ベースアンプ忘備録 -SWR-

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昔から腐れ縁のSWRアンプ。
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 学生の頃スタジオの据え置きアンプでよく鳴らしていたのが、ACOSTIC社のアンプ。

 音作りも良く分かっていなかったので、今となってはなんとも言えないけど、当時は全然好きな音ではなかったところ、横浜のスタジオ24(確か)にあったA.M.P. (Amplified Music Products)のプリアンプとパワーアンプにエレクトロボイスのキャビが用意されており、それはそれはびっくりするほどプロっぽいサウンドで、無茶苦茶感動した記憶がある。

 その好印象から、社会人になって御茶ノ水の中古屋さん(確か)で見つけた格安のA.M.P. SL-1というプリアンプを買って使っていた。

 それはレコーディングではなかなか良い感じのサウンドだったけど、ライブにしろ何にしろプリアンプだけあっても中途半端でしょうがないと思い、90年代当時花形ベーアンだったSWR社のSM400ヘッドと4×10のGORHIATHキャビのセットという、これまた格安中古品を導入するも、未熟な腕しかないうえに、あんまりSWRと相性の良くなさそうなリッケンバッカーを繋いでいたこともあり、中々難しい音しか出せず、無謀な爆音を出していた事から、しょっちゅうスピーカーを飛ばしていた。

 20年程前の当時、肝心の運搬手段(車)を持ち合わせていなかった事で、部屋から搬出するだけで2時間ステージをこなした位身体に負担かけてしまっていた事と、頻発するあまりの壊れっぷりに、こりゃたまらんと思い、最終的には何度目かの修理後に売っ払ってしまった。

 その後、ご縁があってアメリカにライブをしに行った時に会場に用意されていたのも、SWRのスタックアンプだった。

呆れる程何かにつけて現れる、SWRのベーアン。

 一応機材屋なので、物の本で調べたのだが、SWRの創始者であるSteve Rabeという人は、ACOSTIC社の設計者にはじまり、同社離脱後にA.M.P.社にて従事し、その後SWR社を設立したそうな。

 つう事は、私は知らずに彼の作って来た音を、納得しきれないまま追いかけてきた事になる。

現在Rabe氏は御引退なされたらしく、それも打ち止めだが。

 そんだもって数年前のある時にヒョンな事から再び手に入れたSWRアンプ。

 BASS350という、同社にしてみたら至極シンプルなコントロールを持つアンプだが、音を出せば「あ~、やっぱり」な感じのサウンド。

 サウンドの特性を語り出すと長くなるので語らないが、微妙に好みの音ではない。

 でもこのメーカーの製品で唯一気に入っているポイントは、そのメカメカしいルックス。

 最新式クラスDの小さくて便利なアンプが多種多様に発売されているのにもかかわらず、ベーアンなんて必要としていない音楽シーンに、時代遅れのアンプの格好良さなんぞは、誰にも理解できないだろうなぁ。

デカい、重い、壊れやすいのデメリットと引き換えに、嘘臭くない音が出せる(好き嫌いは別として)、壊れても直せる、背後に鎮座してるだけで気持ちが上がる事によっていい演奏になるというメリットが手に入る。

 外音がラインのみだろうが、私はアンプには確実に、サウンドの重要要素が存在すると信じています。

 このカッコイイけど苦手な音の出るアンプで、良い音出せるようになりたいという思いを忘備録としてポチポチしてたら、長文になってしまいましたが、結果大した事ではございませんでした。

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