HandBrakeで試してみた 第二回 | 性能の無駄遣い

性能の無駄遣い

PCとアニメがあれば生きていけると思います。

というこで、前回に続きHandBrakeの設定でどのように変化するのか。

今回は複合設定と、ノイズとブロックノイズ軽減やってみます。

基本条件は前回と同じです。

総容量130MB、29.970fps、総ビットレート 9142kbps、

1分57秒のDiRT2ゲームリプレイDVDをm4vに変換します。


フィルタ設定は変更せずに、2-pass、1回目のエンコードを 高速、

平均ビットレート1000kbpsに指定しエンコードしました。


まずは何も設定していない比較用の設定。

逆テレシネ off
Decomb off
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off

性能の無駄遣い

では逆テレシネとDecombの複合設定。

逆テレシネ デフォルト
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 off


性能の無駄遣い

全体的にシャープに仕上がってます。文字も綺麗です。

次は逆テレシネとDecomb、ノイズ軽減弱。

逆テレシネ デフォルト
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 弱
ブロックノイズ軽減 off


性能の無駄遣い

全体的にシャープですが、ノイズも軽減されている気がします。

個人的には一番綺麗に見えるかも!

次は逆テレシネとDecomb、ノイズ軽減強。

逆テレシネ デフォルト
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 強
ブロックノイズ軽減 off


性能の無駄遣い

ノイズ軽減弱の設定より若干べったりしてます。

次は逆テレシネとDecomb、ブロックノイズ軽減弱。

逆テレシネ デフォルト
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 弱

性能の無駄遣い

なんだか滲んでしまっています。

次は
逆テレシネとDecomb、ブロックノイズ軽減強。

逆テレシネ デフォルト
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 off
ブロックノイズ軽減 強

性能の無駄遣い

ブロックノイズ軽減弱に比べ、さらに滲んで・・・というかぼやけてます。

でも文字は結構綺麗です。

ということで、組み合わせはもっとありますがきりがないのでやめましたw

適当にまとめてみた。

今回の実験に使った元ソースが既にインタレース解除されていたので、

デインタレースを設定する必要はない。

しかも解除されている状態でデインタレースを設定すると、余計に汚くなる。

また、Decombがインタレースとアグレッシブを自動判別してくれるので、

めんどくさい時はDecombをONにしておけばとりあえず問題ない。

案の定、DecombをONにするとデインタレース設定は自動的にOFFになる。

ノイズ軽減は弱設定がお勧め。高設定にしても逆に汚くなる。

ブロックノイズ軽減設定は、今回の実験では特に設定する必要はなく、

ノイズ軽減設定同様に、高設定しても逆に汚くなるw

逆テレシネは30fpsを24fpsに間引いてエンコード高速化、容量圧縮にするが、

今回は29.970fpsから変化はなかった。カスタムで数値設定しないと意味ない?

動画設定タブにFPS項目があるので、そこを直接変更する必要があるかも。

以上のことから、次の設定で再エンコードしてみた。

逆テレシネ off
Decomb デフォルト
デインタレース off
ノイズ軽減 弱
ブロックノイズ軽減 off


性能の無駄遣い

横に並べて比較しないと分かりづらいですが、

シャープで滲みも少ない。文字も綺麗でちゃんと読めます。

チラシの裏的な実験でした。

第三回は気が向いたらやってみますw