愛されヨーグルトケーキ
どこか懐かしいヨーグルトケーキ。
フランスの家庭には欠かせないケーキだそう。
NYタイムズで、以前あるフランス料理研究家が、
「フランス人が自宅で焼くケーキはヨーグルトケーキぐらい。
街に美味しいペーストリーのお店が溢れているから、家で焼く必要がないのよ」
というようなことをインタビューで言っていた記憶がある。
(フランスにお住まいの方、いかがでしょうか?「そんなことないわよー、フランス人は家庭でもっと色々焼くわよ」と言う声が聞こえてきそうですが。でも、それぐらい美味しいお店が当たり前に軒を並べているということなんでしょうね。羨ましい限りです。)
この料理家さんの言葉はちょっぴり大げさだとしても、ヨーグルトケーキはそれぐらいフランスの家庭で長い間に渡って愛されているケーキなのだなぁということは分かる。フランスでは子供が学校で習う初めてのケーキがこのヨーグルトケーキだ聞いたことがある。きっとフランス人にとってヨーグルトケーキは子供の頃から慣れ親しんだ無くてはならない味なのかな?
そんな愛されケーキ、食べてみたいと思いませんか?
私は食べてみたい!!!
ということで、今週はヨーグルトケーキを焼くことに。
ヨーグルトケーキ
○油を塗った直径10インチ(約25センチ)のケーキ型を使用
オールパーパスフラワー(中力粉)1カップ
アーモンドパウダー(無塩アーモンドを粉々にしたもの)2/3カップ
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
ベーキングソーダー 小さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 1カップ
プレーンヨーグルト 1カップ
卵 2個(大)
ベジタブルオイル 1/3カップ
バニラエキストラクト 小さじ1
ラム 小さじ1
オーブンを350°F(180℃)にあわせる。
ボールにオールパーパスフラワー、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー、ベーキングソーダー、塩を入れて混ぜ合わせる。
別のボールに砂糖とプレーンヨーグルトを入れて、混ぜ合わせる。
砂糖とヨーグルトケーキがよく混ざり合ったら、そこへ卵を1個ずつ混ぜ入れる。
そこへ、ベジタブルオイル、バニラエキストラクト、ラムを入れて混ぜる。
ヨーグルト液がよく合わさった所へ、
別のボールで混ぜておいた粉類を入れて全体が合わさる程度にざっくりとかき混ぜる。
油を塗っておいたケーキ型に生地を流し入れて、
オーブンで約35分、生地がきつね色になるまで焼く。
焼き上がったケーキは10分程置いて、型から外す。
ほんのり温かい、もしくは常温で食べるのがおすすめ。
シンプルでいて美味しい、そしてどこか懐かしい。
さっぱりとしていてほんのり甘く、
ラムの香りとアーモンドの香ばしさが心地よいケーキ。
これは愛されケーキなはずだわぁ。