豪メルボルンで車が暴走、5人死亡 うち1人は日本人(朝日デジタル)
今月20、テニス大会中のメルボルンでこういう事件があったのを覚えていますでしょうか?
犯人はDimitrious Gargasoulas,通称James “Jimmy” Gargasoulasという男です。
Michael Smith Newsでもこの検証記事を書いています。
警察は、車を運転していた男(26)を現行犯逮捕した。男は早朝に自分の家族を刺し、車で逃亡中だった。警察は「男は故意に歩道に突っ込んだ。だが、テロの可能性はない」と説明している。
この警察の説明は、警官が彼を銃で撃って動きを止めたため、まだ彼が入院中でろくに話もできない段階で断定したものでした。
この事件について次のような情報が出ているので紹介します。
犯人の男は車から乗り出して「アラー・アクバル、アラー・アクバル、アラー・アクバル」と叫んでいた。
この証言をした動画をHerald SunのリポーターAndrea Hamblinがツイートしたところ、警察から削除要請が来ました。
その動画(12秒間)はこちら

左が犯人の顔写真、犯行直前の暴走している様子がこちら

動画はこちら。
ほかにもたくさんありますが1分強で短い動画です。

警察が見ているだけという批判が結構ありました。
確かにこの時にタイヤを撃って止めれば犠牲者は出なかっただろうと思います。

犯人はDimitrious Gargasoulas,通称James “Jimmy” Gargasoulasという男です。
彼がギリシャ人の父親とトンガ人の母親の間に生まれたことは間違いありませんが、彼は自分のことを“Muslim Kurd” (ムスリムクルド)だとFB上で言っています。
父親がクルド系のギリシャ人なのでしょう。
この本人が主張するクルドやムスリムが忘れ去られた報道になっているようです。
彼の両親です。

そして、警察が当初からイスラムテロ扱いしない断固とした方針だったので、精神疾患ということになりそうです。
それに加担したのがメディアです。
Daily Mail(他の多くのメディアも)が次のような写真を掲載して、「赤いパンツ1枚の姿で犯行に及んでいた」と記事にしたようです。

犯行時に白っぽい服を着ているところが別の掲載写真にあるにもかかわらず、「精神疾患」という印象操作をしたということでしょうか?

彼が赤いパンツ1枚なのは、警官に銃撃された後、救急医療を受けるために服を脱がされたからです。
犯行時には服をきちんと着ていました。
Michael Smith Newsでもこの検証記事を書いています。
オーストラリア関係で、以前もアラー・アクバル殺人事件が精神疾患になったことを書いたつもりが、アップし忘れていた
ので昨日アップ(新記事です)しました。

こちらは、たぶん恋愛のもつれか何かにされたと思いますが、興味のある方はご覧ください。