(社内向け)アイディアセンスは鍛えられると思う | 酒と薔薇の日々アメブロ

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「脂肪と命は燃やすもの」をモットーにサイバーエージェントの女性向けキュレーションメディアby.S編集長 をしている山崎ひとみ(ひん)のブログです。30代になりまして、酒でも薔薇でもない内容です。とことんいい仕事をして世界をちょっとだけ進化させたいです。









スマホのコミュニティサービスに携わるようになってから約2年半
(ピグのキャリアと並んだ驚)



日々、


新規企画を出したり


新規企画を詰めたり


運用中のサービスをカイゼンしたり


運用中のサービスをダカイしたり


を目が回るような速さで繰り返していますがぼー





個人的に感じる難易度としては


①運用カイゼン<<②新規企画<<<③新規詰め切る<<<④運用ダカイ


の順。





正直、③までは一定の集中力と時間を確保できれば


かなりヒット確立をあげてきた気がしていますが、


④に関しては、ここからだな、という実感。





ただし、ダカイが得意でカイゼンが苦手な人は今までみたことがないので、


社内向けですが、
自分にプランニング能力が足りない!なんかセンスないなーという反応をされがち、
あっといわせるアイディアをだしたいぜ、と思っている方はぜひ、


カイゼンから順番に数をこなしていくことをオススメします。





ちなみに、


事業部で実施しているポイントひとみちゃん


(事業部の管轄サービスを横断でカイゼン案を出し、採点していく仕組み)
をやっていて思うのは


期待値想像力と文脈作り


が企画する初歩として、非常に重要ということです。

期待値想像力とは、

これをやったら、受け手には当然こういう風に期待をされるでしょ、
という感覚のことを言っているのですが、


これがすっとばされているカイゼン案は、

(社長の言葉をお借りして)
「文脈がおかしい」

と、最近何度も発しています。




人がなにか新鮮なものに夢中になるときは必ず


自分の期待値を超えていたもの、
もしくは期待値の斜め上をいってたものに出会ったときなので、


企画を作るときは、受け手の期待値を瞬時に想像し、


その期待値に最低でも沿う、もしくはそれ以上のものをみせる
文脈をつくらないといけないです。





プランニングをしていると、
企画を通すことがいつのまにかゴールにすりかわっていることが多いですが、


「企画を通すときに戦うのは決済者ではなく、企画そのものだ」


みたいなことを秋元康先生もおっしゃっているとおり、


期待値をこえる文脈を丁寧に作っていく作業がプランニングで、


その作業工程が最も少ないのが、カイゼン


既にあるものの期待値越えを構築するという上で、
最も作業工程が多いのが、ダカイ


ということなんじゃないかなと、思いました。




※なので、企画をとおすテクニックに意識がいってるひとは、論外です。





ということで、いいプロダクトを作るために、
まずはカイゼンから、たくさん訓練していきましょう!

日々精進♡