懐かしいメロディーとオリーブオイル
オーブンを温めて、大きなバント型を棚から取り出す。
今日は絶対にオリーブオイルのケーキを焼こうと決めていた。
新しいオリーブオイルを買ったばかりだったから。
オイルが古くならないうちにケーキを焼こうと決めていた。
なぜか、今夜は相方がSadeのSmooth Operatorを流している。
この曲を聴くと私は子供の頃、
両親の車に乗っている時にカセットから流れていたメロディーを思い出す。
80年代ってこういうちょっと色っぽいサックスのメロディーと、
ラテン風のパーカッションにちょっぴり気怠さのあるボーカル。
何とも言えないバブリーで大人なこの感じ、懐かしい。
同じ歳の相方も私と同じように、
この曲を聴くと子供の頃のドライブの記憶が蘇るらしい。
そんな懐かしい気分に浸りながら、
混ぜ合わせた生地をバント型へ流し込む。
私が子供の頃は、油といえばサラダ油が一般的で、
その他はごま油が台所にあったくらいだった。
基本的に油は炒め物と揚げ物をする時に使うものだと思っていた。
その後、少しずつオリーブオイルが世間に広まり始めて、
我が家の食卓にでもサラダ油と肩を並べるくらいの需要で
オリーブオイルが活躍するようになった。
オリーブオイルに出会ってから、油に対する見方が変わったのは、
調理しないで生のオイルを食べるという食べ方があるということ。
小皿にオリーブオイルを入れて、
そこにちょこっとバルサミコ酢と岩塩を落とす。
そして、パンをそこにつけるという食べ方。
今では殆どのイタリアンレストランで当たり前のように見かけるこの食べ方だが、
初めてこの食べ方を知った時は生の油にパンをつけて食べるというのは、
ちょっとした衝撃だったことを覚えている。
そんな私も今ではオリーブオイルのケーキを焼くまでに成長した。
我が家で最もよく使われるオイルのひとつがこのオリーブオイルだ。
この夜焼いたオリーブオイルのケーキは、
オレンジとレモンの皮を記事に混ぜ込んで、
オレンジリキュールのグランドマニエールも入れているので、
焼いているとオーブンからとってもさわやかなオレンジの香りが部屋に広がる。
このケーキだけでももちろんシンプルで美味しいのだけれど、
今回はレモン味のアイシングとローストしたアーモンドスライスをのせてみた。
オリーブオイルのケーキ
26センチのバント型を使用
<ケーキを外し易くする為にバント型へ塗る用材料>
バター 約大さじ1
中力粉 約大さじ2
<ケーキの材料>
砂糖 1カップ
卵 4個
レモンの皮すりおろし レモン1個分
オレンジの皮すりおろし オレンジ1個分
エキストラバージンオリーブオイル 3/4カップ
牛乳 2/3カップ
中力粉 3カップ
グランドマニエール 大さじ3
ベーキングパウダー 大さじ1
<アイシング>
レモン汁 大さじ1
パウダーシュガー 1/2カップ
アーモンドスライス(ローストしたもの) 2/3カップ
オーブンを325°F(163℃)に温める。
バント型にバターをまんべんなく塗り、その上に中力粉大さじ2をふるい入れる。まんべんなく粉が型に付いたら、型を逆さまにして余分な粉をはたき落とす。
ボールに卵4個と、砂糖1カップを入れて1分程ミキサーでかき混ぜる。
そこへ、レモンとオレンジの皮、グランドマニエール、オリーブオイル、牛乳、中力粉を入れて木べらでよく混ぜ合わせる。生地がなめらかになったらベーキングパウダーを入れて全体に混ぜ合わせる。
生地をバント型へ流し入れて、オーブンで約40分~45分ケーキがきつね色になり、竹串を刺して生地が串についてこなければオーブンから取り出して、ラックに移して冷ます。
ケーキが完全に冷めたら、型からケーキを外して、
アイシングをケーキに塗る。
アイシングの塗り方は、パウダーシュガーとレモン汁を混ぜ合わせたものをハケでケーキ全体に塗った後、残ったアイシング液にアーモンドスライスを絡ませてケーキの上にアーモンドスライスをトッピングする。
オレンジとレモンの香りが口の中でふんわりと咲いて、
後からオリーブオイルのやさしい香りが鼻を通っていく。
レモン味のアイシングとローストしたアーモンドスライスが、
甘さ控えめのオリーブオイルケーキのいいアクセントになっている。
私はそこへゆるめに泡立てた生クリームをたっぷりとのせて食べるのがお気に入り。
今日は絶対にオリーブオイルのケーキを焼こうと決めていた。
新しいオリーブオイルを買ったばかりだったから。
オイルが古くならないうちにケーキを焼こうと決めていた。
なぜか、今夜は相方がSadeのSmooth Operatorを流している。
この曲を聴くと私は子供の頃、
両親の車に乗っている時にカセットから流れていたメロディーを思い出す。
80年代ってこういうちょっと色っぽいサックスのメロディーと、
ラテン風のパーカッションにちょっぴり気怠さのあるボーカル。
何とも言えないバブリーで大人なこの感じ、懐かしい。
同じ歳の相方も私と同じように、
この曲を聴くと子供の頃のドライブの記憶が蘇るらしい。
そんな懐かしい気分に浸りながら、
混ぜ合わせた生地をバント型へ流し込む。
私が子供の頃は、油といえばサラダ油が一般的で、
その他はごま油が台所にあったくらいだった。
基本的に油は炒め物と揚げ物をする時に使うものだと思っていた。
その後、少しずつオリーブオイルが世間に広まり始めて、
我が家の食卓にでもサラダ油と肩を並べるくらいの需要で
オリーブオイルが活躍するようになった。
オリーブオイルに出会ってから、油に対する見方が変わったのは、
調理しないで生のオイルを食べるという食べ方があるということ。
小皿にオリーブオイルを入れて、
そこにちょこっとバルサミコ酢と岩塩を落とす。
そして、パンをそこにつけるという食べ方。
今では殆どのイタリアンレストランで当たり前のように見かけるこの食べ方だが、
初めてこの食べ方を知った時は生の油にパンをつけて食べるというのは、
ちょっとした衝撃だったことを覚えている。
そんな私も今ではオリーブオイルのケーキを焼くまでに成長した。
我が家で最もよく使われるオイルのひとつがこのオリーブオイルだ。
この夜焼いたオリーブオイルのケーキは、
オレンジとレモンの皮を記事に混ぜ込んで、
オレンジリキュールのグランドマニエールも入れているので、
焼いているとオーブンからとってもさわやかなオレンジの香りが部屋に広がる。
このケーキだけでももちろんシンプルで美味しいのだけれど、
今回はレモン味のアイシングとローストしたアーモンドスライスをのせてみた。
オリーブオイルのケーキ
26センチのバント型を使用
<ケーキを外し易くする為にバント型へ塗る用材料>
バター 約大さじ1
中力粉 約大さじ2
<ケーキの材料>
砂糖 1カップ
卵 4個
レモンの皮すりおろし レモン1個分
オレンジの皮すりおろし オレンジ1個分
エキストラバージンオリーブオイル 3/4カップ
牛乳 2/3カップ
中力粉 3カップ
グランドマニエール 大さじ3
ベーキングパウダー 大さじ1
<アイシング>
レモン汁 大さじ1
パウダーシュガー 1/2カップ
アーモンドスライス(ローストしたもの) 2/3カップ
オーブンを325°F(163℃)に温める。
バント型にバターをまんべんなく塗り、その上に中力粉大さじ2をふるい入れる。まんべんなく粉が型に付いたら、型を逆さまにして余分な粉をはたき落とす。
ボールに卵4個と、砂糖1カップを入れて1分程ミキサーでかき混ぜる。
そこへ、レモンとオレンジの皮、グランドマニエール、オリーブオイル、牛乳、中力粉を入れて木べらでよく混ぜ合わせる。生地がなめらかになったらベーキングパウダーを入れて全体に混ぜ合わせる。
生地をバント型へ流し入れて、オーブンで約40分~45分ケーキがきつね色になり、竹串を刺して生地が串についてこなければオーブンから取り出して、ラックに移して冷ます。
ケーキが完全に冷めたら、型からケーキを外して、
アイシングをケーキに塗る。
アイシングの塗り方は、パウダーシュガーとレモン汁を混ぜ合わせたものをハケでケーキ全体に塗った後、残ったアイシング液にアーモンドスライスを絡ませてケーキの上にアーモンドスライスをトッピングする。
オレンジとレモンの香りが口の中でふんわりと咲いて、
後からオリーブオイルのやさしい香りが鼻を通っていく。
レモン味のアイシングとローストしたアーモンドスライスが、
甘さ控えめのオリーブオイルケーキのいいアクセントになっている。
私はそこへゆるめに泡立てた生クリームをたっぷりとのせて食べるのがお気に入り。