本日の一杯83.麺屋雪風 | メイン・ストリートのならず者

本日の一杯83.麺屋雪風

あすなろ会二次会の会場「炙屋」を出て、バーママさんを豊水すすきの駅まで送った後、俺とヒイロくん兄弟が締めに行ったのは、やはりというか当然というか、綺麗なお姉さんのいるお店、ではなくラーメン屋(笑)

いつの間にか、俺たちの行動の締めはラーメンと相場が決まってしまったようで…。

たとえ、それまでに食べまくっていても、ね(笑)

まあいわば、不文律のようなもんやね(笑)

で、この日行った先は、東本願寺前にある「麺屋雪風」。

有名人の来店も多い、旨いと名の知れたお店である。


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最近札幌では、味噌とともに食べたくなるのが塩。

ここでも俺が注文したのは、「鶏がら塩らーめん」(750円)。


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あっさりとしていながらも、鶏がら、昆布、鰹節、そして椎茸でとったダシの旨味がしっかり生きているスープがいい感じ。

麺は中太縮れ麺と細麺から選べるのだが、札幌で食べるなら、やはり中太縮れよね。

具の方では、フライドポテト(といってもみじん切りのじゃがいもを揚げたもので、ハンバーガー屋さんにあるようなものではない)が乗っているのが目を惹き、これが味にアクセントを加えているのかなと思ったが、食べた後それほど印象には残らず。

でも、このスープの旨味は、食べてみる価値はあると思うよ。


そしてもう一品、食べてみたかったのが、「手作り焼餃子」(400円)。

中の具に特製味噌を練りこんでいるらしいのだが、俺は中の具よりも、もっちりとした皮の食感の方が印象に残ったな。

価格が高めなのがやや難ありだが、味の方はなかなかのもんやったよ。


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ところが、今日も旨いラーメンで締められたなと思いながらお店を出ようと思ったとき、事件は起こった。

ヒイロくんが勘定を払おうと、一万円札を店員に渡そうとしたとき、店員が(俺にとっては)信じられないような一言を言ったのだ。


「細かいお金を出してくれませんかね?」


これって、札幌では常識なのかな?

ひょっとして、知らないのは俺だけ?

そんな思いが頭をよぎったのと、店内がかなり混雑していたので思い止まったのだが、大阪なら間違いなくドンパチやっていたな。

こういったことは、店内に張り紙をして客に注意を促す程度に止めておくのが、俺の中での常識やからね。

まさかお札を出した段階で、そのような言葉を客に言うとは!

お客に対してこんなこと言ってると、大阪では確実に生き残れないぞ!


この店員の心無い一言のせいで、お店を出るときの気分は最悪。

この日の締めは、正直苦いものになってしまった感は否めない。

ラーメンと餃子が旨かったからここでレポートを書くことにしたが、接客態度はこれまでレポートしたお店で間違いなく最低ランクやな。

次にここへ行くときには(あるかどうかわからないが)、このときの店員の、客をなめたような接客態度が改まっていることを願うばかりだ。


麺屋雪風

札幌市中央区南7条西4-2-6

ジャストビル1F

TEL 011-512-3022

営業時間 21:00-6:00

定休日 日曜・祝日