感謝祭、クランベリーとグレービー
先週は木曜から4連休。
そう、サンクスギビングホリデーの週。
サンクスギビング(感謝祭)には、一般的に家族でターキーを囲んで食事をする日。
私たちは、今年は遠くにいる家族とは一緒に食卓を囲めなかったけれど、
こんな素敵なイベントをみすみす逃す訳にも行かず、
2人なりに感謝祭の日を楽しむ事に。
ターキー丸ごとはとても2人では食べきれないので、
小さくカットされたターキを準備して、
感謝祭に欠かせないソース2種と簡単なサイドディッシュを作る事に。
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感謝祭のディナーでの主役といえばターキーだけれど、
この日の食卓で、主役級の存在のあるのが2種類のソースたちだ。
宝石のようにキラキラした、甘酸っぱい " クランベリーソース" 。
地味だけれど、実力は申し分無い "グレイビーソース" 。
このソースがあの淡白なターキーをモノの見事に、
ジューシーな旨味、甘みのある、美味しい1品にバージョンアップしてくれるのだ。
ターキ、クランベリーソース、グレービーソース。
ひと口食べると「むふふ」っと笑顔になる、素敵な味のマリアージュ。
なるほど、感謝祭の正餐メインに抜擢されるだけの組み合わせだ。
そんなにすごい実力のソースだからもちろん凝ったレシピかと思いきや、
そこがまたこのソースたちの良い所、とっても簡単に作れるのだ。
シンプルクランベリーソース(2~4人分)
フレッシュ又は冷凍クランベリー 340g(12 oz)
グラニュー糖 3/4カップ
水 1カップ
レモン汁 小さじ1
水とグラニュー糖を中鍋に入れて混ぜ合わせた後、沸騰させる。
クランベリーを水でさっと洗い、中鍋へ入れ、もう一度沸騰させる。
レモン汁を混ぜ入れる。
火を止めて、常温で完全にソースを冷ます。
ソースが冷めたら密封容器に入れ、使う時まで冷蔵庫で保存する。
セージのグレービーソース(2~4人分)
チキンストック 1カップ
バター 大さじ2
小麦粉 大さじ2
ドライセージ 小さじ1
ターキーの脂
※ターキーやチキンを焼いた時にフライパンやオーブン皿に残る脂(旨味)
塩
胡椒
ターキーの脂とチキンストックを混ぜ合わせる。
小鍋にバターを溶かし、そこへ小麦粉を混ぜ入れる。ソースが茶色くなるまで混ぜながら約2~3分程中火にかける。
ターキの脂と混ぜ合わせておいたチキンストックを小麦粉バター液が入った小鍋に少しずつ混ぜ入れる。ソースがトロッとなるまで、混ぜながら火にかける。
丁度良いとろみが出たら、セージと塩、胡椒を入れ、混ぜ合わせる。
食事をする前に1人ずつ、「今年感謝したい事」を発表する。
まずは私から、
○家族がみんな健康である事
○シアトルで無事に2年目を迎えられた事
○不景気の中、仕事がある事
○ティムと2人でおいしい食事を食べられている事
次に相方、
○家族がみんな健康である事
○大学院に入学できた事
○仕事がある事
○私がいつも彼の隣にいる事
口にして感謝の気持ちを言うと、当たり前の事がとても大切なんだと改めて実感。
感謝を伝える日があるっていいですね。
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こうして私の書く小さな記事に、そっと耳を傾けてくれている皆さん
「いつもありがとう」