1年前から、オーディオの趣味を復活させました。
40年程前、真空管アンプ作りに熱中していた頃、もう夢中でした。
アンプ作りの載った雑誌「無線と実験」「ラジオ技術」の回路をまねて、部品の調達シャーシ加工から、取付、配線、半田付けはたまた、スピーカーボックス作りと毎日寝食を忘れて没頭した覚えがあります。
それもいつか、家庭を持ち仕事に埋没してしまいました。
そんな、思いをもう一度とばかりに、始めたというところです。
前置きが長くなりました。
今日は、こんなオーディオの雑誌をご紹介します。
「Stereo」 オーディオの総合雑誌ということですが、この本が、普通のオーディオの誌と違うのは、使えるオーディオパーツが付録で付いてるという雑誌です。
3年ほど前からFostexのスピーカーKitが付き、今年2012年の1月号はLuxmanのデジタルアンプで、8月号は、SCAN SPEAKのスピーカー(完成品)が付くという具合です。
そんななかで、2013年1月号は、同じLuxmanのUSB-DACが付録です。
値段も3,000円弱ですから、決して高価な物が付いているということではないのですが、実際使ってみすると、結構楽しめるものです。
そんなとこで、今回は、この付録を詳しく紹介したいと思います。
各パーツの状態→
内 容は
1.USB-DAC 基盤1枚
2.USBケーブル 1m×1本
3.スペーサ 基盤の支え 32mmと20mm各4本、ビス4本
組立といっても全く難しいものでなく、ただ、スペーサーで、上にカバーを付けただけです。
スペーサーは、短い方を下に、長い方を上に付けています。
長い方は、2012年1月号の付録のLuxmanのデジタルアンプが乗っかるようになっています。
その為、半透明のアクリル?、カバーが付いているのでしょう。 ショート防止用としてでしょう。
元々、このプリント基盤は、すでに完成品ですので、半田付けとか何もする必要はありません。
←配線の様子
この、基盤に同梱のUSBケーブルと別途用意するRCAのピンケーブル(オーディオアンプ用)一般的には赤と白のケーブルをそれぞれの端子の接続します。
次にパソコンのUSB端子にいきなり挿入。
←PCの画面に最初にデバイスドライバーを探す画面が表示されます。
ちなみにOSは、Windows7 home Premium
すかさず(ほんの数秒で)
←デバイスの準備が出来たと表示されます。
これで、使えるようになります。
リッピング(CDをパソコンに取り込むこと)する時に
メディア プレイヤーの「取り込みの設定」をWAVにしておけば、圧縮のない音で楽しむことが出来ます。
音質は、中々のもので、BGMとして、パソコンからの音を聴くのには全く問題ありません。
これが、3,000円程度(2,800円)の付録なのですから、これから、ネットワークオーディオや、インターネットラジオを楽しもうとされてる方、試してはいかがでしょうか。
最後になりましたが、このUSB-DACのデーターを雑誌より掲載しておきます。
・大きさ W:94×H:30.3×D:90.7(つまみと端子を含む)
・入力 サンプリング周波数 32、44.1、48kHz 量子化ビット数 16bit
・ヘッドホーン出力 16Ω 65.2mW×2ch
・端子 入力USB端子(B型)、 出力 ヘッドホーン(ミニ)端子、ラインRCA出力
・その他 ヘッドホーン用音量ボリュム及び、電源表示用LED 付
又、面白いのは、ライン出力とヘッドホーン用にそれぞれ8ピンのオペアンプが使用されているが、この2つは、交換で出来るように半田付けでなく、ソケットに取付されています。さらに、出力端子についても、後で光の出力に改造で出来るようにされている事です。
とにかく、この価格で、色々と楽しめるのは、すばらしいと思います。