古都で古墳を巡った後は・・・温泉と今シーズン最後の生き蟹を求めて奥丹後に足を延ばした。

 

京都から特急列車で約3時間 降りたった城崎温泉駅前

 

川端の柳が芽吹き始めた温泉街の街並み

 

 

お世話になったのは老舗三木屋さん。志賀直哉が湯治で滞在したした際のつれづれを基に書いた短編小説「城の崎にて」の舞台。当時の建物は建て替えられたそうだが年季の入った建物と見た。

 

昭和の時代は何処で食べてもズワイガニ、今やブランド化が進み水揚げ地によって名前が変わる。「越前ガニ」(福井県)と「加能ガニ」(石川県)が両巨頭らしい。 ここでは何ガニと尋ねたら、「津居山ガニ」と返ってきた、この町の河口にその名の漁港があるそうな。

蘊蓄はともかく絶品美味、大満足、腹いっぱいになりました。

(上から、カニ刺し、茹でガニ、雑炊、他にも沢山)

 

 

 

黒四ダムは当地出身の経済人が先導して建設されたそうな、その大工事に使われたロープウェイを再利用で当地の山に移設したという

 

山頂駅からの城崎温泉街

 

山腹の温泉神社は奈良時代天平期に開創され、寺号は聖武天皇から下賜されたと伝わる。麓に山門があり500段の石段を登った先に本堂がある。

 

絶品のカニをたらふくいただき、温泉につかり、美味しい空気を吸って大満足の旅でした。