飯山日記 5月20日 案外コンパクト、飯田のメガソーラー基地みてきました | 江沢岸生オフィシャルブログ「飯山を希望あるふるさとへ」Powered by Ameba

飯山日記 5月20日 案外コンパクト、飯田のメガソーラー基地みてきました

きょう松本市近辺に所用があり朝から車ででかけました。用をなんとか午後1時過ぎにすませ、せっかくここまできたのだからと、3ヶ所駆け足で見学してきました。伊那のかんてんパパガーデン、飯田のメガソーラー基地、おなじく飯田のラウンドアバウト(ロータリー式交差点)です。

まず、ここではメガソーラー基地について報告します。

飯田線の川路駅の近辺といったらいいでしょう。ところが駅近くまでいっても、メガソーラー基地への案内が全然なくて、やっと山の上のほうに、それらしいものがみえたので、車を走らせました。

本筋からはそれますが、基地のすぐ近くには、見学者用の駐車場がふたつあり、とてもきれいでウッディーな公衆トイレまで用意されているのに、途中に案内看板が1枚もみつからないのは、摩訶不思議なことでした。

基地は1.8ha。とてもコンパクトな印象でした。全体が金網で囲まれ、警備員もなし。外周を金網に沿って進む通路があり、その突き当たりに見学者用の無人の説明施設がありました。

飯田市と中部電力の共同設置、中部電力にとって初めての事業用太陽光発電所です。発電規模はちょうど1メガワット。約300世帯分とのことです。

山の頂上にあるので、付近の景観を壊しているという印象はありませんでした。

また、帰宅後インターネットで、同発電所の降雪時の状況に関する情報をみつけましたが(現地には、その解説がまったくなかったので)、9センチの降雪時には、ソーラーパネルの雪はすぐに融けるか、落下して問題なかったとあります。ちなみに、パネル設定角度は、全パネル傾き20度で完全固定でした。

ちなみに、新潟市には昭和シェル石油が、雪国型メガソーラーを2010年から稼動させています。想定外の発電量を得ているようです。

また、他の地域では、パネルに融雪機能を備えた施設の実証試験も進んでいるようです。

雪国だから、即ダメ、ということではないようです。

飯田市は、2009年に政府から環境モデル都市に指定され、太陽光発電は、CO2削減の大きな柱となっているようです。