本日の一杯97.一蘭東京ドームシティ・ラクーア店 | メイン・ストリートのならず者

本日の一杯97.一蘭東京ドームシティ・ラクーア店

さて、夏の大型遠征企画第2弾も無事に終了したので、これから暫くは8月18日~23日のレポートが続くことになる。

時には、日々の小ネタや音楽ネタ、そして27日と28日の2日間は京セラドームでの観戦が決まっているので、現地観戦ネタを時折はさむことになるが、興味のある方はお付き合いいただければと思う。


まず本日は、遠征2日目(8月19日)のお昼に、一人で食べた一杯のレポートを。

確か当日のブログでも書いたと思うが、大阪生まれの大阪育ちである俺ではあるが、その生まれ育った(今でも住んでいる)町は、電車を走らせれば走らせるだけ赤字になると言われているところ。

なので、一応田舎もんということになる俺は、東京での適当な(←いい加減という意味ではない)時間の潰し方を知らず、必然的に行動範囲は東京ドーム付近に限られてしまうのだ。

そこで、東京ドームから最も近くにある、ラクーア内のラーメン屋さんに行ってみることにしたのだった。

お店の名前は、「一蘭東京ドームシティ・ラクーア店」。

福岡市に本社を置く、とんこつラーメン専門のチェーン店である。


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兎に角このお店で注目に値するのが、他店とは一線を画する独特のシステムを採用していること。

店内はカウンター席のみで、両面が衝立で仕切られており、ラーメンが出された後は自分の前にも簾が下がり、店員でさえも食べているところが見られないような配慮が施されている。

また、注文は食券を買うことにより、味や麺の硬さについてはオーダー用紙に記入して店員に渡すようになっており、極力店員と会話をしなくてもよいという仕組みになっているのだ。

しかも、追加注文がある場合は、追加オーダー用紙になっている箸袋に記入すればよいし、替え玉の場合は専用の金属プレートを所定の場所に置けば、音が鳴って店員が注文を受けてくれるのだという。

こういったシステムは、女性一人でも気兼ねなくお店に入られて、お客さんがラーメンを食べることに集中できるようにとの配慮から取り入れられているのだが、ここまで徹底しているのも何だかなあ、と俺は思ったりするのだった。

この日は一人だったからいいようなものの、仲間と一緒となると、仲間同士で会話するのもままならないからね。


このお店のメニューは、天然とんこつラーメンと白ご飯のみ。

あとは、トッピングメニューと替え玉があるだけだ。

俺は天然とんこつラーメンを、以下のオーダー用紙のとおりに注文。

オーソドックスでないのは、にんにくをなしにしたことぐらいか。

別ににんにくが嫌いってわけやないけども、なければないに越したことはないからね。


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で、出てきたこの天然とんこつラーメン。

スープは豚骨独特の臭みを見事に取り除くことに成功しており、実にすっきりとした味わい。

スープの上に浮かぶ赤いタレが、ピリッと辛味のアクセントをつけてくれる。

麺は博多ラーメンらしくストレート細麺で、最近の俺のお気に入りである生麺のような食感。

ただ、具のインパクトが感じられないのが残念。

決して旨くないことはないのだが、「これでなきゃ!」というインパクトに欠けるのがなあ…。


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それでも、お店のシステムと臭みの全くないスープには拘りを感じるので、行ってみて食べてみる価値はあると思うし、以前紹介した「博多一幸舎」ほどではないにしても、なかなか完成度の高い一杯であるとは思う。

ただ、なんせ東京ドーム近辺には、他にこれといったラーメン屋さんがないだけに…。

ここで妥協しておかなきゃな、というのが正直なところかな(苦笑)


一蘭東京ドームシティ・ラクーア店

東京都文京区春日1-1-1

東京ドームシティ・ラクーア内2F

TEL 03-5800-3566

営業時間 10:00-23:00(LO22:45)

年中無休

http://www.ichiran.co.jp/pc/hp/