モルヒネ 安達千夏/著 祥伝社文庫 ★★☆☆☆
過去に深く付き合い、突然目の前から消えたピアニストが主人公真紀の前に現れた。
人生の中でただ一人思いを共有できた彼は末期癌に冒され余命は少ない。
すでに婚約者がいる真紀だが、揺れる心は彼の死を見守っていく。
感動の恋愛小説というわけではありません。
死ぬための毒薬を手に入れやすいからという理由で医者になった主人公。
癌に冒され元恋人のところに現れ、死ぬためにモルヒネを要求するピアニスト。
2人の関係にうすうす気づきながら仕事に没頭する真紀の婚約者。
残念ながらこの中心人物の全ての行動・思いを理解できないままに終わってしまいました。
最初から最後まで明るさが無い小説です。
絶望感と孤独感に包まれています。
受け入れるだけで何もしないのではなく、何かアクティブな思いがほしかったところです。
もっと光を!
過去に深く付き合い、突然目の前から消えたピアニストが主人公真紀の前に現れた。
人生の中でただ一人思いを共有できた彼は末期癌に冒され余命は少ない。
すでに婚約者がいる真紀だが、揺れる心は彼の死を見守っていく。
感動の恋愛小説というわけではありません。
死ぬための毒薬を手に入れやすいからという理由で医者になった主人公。
癌に冒され元恋人のところに現れ、死ぬためにモルヒネを要求するピアニスト。
2人の関係にうすうす気づきながら仕事に没頭する真紀の婚約者。
残念ながらこの中心人物の全ての行動・思いを理解できないままに終わってしまいました。
最初から最後まで明るさが無い小説です。
絶望感と孤独感に包まれています。
受け入れるだけで何もしないのではなく、何かアクティブな思いがほしかったところです。
もっと光を!