飯山日記 5月19日 こういう人もいたのか、中村文昭さん講演 | 江沢岸生オフィシャルブログ「飯山を希望あるふるさとへ」Powered by Ameba

飯山日記 5月19日 こういう人もいたのか、中村文昭さん講演

友人の勧めで今日午後、中村文昭さんの講演を聴いてきました(中野市民会館)。

まったく知らない人でした。

高校時代は、はっきり言ってしまえば不良。停学2回で、首の皮1枚で卒業し、進学・就職といったあてもなく東京へ。

ある日焼き鳥屋で隣になった「師匠」(当時27歳)の話に、身体の中でいままで一度も感じたことがなかった、スイッチがONになるのを感じたそうです。

師匠の話を一言で書いてしまえば、かせぐために働くのではなく、何のために働くのかを自分に問え、ということだったと理解しました。

師匠の仕事、軽自動車活用の八百屋を中心になって支え、商売のツボをつかみ、21歳のときにふるさとに戻って自分の店(飲み屋)を起業。いつも満員行列の店になり、いまも発展中。結婚式もできるレストランも起業。

あるとき講演を頼まれてから、そのテープを聞いた人から、きりなしに講演依頼が来るようになり、いまは年間300回以上。

その合間をぬって、北海道に、ニートや引きこもりの若者を集めた農業研修所と農場を設立、7年目。働く若者は半年で約100万円の貯金と元気を取り戻すといいいます。販売も、インターネットではない直販(趣旨に賛同する人に会費を納めてもらい、その経費で種の購入などをし、できた農産物を送る仕組み。)を開発。

ニート問題と農業問題を一気に解決したいとの意気込みです。

師匠直伝の出会いを活かす4つのルールを披露。

・返事は0.2秒
・頼まれごとは試されごと
・できない理由をいわない
・いまできることをやる

今日午前中の長野市内での学校の先生約1000人対象の講演を含め、4日間に長野県内で5回の講演、中野市はそのトリ。合計約3000人が聞いたという。

11月18日には、松本市で、学校の先生方が中心になり、中村さんが加わる大きな催しを企画していますとのことでした。

講演にさきだって、鬼島太鼓の演奏がありましたが、中村さんはこれを大絶賛されていました。