GMT
グリニッチ・ミーン・タイムの略称で、世界標準時間のことです。（1884年、イギリスのグリニッジ天文台での天体観測を元に決められた時刻。ちなみに日本時間はGMTの＋9時間。）2箇所以上の時刻を同時に把握できる腕時計のことを、ＧＭＴウォッチと呼びます。
アナログウォッチ
文字盤上の針がインデックスを指し示すことで、時刻を表示する腕時計の総称の事です。
アニュアルカレンダー
永久カレンダー機構の一つ。月、日、曜日、などが自動的に切り換わる腕時計。パーペチュアルカレンダーより安価でオートカレンダーともいう。365日表記となり、4年に1回、2月末のみ日付調整を必要とします。
アラームウォッチ
設定した時刻になるとアラームが鳴る機能を持った腕時計。
インナーベゼル
ダイヤル（文字盤）の外周部などに目盛りが記されている回転式のリング。ワールドタイマーを搭載したモデルやダイビングウォッチに備えられていることが多く、通常のリューズ以外にインナーベゼルを操作するための専用リューズが搭載されているモデルもあります。
エスケープバルブ
飽和潜水の時に時計内に入り込んだヘリウムを排出させるバルブです。飽和潜水とはヘリウムと酸素の混合ガスで体を水圧に耐えられる状態にしてから潜水する方法です。
カウントダウンタイマー
セッティングした時間に向け、カウントダウン形式で計測。ヨットレースには上可欠な機能である為、ヨットをコンセプトにした多くのモデルが搭載しています。例えば、ロレックス ヨットマスターⅡの場合10分間のカウントダウンタイマーを備えています。
クロノグラフ
ケースサイドに備え付けられたプッシュボタンの操作によって、ストップウォッチ機能を作動させられる時計のことです。
クロノグラフ（タキメータークロノグラフ）
ストップウォッチ機能を搭載した腕時計。大抵の場合、ケースサイドに備え付けられたプッシュボタンにより操作します。
コンプリケーション
トゥールビヨンや永久カレンダー、ミニッツリピーターなどの複雑機構を搭載した機械式時計の総称。
ジャンピングアワー
時を表示する短針の代わりに、ディスクで時を表示する機能です。1時間に1目盛り分回転するディスクには、1?12（24時間表示の場合は24）が記されており、文字盤上の小窓に時が現れる仕組みになっています。時が切り換わる瞬間、ディスクがジャンプするような動きをするため、このような吊称になりました。
スプリットセコンド
ラップタイム（中間地点から次の地点までの経過時間）などを計測できる複雑機能のこと。クロノグラフに、搭載される機能で、フランス語ではラトラパンテと呼びます。
スモールセコンド
文字盤中心に秒針がセットされておらず、独立した小さなインダイヤルで秒を表示するダイヤルのことです。スモセコと略されることもあります。
タキメーター
クロノグラフ搭載ウォッチのベゼル表面やダイヤル外周に記されている目盛りのことです。クロノグラフ針と併せて使うことで、平均時速や生産効率などを計ることができます。
デイデイト
日付・曜日のカレンダー表示している機能です。
デュアルタイム
ひとつの時計で異なる二つの時間帯を表示することができる機能のこと。例）日本とアメリカの時刻を同時表示
テレメーター・クロノグラフ
視覚的?聴覚的現象の距離を計測することができる音速測定機能。例えば、雷が光った瞬間にスタートボタンを押し、音が観測者の耳に届いた時点でストップさせると、クロノグラフ針は現象が起きた所から観測者までの距離をさします。
トゥールビヨン
アブラアンｰルイ・ブレゲが、より精度の高い時刻表示を達成するために発明した、ムーブメント。時間の調整を行うテンプや脱進機などをキャリッジという箱に収紊して常に回転させることで、腕時計が受ける重力を平均化させ、安定したムーブの駆動を実現します。
トリプルカレンダー
日付・曜日・月の３つの表示を備えたカレンダー機能。
パーペチュアル
永久を意味する英単語です。ロレックスのPERPETUALは自動巻きのムーブメントのことを意味します。
パーペチュアルカレンダー
ユーザーがカレンダーを修正しなくても、月初めの1日には日付が「１《を表示する機能です。30日もしくは31日の月、うるう年なども自動判別します。
ハック機能
リューズを引くことで秒針を止めることができる機能です。時刻調整を行う時に重宝します。
パルスメーター・クロノグラフ
１分間あたりの脈拍数を計測する機能を持ったクロノグラフ。目盛りのそばに書いてある15、20、30などの基準計測回数をもとにして、スタートと同時に脈拍を測ります。そして基準計測回数の脈拍を終えた時点でストップボタンを押します。このときにクロノグラフ秒針が指す目盛りの数字が１分間の脈拍数となります。
パワーリザーブインジケーター
機械式時計のぜんまいの巻上げ表示機能、止まらず動き続けることができる時間を表します。
ビッグデイト
文字盤上の日付表示が通常よりも大きく、十の位と一の位がそれぞれ別々の2枚のディスクになっている機能です。
フライバック
通常のクロノグラフの操作は、スタート/ストップ/リセットの3度プッシュボタンを押すことが必要といなるが、フライバックはスタート/リセットのみの操作でリセット＆再計測が同時に行われます。
ヘリウムガス・エスケープ・バルブ
ヘリウムガスを強制的に排出する専用バルブです。プロ潜水士により深い深度のダイビングでは、まれに酸素ボンベの代わりにヘリウムガスを使用することがあります。その際、ダイバーズウォッチ内には海中に漏れたヘリウムガスが溜まり、浮上時にその内圧によって腕時計が破搊する可能性があります。この事故を防ぐために考案された機能です。
ポインターデイト
ダイヤル外周部に1-31の数字が記されており、それをセンターから伸びた専用針が指し示すデイト表示システムです。1ヶ月で1周することになります。オリスが始めて腕時計に取り入れた多機能な時計です。
ミニッツリピーター
ミニッツリピーターとは、18世紀末ブレゲが発明した機構で、時間、分、の音階を別々の音階で鳴らして、各音階の音の回数で現在の時刻を確認できるようにしたものです。元々は風防に蓋をしておく懐中時計用に開発された機構で、蓋をしたままでも、レバーやボタンを操作するだけで、音階の違いによって時間を知ることができました。現在では、超精密な高級腕時計に搭載されています。
ムーンフェイズ
文字盤の小窓に登場する月齢表示で、月の満ち欠けを表します。およそ29.5日（太陰暦）と同じ周期で表示が変わっていきます。
レギュレーター
時、分、秒を表示するダイヤルが独立しているデザインです。
レトログラード
扇形のゲージの上を針が移動して時刻などを指し示す表示方法です。0からスタートした針は最終位置まで到達すると、瞬時に0位置まで戻る仕組みです。
ワールドタイマー
回転ベゼルやインナーベゼルに世界の主要都市が記されたモデルです。自分がいる国（都市）の現在時刻にその都市表示を合わせることで、その他の都市の標準時も時差を計算することなく把握できます。
回転ベゼル
回転するベゼル。ダイバーズウォッチによく使われ、潜水経過時間や残り時間を一瞬で確認できます。 ダイバーズウォッチの場合は腕があたって計測時間が狂わないように逆回転防止ベゼルになっています。
回転計算尺
ブライトリングが1942年に開発。航空の際に使用されるパイロットウォッチに搭載された機能です。ベゼルやダイヤル内に記号やメモリを記載し、速度計算や所要時間計算、対地速度などの航空計算ができます。
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