華の女子校生活がもうすぐ終わる。
私の六年間をなにより彩ってくれたのは、学校の内外で出会った沢山の人たち。
中学に入るころはまだ、人を信じきることができず、自分を出すことが怖かった私が、ここまで自分を誇り、周りの人をこよなく大切だと思えるようになったのは、ほかでもない友人や先生のお陰なのだ。
隣にいることを当たり前のように思ってくれる友人がいる、ということに幾度となく救われた。生徒のために心を砕き、「運命共同体」と言い放ってくれた先生はいつまでも私の師でありつづける。
へこむととことん沈みっぱなしの私にエネルギーをくれるのも彼女たちの温かい言葉や笑顔だった。感謝って、してもしきれない場合はどうすればいいのだろうと最近は本気で悩んでいる。言葉で言おうと、モノで表そうと、到底足りるはずがないんだもの。
卒業をして道が分かれようと、彼女たちとはきっとずっと繋がっていたいと願ってやまない。

また、ブログを通して出会った素敵な人たちには様々な感動をもらっている。
奇跡的な出会いをしてしまったからかな?笑。
普通に生きていたらすれ違うことさえなかったであろう人々と結び付けてくれるインターネットに感謝感謝。健全に使えば良き「出会いの場」になるんだね。

新しい出会いは私に、まだまだ見えていない世界があるのだと気づかせてくれる。
これから私がどこへ行くかなにをするかに関係なく、必ず待っている誰かとの出会いがとにかく楽しみだ。
人は結局ひとりで生きて行く。これはまぁ捉えようによっては真実に違いない。
でも、他者に出くわさずに生きていく人はまずいない。
そうして年月と共に増え、濃くなってゆく、人との繋がりが、私達の財産なのだろうなぁ。
最近はこんな風にあったかくも切ない気持ちに浸ることがたびたび。
そういう季節なのかも。

そういえば、今日もらったメールにおもしろいことが書いてあった。
まだ解読しきってないが、女性は、友達のいるひとといないひとを比べると、いるひとの方が寿命が長く、幸せに生き、歳をとっても元気でいるらしい、ということがUCLAやHarvardでの研究でわかってきているというのだ。普通に考えて当たり前じゃん、という感じだが、対人関係のストレスに応対する特別なホルモンがあるなど、医学的にも立証されるならすごいかも。
まぁ立証されようがされまいが経験としてわかっていることだから研究するまでもないようにも思えるが。
人間はもとから他者と繋がるようにつくられたのだと改めて感動してしまったので。
それは人同士のみならず、人間と自然との関係でも同じことだろう。
人と人が、人と自然が共に生きる道を選びたいものだ。