被災された方、お悔やみ、お見舞い申し上げます。
稽古が始まって本番まで約1ヶ月半、沢山の事がありました。
地震は大変だった。
3月11日、稽古中、長い横揺れがきた。
その日は稽古中断。キャストの中で比較的家が近い人の家に泊まり、次の日も稽古しました。
稽古中も余震が続いた。キャスト陣も集中出来ない状態。
そんな中、飯能へ美術の手伝いに行きました。電車は計画停電の影響で動くのかどうか当日にならないとわからない状況。
車もガソリンスタンドが並んでいるので下手に動けず、借りるはずだったトラックも借りられず、
一時は大道具が運べないのではないかという状況でした。
チケットの予約もキャンセルが増え、目標まで遠くなっていく。
そんな中座長は公演すると決断されました。
「俺たちはこれで食ってるんだ」
地震とは関係なく、演技がメインの舞台は初めての事で、勉強することが沢山ありました。
一番苦労したのはやはり殺陣。
イーストンズの殺陣教室へは何回か参加させていただいてたのですが、まだ経験が浅く、
先輩達にいろいろと教わることも多く、これからもまだまだ勉強していかなくてはと
新しい課題が出来ました。
幕での座長の挨拶、印象に残りました。
「元気を届けたいと、それでやってたんだと思っていたが、そうではなかった。やりたいからやった。だって、役者だから。」
僕もそう思いました。
応援していただいたかた、観劇していただいたかた、スタッフキャストの皆様、ありがとうございました!
これからも応援よろしくお願いします!