本日の一杯118.らーめん初代一国堂総本店
今年初の札幌帰省2日目(1月18日)の午後からは、ヒイロくんと札幌の食を楽しんだ。
いわゆる男二人の男子会だが、俺は集まりを男子や女子だけに限定することが嫌いで、男子会や女子会という言葉も好きではない。
それは、何より男女関係なく、繋がっている仲間を大事にしたいと思っているからだ。
それでも、男二人で札幌の街を楽しむのも、またいいもんである。
そのヒイロくんとの4部にわたる男子会のレポートを、これから3部構成でアップしていきたい。
4部にわたると書きながらなぜ3部構成なのか?という突っ込みは一切受け付けないので、念のため(笑)
まず1部では、お昼を食べに行ったのだが、俺たちが選んだのは、もちろん札幌ならではの「一杯」。
今回は札幌では結構有名なお店であるにも関わらず、これまで俺が足を運ぶことがなかったお店に行ってみることにしたのだった。
そのお店とは、狸小路(通称ポンポコストリート)6丁目にある「らーめん初代一国堂総本店」。
腹話術師である玉城一石氏を座長とする人形劇団「いっこく堂」(ちなみに「いっこく堂」は劇団を指す呼び名であり、玉城一石氏のことを指しているのではないので、念のため)や、ビートたけし、トータス松本、ユースケ・サンタマリアが組んだ音楽ユニット「ぢ・大黒堂」とは、一切関係ない(笑)←当たり前!
「ここで塩の美味さを教えてもらった」というヒイロくんに聞けば、塩・正油(以前にも書いたが、札幌ではこう表現するのがスタンダード)・味噌のどの味のスープもいけるとのこと。
よって、俺はこのお店の紹介記事に必ずといってよいほど登場する「正油らーめん」を選んだ。
初めて行くお店では、オーソドックスなメニューを選ぶのがオレ流なのだ。
一見チャーシューが写真で見たよりもかなり小さいし、ビジュアルからはあまりそそられないというのが正直なところ。
思えば俺がこれまでこのお店に足を運ばなかったのは、このそそられないビジュアルが理由のひとつだったのかなと…。
だが、実際に口にしてみて思ったのは、実にまろやかな飲み口のスープだな、ということ。
和歌山ラーメンを食べ慣れている俺にとっては、もう少し醤油の風味を活かしてほしいところだが、これはこれでいけるし、札幌の正油ラーメンといえば、こんな感じなんだろう。
豚骨の臭みも全くといってよいほどないし、きっとこのスープは飲みやすさを重視して仕込まれているんだろう。
大げさに言うのならば、きっとそういう事なんだろう。
そして、ランチメニューとしてセットで付いてくるのが、まかない丼。
ご飯の上にそぼろ、高菜、万能ネギが乗ったもので、これはラーメンとの相性抜群!
ランチセットで注文して大正解やったな、と思わせてくれる逸品やね、これは!
ちなみに、ラーメンと丼のランチセットで840円というのは、札幌では妥当なところなのかな?
俺のようにたまに食べるなら良いけど、毎日食べるならもう少し安いほうが…。
いろいろ書いてきたが、全体的には合格点をあげられる(でなければ、このブログには書かない)、結果的に今回の帰省最後となるここの一杯を食べて思ったこと。
「そういえば、11月に食べて以来、札幌で味噌ラーメンというものを、全く食べていないよなあ…」
らーめん初代一国堂総本店
札幌市中央区南2条西6-5-3
TEL 011-232-1590
営業時間 11:00-1:00
11:00-22:00(日曜・祝日)
年中無休