お父さんの立ち位置 | 学校へ行こう~大手進学塾講師が語る中学受験最前線!

お父さんの立ち位置

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こんにちはビックリマーク曇り空の合間にのぞく太陽の光に、紫陽花が美しいこの頃ですね。

青、紫、ピンク、白と大きく咲き誇る花も綺麗ですが、つややかな葉の緑も生き生きとして目を奪われます。母の日はカーネーション、父の日は紫陽花という感じでしょうか。

さて。
そろそろ一学期も終盤を迎えつつあり、個人面談の時期となりました。

先日は、5年生の面談があったのですが。4、5年前に比べると、お父様の参加が非常に多くなってきました。以前も、ご両親で面談にくる方はいらっしゃいましたが、最近ではお父様だけでというケースが増えてきているのです。

さらに、情報もきちんと押さえて、適宜鋭い質問もされることがしばしばです。ひと頃のように、子育ては母親任せという風潮が、かなり変化してきているのですね。

ただ、気になるのは。情報を集めていらっしゃっても、なかなかご自分の頃の感覚が抜けないということ。つまり、偏差値や学校名に惑わされていることも多いのです。

以前にも書いたと思いますが、中学受験の場合の偏差値は、高校受験に当てはめようとすれば、プラス10から15になるのです。つまり、偏差値が55であれば、それは高校受験の65から70に匹敵するということです。偏差値70といえば、難関校です。

模試の結果の偏差値を見ただけで、「こんな数字では、中学受験をする意味がない」と仰る方もいますが、中学受験をするお子さまの数は、小学校のクラスの90%以上ということはありません。
一定以上の学力のお子さまがしのぎを削っているという現状を、再度認識していただきたいと思います。

また、上記のような言葉をお子さまには絶対に言わないでいただきたいのです。
お子さまの幸せは、いい中学校に入学するためだけにあるのではありません。
学ぶ楽しみを知り、やりがいのある仕事に就き、充実した人生を歩むためにあるのではないでしょうか。

ですから、強い言葉で萎縮させてしまうようなことは、極力避けていただきたいのです。
そして、お子さまがくじけそうになったり、お母様と衝突してしまうようなときに、しっかりと支えになってあげてください。
お子さまとお母様の目を、社会に向けて大きく開かせてあげてください。
そうすれば、きっといい体験ができるはずです。
そして、それはご家族のいい思い出ともなるでしょう。


ご参考になったでしょうか。

ではでは。


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