知りたいじゃない? | 地震とクイズとらぁめんと

知りたいじゃない?

けふも昼に出勤して研究室にこもって積分してました。


なんか、おもろいこと…、コンビニでべジータにあったぐらいか。サイヤ人にはなってなかったが。



さっき情熱大陸で気になる人が出ていたのでずっと見てた。

昨年、ノーベル物理学賞を受賞した小林誠先生。先週の益川敏英先生に引き続き、2週連続で特集みたいになってた。


”物理屋”は、普通の人間の考えでは至らないところのものを考えてるとかで、特殊な生物みたいな扱われ方をしてるように思えてならない。益川先生の言動とか。


ノーベル賞をとると、当然のように講演を聴きたがる人間は増える。物理や天文の知識がない一般人や子供が聴きにいっても、自己満足しか残らないのでは?


2人は研究内容こそ同じだが、研究者のタイプとしては違う。思いついたことを間違いを恐れず発言する人、冷静かつ公平な目で意見を吟味する人。両方いて完全というか。

それにしても、物理以外の分野から研究者が相談に来るってのは相当なもんだ。



「みんなわからないんだったら、俺が最初に発見してやろう。」


そういうモチベーションは物理屋に限ったことじゃない。社会に生きるひと全てに共通してる。チャレンジし続ける意欲、なくなったら人間が人間でなくなってしまう。



理解できないからふたをしておく、わかった気になってるだけ、わいは逃げていないだろうか。

分からないと気持ち悪い感覚、忘れてはいないだろうか。



近年の受賞ラッシュは過去の栄光。国内の研究者のレベルは30年、40年先になって初めてわかる。これからですね。