報連相の正しいやり方(指示受け4原則②)
はい、それでは『指示受け4原則』
について、それぞれの重要性を確認していきたいと思います。
まず一つ目ですね。
①メモを取る
「なんだそんなこと」って思われたかもしれませんが、この基本的なことが出来ていない人が如何に多いか・・・ということなのです。
人間は忘れる生き物なのです。たかがメモを取るということですが、この基本的な行動が出来ないことで組織には次のようなことが日常起こっているのです。
~メモを取らないことで起きている日常~
1)上司からのちょっとした指示
上司「後で、○○さんに報告してもらうように指示しておいて」
部下『今は、提案書を作成しているので、それが終わったら連絡しようっと・・・』
数時間後
上司「○○さんから報告があがってこないけど、どうなっている?」
部下『あぁすみません、連絡し忘れていました。連絡しておきます』
よく起きていることです。
この場合、部下が指示を受けた際に、たかが「連絡を入れる」といったレベルのものでも、きちんとメモを取っていれば、抜け漏れることはなかったでしょう。
部下の方がメモを取らなかったことで、上司は2回同じ指示を出さなければならなかったのです。
1度で済む行動が2回かかっているわけですから、明らかにムダです。
そして部下の方が○○さんに指示を出していたとしても、○○さんがメモを取っていなければ、これはこれで報告漏れが発生する可能性があります。
そうなると・・・
上司が部下の方に確認して、部下の方が○○さんに確認して・・・。
上司と部下の間で1回、部下と○○さんの間で1回のムダが発生しています。
連絡が直ぐ付けばいいですが、それぞれのメンバーが電話中だったり・・・、商談中や外出中などであったら、それだけで折り返しの電話などで回数が増えます。
ですから、組織の中で仕事の抜け漏れをなくす為にも、必ずメモを取るようにすることが大切となるのです。
分かりましたか?
山田さん「はい」(メモ・メモ)
では続いて、②期待水準を把握する についてその重要性を確認していきたいと思います。
(次回に続く)
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