報連相の正しいやり方(報告の4原則②) | 脱コンサルタントの企業経営でノウハウ公開(表)

報連相の正しいやり方(報告の4原則②)




それでは報告の4原則をひとつずつ確認していきますね。






まず一つ目の






①タイムリーな報告


についてですね。




ではここで質問です。






タイムリーとはどういう意味ですか?




タイムリーとは何ですか?




山田さん「・・・」




山田さん「野球ではタイムリーヒットとかって使いますけどね。。。」




山田さん「ちょうど良いとかそんな感じですかね???」




そうですね。


ちょうど良いというのはいい表現ですね。

辞書を調べると




タイムリー・・・物事がちょうどよい折に行われるさま。時機にかなっているさま。




と表現されていますね。




それでは、誰にとってタイムリーなのでしょうか???




次のケースで考えてみてください。




例えば、山田さんの下に部下がいます。新人君と中堅君の2名です。




山田さんが部下に指示を出したとします。




その仕事は、会社にとっては、基本的な仕事であり、3年も勤務していれば簡単にこなせる仕事です。

ただ段取りは結構複雑で、時間にして3時間ぐらいはかかるような仕事です。




そこで山田さんが二人に指示を出しました。


山田さんはその二人に仕事を出したことで、安心して待っていられますか?






山田さん「うぅ~~ん???中堅社員はまぁ大丈夫だと思いますけど、新人君はちょっと心配ですね






そうですね。














ではどのようなタイミングで報告してもらいたいですか?


全て終わってからですか?








山田さん「いえ、ある程度進んだタイミングで中間の報告とかもらえると問題がないか発見できるので、報告してもらいたいですね




そうですね。


中堅さんはどうなんですか?同じですか?




山田さん「いえ、中堅は終わってから『終わりました』という報告だけで大丈夫ですね」




ということなんです。






山田さん「なるほど」





指示を出した人が欲しいと思っているタイミング




それが『タイムリー』なんです。








そして『指示者が欲しいと思っているタイミングで報告する』それがタイムリーな報告なんです。












タイムリーに報告をしてもらえないと、結果的にさっきの新人君じゃないですけど、間違ったことをず~~~っと続けて3時間の時間をかけてしまい、結果的に手戻りで更に2時間とかをかけても意味ないですからね。


そこに組織としてムダが生まれますよね。














ということなんです。




これは、指示者が期待水準をしっかり伝えておくことも必要ですし、指示を受ける人も「期待水準を把握する
」で、いつ報告をしてもらいたいと思っているのかを確認しておく必要がありますね。




そのようなコミュニケーションを取っていれば、組織におけるムダが省けますね。


企画書や提案書作成で手戻りが多く発生するなどはこのあたりが欠落しているということなんです。






まぁ他にも重大なポイントが欠落している場合がありますが、それはまたの機会にご紹介します。


タイムリーな報告が大切な理由は分かりましたかね?






山田さん「はい、大丈夫です」






では②アラームを鳴らすについて確認していきましょう!

(次回に続く)





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