悪魔のいけにえ | 素人映画祭@ホラーバカ

悪魔のいけにえ

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さて、今回は74年の傑作"悪魔のいけにえ"を

この作品以前DVDが出ていましたが廃盤となり

WBから日本版DVDが再販されるはずだったのに販売中止、

何故か本編が収録されていないドキュメントDVDの発売が

決定したとっても不思議な悪魔のいけにえ、

いち早く本編のDVD再リリースを願ってるわけですが、

まぁ本編の話をして、

若者グループが車でテキサス旅行をしている時に

ヒッチハイカーを拾ってしまいそのヒッチハイカーは

自分の手をナイフで切りつけ更に車の中で暴れだした。

手に負えなくなった若者グループはヒッチハイカーを

車から無理やり降ろし旅を続け休憩の為に

古びた一軒家に立ち寄った事から悲劇が始まってしまうのである。。。

この作品リメイク版も作られましたが断然オリジナルの

今作の方が凄いです。

以前も紹介しましたが何が凄いかと言うと

レザーフェイス一家の異常さ、

唯一生き残った主人公を無理やり椅子に縛りつけ

レザーフェイス一家の長男はハンマーを持って

"殺せ、殺せ、"と連発、しかも半分ミイラ化している

おじいちゃんにもハンマーを持たせて

"若い女だぞ、殺せ、じいちゃん、殺せ"

これだけでも異常だが長男の趣味は墓荒し、

因みに冒頭でヒッチハイクしてたのは長男

次男のレザーフェイスはチェーンソーを持ち

人の皮で作ったマスクを被っているが

実は家族の中で一番地位が低く

長男や父には全く逆らえない。

リメイク版では色々と工作をしていたが

オリジナル版では食肉加工をやってる。

(実際に加工するシーンは登場しないが)

父親はガソリンスタンドを経営しており

一番まともと思いきや何を考えているのか解らない

恐怖の笑みを浮かべる中年。

レザーフェイス一家の長老、半分ミイラ爺さんですが

全く動きが無く顔が青白く表情が全く無い為

死んでいるのかと思いきや何気に生きている。

コイツの主食は人の血液、

登場人物がこんなに異常な映画も珍しいですが

この映画実は血がほとんど出てきません。

更に死体が映るシーンも殆ど無い。

なのに怖い、何が怖いかって?

レザーフェイス一家の異常さがとても怖い。

更にフィルムもそんなに良い物を使っていないらしく

物凄く画像が荒れる、荒れている方が

ドキュメンタリー映画っぽくて良いが。

リメイク版の少々やりすぎの残酷描写を見た後に

オリジナルを見ると物足りなく感じるかもしれませんが

人間の異常さを見てください。

この映画の売りは"レザーフェイス一家の異常さ"

なんですから、