引き続き、阪急交通社トラピックス「新クロアチア・スロベニア・モンテネグロ・ボスニア・ヘルツェゴビナ4カ国周遊10日間」の3日目、クロアチア入国からの報告です。
3日目のスケジュールは以下の通りです。

◎3日目(2009年8月14日)
 8:30 バスにてポストイナへ(約110㎞、約1時間30分)
 9:40 ポストイナ鍾乳洞観光
      レストランで昼食
      バスにて、国境を超え、イストラ半島へ
15:30 ポレッチ観光
      エウフラシウス聖堂
17:40 ロヴィニ散策
19:00 ホテル「パーク」到着
      ホテル内レストランで夕食


ポストイナからひたすら西に向かってバスが走ると右手にトリエステ湾が見え、すぐ国境に差し掛かります。クロアチアはシェンゲン協定未加盟国のため、国境で出国・入国の手続きが必要となります。国境で手続き後、クロアチア通貨クーナに両替しました。


クロアチアに入国後、右手にアドリア海を眺めながらイストラ半島を南下し、ポレッチにやってきました。
ヨーロッパの街歩き-ポレッチ


ポレッチはイストラ半島の西側に位置するアドリア海沿岸の美しい港町です。イタリアから近いこともあり、ヴェネチアやラヴェンナからの船が出ているようです。
ヨーロッパの街歩き-ポレッチ


ポレッチの通りにあったイストラ半島の地図です。
ヨーロッパの街歩き-イストラ半島


ビザンツ帝国時代に建てられたエウフラウシス聖堂はユネスコの世界遺産にも登録されてます。写真は聖堂の入口にある門を撮ったものです。
ヨーロッパの街歩き-エウフラシウス聖堂


エウフラウシス聖堂の門に施された黄金に輝くキリストのモザイク画です。
ヨーロッパの街歩き-エウフラシウス聖堂


エウフラウシス聖堂内にも黄金のモザイク画や精巧な石膏細工、以前の聖堂跡に残ったモザイクの床などを見ることができます。
ヨーロッパの街歩き-エウフラシウス聖堂


エウフラウシス聖堂の外壁です。
ヨーロッパの街歩き-エウフラシウス聖堂


イストラ半島をさらに南下し、夕方遅くロヴィニに到着しました。18時近くになってもあいかわらず日差しが強く、海からの照り返しにサングラスは手放せません。
ヨーロッパの街歩き-ロヴィニ


チトー広場にあるバルビ門をくぐり抜けると、聖エウフェミア教会に続く旧市街の路地に入ります。
ヨーロッパの街歩き-ロヴィニ旧市街



ロヴィニのシンボル、聖エウフェミア教会と尖塔です。教会に内部から尖塔に上る通路があります。尖塔への入場は18:30まで、もちろん有料(10クーナ)です。
ヨーロッパの街歩き-聖エウフェミア教会


なんとか時間ぎりぎりで尖塔に登ることができました。高さは60メートル。足場が悪く、人一人が通れるほどの幅しかないらせん階段を通行人とすれ違いしながら、ひたすら上がり続け、尖塔のてっぺんからロヴィニの町並みとアドリア海が一望することができました。集合時間近いこともあり、あまりゆっくりもしてられないので、すぐに降りることになりましたが、下りはかなり怖かったです。
ヨーロッパの街歩き-ロヴィニ


ロヴィニの中心地から少し離れたところにホテル「パーク」があります。繁華街へは徒歩圏内です。
ヨーロッパの街歩き-ホテル「パーク」


ホテルからは岬に突き出たロヴィニの町並みと丘の上にそびえる聖エウフェミア教会を見渡すことができます。
ヨーロッパの街歩き-ホテル「パーク」


ホテルの食事です。豊富なバイキングで、テンションもあがり、味も最高でした。
ヨーロッパの街歩き-夕食「パーク」


これも食べました。
ヨーロッパの街歩き-夕食「パーク」


夕食後、宿泊した部屋のベランダから撮影したものです。眺めが最高でした。
ちなみに、部屋はなぜかホテルの最上階のスウィートルームでした。3つの部屋に4つのベット、バスルームとトイレと洗面所が2ずつ付いて、しかも広いベランダ付きでした。すべての部屋を使いきることはできませんでしたが、昨日のホテルとは違い、大満足でした。
ヨーロッパの街歩き-ロヴィニ


日が沈んでから、ロヴィニの繁華街を散策しにいきました。バルビ門はベネチアのシンボルであるサン・マルコのレリーフが刻まれています。
ヨーロッパの街歩き-バルビ門