ワゴンR F6A RR
リブベルトキットの交換
こちらも 持越し分の作業です
ファンベルト・ACベルト及びそのプーリー全部の交換が必要になります
純正部品ですので キッチリと部品は入っています
車体よりバンパーを取外し作業に入ります
まずはACコンプレッサー
続きまして
エンジンマウントサイド
これを取り外し エンジンを傾けることで
クランクプーリーとオルタネーターを
取り外しやすく出来るように下準備
右側ホイールを知り外し
中の様子が覗きやすいようにスペースを空けます
オルタネーターのアジャスターボルトと
下のボルトを外して 中ぶらりの状態で
オルターネータ―プーリーをインパクトで緩めます
手前が今までついていたもの
奥が今度使うリブベルト用 (リブベルトとは縦溝のベルト)
プーリー取り換え締め付けし
アジャストステー取り換えまでこのまま保持
このままの状態で クランクプーリー取り替えます
取り外したVベルト用プーリー
付け替えるリブベルト用プーリーは
ベルト幅が変わるのでプーリーも広くなります
プーリー取付 締め付けます
オルタネーターアジャストステーを交換
ベルト幅が変わるので
その分外側にオルタネーターの移動が必要になります
その為 アジャスターも交換となります
ですので 下のオルタネーターのベースも交換となります
移動はたったの3mmですが
これでベルトの位置が決まります これ大事です
オルタネーターを上から見えるアジャスターに取り付け後
下のベースに固定する方がやりやすい
下からの作業では 手で隠れてボルト穴の位置が分かり辛いです
エンジン持ち上げエンジンマウントに固定します
この時に ウォーターポンププーリー取付します
ファンベルト リブベルトを掛け調整します
ベルトは伸びやすいですので
少し張り気味にしておき アイドリングさせます
後の再調整の為にも 必要だと思います
ACコンプレッサーのブラケットも交換になります
これも3mmの移動が必要となります
交換部品があれば便利ですね
ですが 単品販売は設定なしですのでご注意を
コンプレッサー取り付けて
アジャストボルトにも専用のスペーサ―が付属してます
忘れずに取り付けましょう
さて これでACベルトの調整です
アイドリングさせて馴染ませた リブベルトの張りも
ここで確認しておきましょう
ベルトをプーリーの一番長い間隔のところで押して
1~3mmがベストです
納車前に時期を見て早めに再確認しておけばさらに完璧
ラジエーターホースのスペーサ―を取り付け
クランクプーリーの厚みが増すために
その逃げが必要になっています
これも 忘れずに取り付けましょう
結構ギリギリのスペースで
ベルトの交換時には
ついてるのとついてないでは差がでてきます
再度 取付確認すれば 完璧
これで完成です