担当の対応です。
はっきり言います。
本当にひどい。
正直怒っています。
最もひどかったのは「擁壁やりかえさせたほうがいい」と施主様に言ったこと。
もちろんやり替えないといけないような施工は一切していません。
施主様通じて伺いましたが、その理由が「図面通り造ってないから」だったそうです。
図面では底版の爪が無いのに、それが道路側に入っていて、これでは道路側に越境してるので役所から是正要求があるとのこと。
図面通りに造ってないわけが無いですし、そもそもそれは擁壁の爪ではなく、ベースを打つのに当然一部接している道路側を掘削するわけで、またその工事自体、役所から指摘なんかあるわけがありません。
私が怒りを覚えたのは、このハウスメーカーの担当、「私は擁壁は素人で分からないんです」言っておきながら、そんな「やりかえさせろ」無知の間違いを施主に言わせたことです。
工事前にその担当者は「私は擁壁は素人なんです」と言っていました。だったら知らないなら知らないで、「なぜ爪のようなものがあるんですか」「このような施工で問題無いでしょうか」なぜ聞こうとしないのか。聞けばきちんと説明しますが、こちらに聞く前に、いきなり飛び越えて施主に「やりかえさせろ」と<言い切った>ことです。
この担当、施工前から、擁壁について聞きたいことがあるからこちらに電話寄越せという態度でしたし、担当者自体「コミュニケーション能力の欠如」があるのは分かっていましたが、まさかこんな言動をするとは・・・。
私と現場監督、二人で呆れ、そして怒りを覚えました。
あまりにもひどいようだったら、施主に訴えるつもりでしたが、現場監督がなんとか「ガマン」していたので、完了までは何も言いませんでしたが、今回はブログで書かせていただきました。
私のYouTubeチャンネル動画では「こんな対応のハウスメーカーとは仕事ができません」解説動画を上げていますが、ど真ん中に来たメーカーでした。
ただ施主様は大変良い方でそれだけが救いでした。
ご注文頂いたN様、ありがとうございました。