11/19 Vinyl Floor(from デンマーク)@渋谷Club Crawl | No Music, No Life

No Music, No Life

音楽は気持ちと生活に潤いをもたらします。音楽。それは私の生活に欠かすことのできないもの。そう、空気と同じように音楽を呼吸して毎日を過ごしています。

11月19日木曜日、渋谷のライブハウスClub CrawlにVinyl Floor(ビニール・フロア)のライブを観に行ってきました。

Vinyl Floorはデンマークのコペンハーゲンを中心に活動している、Vo:Thomas Charlie Pedersen、G:Rasmus "Box" Bruun、Ba:Hasse Petersen、Dr&Cho:Daniel "Dommer" Pedersenの4人組バンド。今回はサポートキーボードプレイヤーMikkel Borre Stig Andersenを加えて5人で来日しました。

約1年前にMySpaceでフレンドになった時に「来年は日本に行くからね」と言っていて、観に行くと約束して約1年。ようやく逢うことができました。11月頭に来日し、東京・横浜を中心に15ヶ所のライブハウスで精力的に公演し、まもなく帰国します。

来日前にMixiにVinyl Floorのコミュニティが出来たのを彼らが教えてくれたので早速参加。コミュ主さんが日本のStreet Team(私設ファンクラブ)を作って宣伝を始めたので、そちらにも参加させてもらっています。

それにしても、1ヶ月なんてあっという間に過ぎちゃいますね。昨日が彼らの日本最後のライブで、もう明日にも帰ってしまいます。We miss you!!!もう逢えないのが寂しいです。

当日はあいにくの雨の中、渋谷東口に向かいました。ハチ公口は良く行くのですが、東口は初めてです。駅前は大きなバスターミナルがあり、首都高と歩道橋が複雑に交差していて圧倒されました(笑)。地図がなかったらとてもたどり着けそうにない場所。雨+寒さ+初めてのライブハウスということもあって駅から遠かった(^^;

そしていつもどおり、開場時間には受付前の先頭に並びました(笑)ちょうど中から、Vinyl Floorのリハーサルの様子が聴こえてきて、心臓バクバク。だって、声をかけるのに英語を使わなきゃならないから!!いろいろ頭の中でシュミレーションしてきたのに、リハーサルを終えて出てきた彼らにうまく声をかけられませんでした。それでもHasseとRasmusが「Nice to meet you!コニチワ!」と握手してくれて、すごく嬉しかった!

18時の予定が、リハで15分遅れで開場。この日の出演はIndus&Rocks、Miss you At All、STOCKMAN、Vinyl Floor、Lat Groupの5バンド。受付のスケジュール表を覗いて、Vinyl Floorが4番目だというのを確認しました。

いつも私は、知らないバンドもできるだけ観るようにしています。もしかしたら、その中で「かっこいい!」と思えるバンドがあるかもしれないじゃないですか。Indus&RocksとSTOCKMANはインストルメンタル中心のバンドで、特にSTOCKMANは気持ち良いのから体が自然と動くかっこいいのまで、なかなかいいバンドでした。また聴きたいです。

2番目のバンドの演奏中にVinyl Floorのメンバーが戻ってきました。3番目のバンドのセッティング中にThomasが私を見つけて来てくれて、「もしかしてMySpaceの人?」と話しかけられ(私は名前を言って娘を紹介し)握手をしてくれました。さっき、入り口のところではThomasは私たちに気がつかなくて、ちょっと残念な気持ちだったので、とっても嬉しかったです。そのあとで、「Could you take a picture with us?」(それでいいのか?でも通じたよ!)とお願いして一緒に写真を撮ってもらいました。ところが、帰りに写真を見たら、Danielが写ってない!!!OMG! Where is Daniel?!!どうやらトイレに行ってたらしい(^^; 娘は写真を撮った後でトイレから出てくるDanielを見たそうですが(言ってくれよー!)、私は帰りの電車の中までそのことに気がついてなかったよ!(泣)

そして4番目にVinyl Floorの演奏が始まりました。ライブハウスがあまり広くないので、後ろの方から撮ってもあまり変わらない気がして、一番前の柵に取り付いて(笑)ハンディカメラの良さを最大限に発揮させようと思ったのですが、興奮しすぎて落ち着かない映像になってるかも(^^; 下記のYouTubeプレイヤーで7曲を順番に観られます。プレイヤーが動作しない時はこちらからご覧になれます。

2曲演奏して、Thomasはさっき足元に置いた紙を拾って日本語の挨拶を始めました。カンペだったのね(笑)「コンバンワ!」「シブーヤ」「キョウハ キテクレテ アリガート」「ニッポン ダイスーキ」チョーかわいい!!カンペ見ながらでもOK! 一生懸命日本語をしゃべってくれただけでOK!!(私の英語もきっとそんな風に聞こえただろうな)

続いて英語になるともうなんだか分かりません(笑)たぶん「楽しんでいってね」みたいなことを言ったと思う。ラストの曲の前には、マイスペースから来てくれた人がなんとかって言ってた気がする。すいません、英語力なくて・・・(泣)詳しくはあとでYouTubeのビデオを見てください(笑)

セットリスト
1.Sundown serenade(シングル)
2.Scarecrow(アルバムに入ってないからたぶん新曲)
3.State of mind(アルバム:Do You Still Dreamより)
4.My kind(アルバム:Do You Still Dreamより)
5.Sweet plea(アルバム:Do You Still Dreamより)
6.Megalopolis(アルバム:Do You Still Dreamより)
7.M.A.C(アルバム:Do You Still Dreamより)

もっとゆっくりお話したかったけど、9時に友人と渋谷駅で待ち合わせをしてて、Vynil Floorが始まったのが9時過ぎていたので、終わってすぐに飛び出しました。

帰ってからすぐに、MySpaceに「楽しかったよ~」ってコメントを入れておいたら、翌朝にはもう返事が来てて、「またいつか日本に来るよ」って言ってくれました。ちゃんとコメントを読んでくれて嬉しかったです。また、いつか是非日本に来てほしいです。それまでにちゃんと英語を勉強しとくからね!

なにせ、初英会話だったもんで、ドッキドキでした。でもむしろ、アメリカ人とかイギリス人じゃなくて、デンマーク人で良かったのかもね。デンマークの公用語はデンマーク語です。だから、時々Vinyl Floorから「英語じゃなくてごめんね」と但し書き付きのデンマーク語のお知らせがくることがあります。英語もよく分からないのに、デンマーク語は無理ー(笑)。

それにしても、ほとんど知名度のない日本に来てツアーするって、すごーく勇気がいるよね。どう思ったかな。日本のお客さんはどうだったかな。他の会場は行ってないので分かりませんが、雨ということもあってCrawlは少なかったし、自分のお気に入りだけ聴いて帰っちゃう人が多かったです。聴いていってもらいたかったな。

みんな、音楽が大好きで、一生懸命音楽を作ってて、出来ればそれで食べて行けるようになれたらって夢を見てるんだよね。それを思うと、私はこれからもできるだけ出演する人の演奏を、時間の許す限り聴いて帰ろうと改めて思いました。

Sundown serenade


Scarecrow


State of mind


My kind


Sweet plea


Megalopolis


M.A.C