Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

Okinawa通信 ⇒ 伊都国つうしん

2010年1月。30年以上住んだ東京から引越し、沖縄生活をスタート。
その沖縄に10年暮らし、『Okinawa通信』を書きました。
が、さらに、2019年10月末に、ここ、福岡市西区・糸島近くの
「伊都国(いとこく)」の地に。

伊都国つうしん 184

 

 

● 今日、9月21日の最高気温は31度でした。

 

 

   今週月曜16日から、ここ福岡市西区の最高気温は、

   35度、34度、34度、37度、34度、そして今日31度。

 

 

   明日22日は、ほぼ一日雨予想で最高気温は、29度とのこと。

   それ以降はといえば

 

 

           23日からの週間天気予想。

 

 

これを見ても、29度の日は一日だけで、あとは30度を超える真夏日です。

ちなみに改めてネットで確認してみて、気象庁では、

35度以上を猛暑日、30度以上を真夏日、25度以上を夏日 ………と呼んでます。

 

なのでほとんど9月末の28日でも、31度予想の真夏日ですから、

とても、「ようやく秋口でしょうか」とは言えないのでしょうが。

 

でもこれまでの、9月になっても猛暑日に近い日々の連続からようやく開放されて、真夏日に。

そしてなにより、最低気温(つまり朝方)がこれまで27度以上だったのが、

ずいぶん低くなりそうなので、朝夕は、すこしはマシになる感じがします。

 

 

なので、「秋」とはまだ言えないけれど、「秋口」くらいは言えそうです (笑)。

さらにちなみに、10年いた沖縄では、真夏日が10月中旬まで続きます。

今年はきっとさらに長く続くのではないでしょうかね。

 

 

●  ま、そんな伊都国の9月下旬、なんの話題も見つけられず、

 

  近頃の空の写真を。

  ちなみに昼の空はまだ夏空です。いわし雲などまだ見えません。

 

 

           9月18日の夕方。

           南西の空がなんか異様な感じだった。

           写真ではうまく出ていないなぁ。

           たぶん金星?が光ってる。

 

 

          9月19日の夕焼け。

          これ、実はネットニュースで見たもの。

          (写真拝借)。

          あ、これは福岡の背振山地?と思ったら、

          なんと丹波篠山、兵庫県。

 

          でもわが家近くの背振山地の風景に

          よく似ている。

          しかし考えてみたら、福岡市西区から

          見る背振山地はほぼ北側にあるから、

          こんな夕焼けは見られるわけがないのか。

 

 

 

            9月19日の月。

            今月の満月は17日だったから、

            この夜の月は、十七夜月(じゅうしちや)。

            沖縄民謡「月ぬ美しゃ(かいしゃ)」

            月が美しいのは十三夜という詩があるけど、

            満月の2日前ではなく、2日後の月。

            やはりとても美しかった。

 

 

 

伊都国つうしん 183

 

 

● 少し前の新聞記事で 「へえ~」 と思った話。

 

 

  今回の話は、伊都国とはまったく関係がありません。

 

  少し前の日経新聞に

  「ゾウもイヌも排尿時間は21秒 ヒトにもあてはまるの?」

  という記事がありました。

 

    体の大きさにかかわらず体重 3キログラム以上のすべての哺乳類の

    排尿に要する時間は 21±13秒。

    2015年にノーベル賞のパロディーとしてしられるイグ・ノーベル賞を

    受賞した研究だ。人間にも通用するのだろうか。

 

 ということで、へえ~と思ったわけです。

 

 なんでも、体の大きさが異なっていても、哺乳動物の尿道の長さと直径の比率が

 おおむね18:1であることが関係しているとのこと。

 体が大きくてもぼうこうだけじゃなく、尿道も長く太くなるため流体力学的に

 一定時間でも排出ができのだそう。

 

 

  8月24日付け「くらしの数字考」の

  記事にでていた図解より

 

 

 

 へえ~、面白い。

 

 

 とはいえ、旭川動物園の獣医師さんの話では

  「キリンの雄なら3分以上、ホッキョクグマなら雌雄とも1分は普通にみられる。

   哺乳動物すべてを貫く法則はないのではないか」

 という。

 

 

  で、ヒトにも当てはまるのだろうか? ということですが。

 

 

● ヒトは、性別や年齢によって違い ……という見出しで、

 

  旭川医科大学教授の松本成史さんらが16年に日本全国の男女3719人を対象に

  排尿時間を調査した。その結果、男性の平均は 29.00±20.62秒、女性の平均は

  18.05±12.48秒と、いずれもフー氏(前記イグ・ノーベル賞受賞者・私の注)

  らの研究とは一致しなかった。

 

 

 とあります。

 

  同様に、記事注の図解より。

 

 

 

ちょっと待って。

 

前記の受賞者の研究、ゾウやイヌなど哺乳類の排尿時間なわけで、

ゾウもイヌも他も老化はする。さらに性別も当然あるから、

排尿時間について性別や年齢によって違いはあるはずだ。

つまり、フー氏らの研究は、徹底していない(笑)。

 

 

 

ま、ともかく。

ヒトの場合、性別によって尿道の長さが違うわけだし、老化によって時間も変わってくる。

それはきっと誰しも経験することでしょう。

 

ただ、記事によると、ヒトの場合、年齢を重ねても30秒以内なら健康、

1分以内ならまあ問題なし、1分を超えると病気の可能性もあり、ということらしいです。

 

 

 

●さて、生まれた年を除いて、6回目の干支年を昨年迎えた私はというと。

 

 

 30代のときに、あれ、排尿時間が長くなったなと、気づきました。

 (もっとも時間などそれ以降も一度も測ったことはありませんが)

 

 同時に、その同じ30代のときに、記憶から固有名詞がなかなか出てこなくなる……

 という症状が始まったように憶えています。

 

 

 私は30代のとき、

 日本は、30代の人間が動かしているんだ、という(ま大それた)実感を持っていました。

 

 つまり指揮系統は40代50代の人間であっても、

 それを実際に現場でダイナミックに動かしているのは30代だ、という意味です。

 

 

 ま、それが当たっているかどうかは別として、

 もっとも身体と頭を動かしている30代のときに、すでに身体や脳の機能の成長がとまり

 衰退というのか老化が始まっているのだな、と、

 

 この記事を読み、「へえ~」と思いつつ、

 そんなことを考えていたことを思い出したしだいです。

 

 で、現在の私は、30代のときが懐かしくなるくらい、排尿時間がかかっています。

 この記事を読んだあと、頭の中で測ってみたら、

 上記の図解中の「健康な男性(21~91歳)」の最長時間よりもかかっています。

 むむむ、です。

 

 ところで、

 まだまだ福岡は、週間天気予報を見ても最高気温が34,35、36度!

 日本は四季ではなく、短い春・長い夏・短い秋・冬になっていますね。

 もっと極端にいえば、夏と冬の二季に向かっているのかもしれません………。

 

 いったい、どうなっているのでしょうね。 

 相変わらず暑さに頭も温められ、ブログ更新の話題すら見つけられない日々です。

 

 

 

 

 

伊都国つうしん 182

 

 

● 台風10号、福岡市にあたえた影響という意味で。

 

 

   かなり揺れ揺れのゆっくり台風10号、

   一時は935 ヘクトパスカルという超大型、超危険でしたが、

   九州北部にかかるあたりでは、急激に勢力を弱めてくれました。

 

   それでも鹿児島、熊本、長崎、大分には災害をもたらしています。

   幸い、私の住む福岡市は、ときどき突風がきますが、

   予報であった「暴風雨」はあまりなく、ほとんど影響がなかったです。

 

 

全国的にはまだまだ油断はできませんが、わが家周辺はとりあえず大丈夫でした。

 

台風前は、超大型予報だけに、やはりもろもろ準備はしました。

鉢ものはすべて家内に運び込み、外にある飛びそうなものはしっかり留め置き、

2階ベランダの物干しものもすべて家内に入れ、

1階リビングにある雨戸を久しぶりに締めました。

 

さらに台風が接近する29日の様子しだいでは

窓に飛散防止用の養生テープを張ろうと準備もしていました。

 

その29日、思ったより静かな一日で、窓のテープ張りもしないですみました。

 

 

そんな28日、台風接近前のわがやの風景の一部を。

 

 

 

           8月28日午後7時頃。

           まもなく台風10号が近づく夕方。

           窓の外が明るいので見てみた。

           北の空が異様な色の夕焼け。

 

 

 

              まだ小雨のなか、

              鉢物を家内に運び込み、

              その後に雨戸を閉める。

 

 

 

           強烈台風の予報だったので、

           このようにまだ青いのだけど、

           わが家の柿の木の実を

           大きめのだけ摘んだ。

 

 

 

 

           とりあえず青い柿が6個。

           昨年のように、

           りんごと一緒にして

           追熟させるつもり。

 

 

とりあえず、それほどの被害なく(隣との目隠しフェンスが強い風で倒された)、

すみました。

これから台風が来る方たちは、どうぞお気をつけて。

 

 

伊都国つうしん 181

 

 

● ま、そんな大げさなことでもないですが。

 

 

   前回ブログで、わが家の糸島日めくりに、

   糸島の夏を10回むかえて、畳にカニが歩いても

   驚かなくなりました ………

 

   というのがあって、糸島ってそんなところ?

   今度プール知り合いに聞いてみます、と書き、

   実際に聞いてみたところ ………

 

 

まずその女性は大笑いしたあとに、それは糸島でもきっとよほど海の近くでしょうね、

と、私と同じことを言ったあと、

 

「あ、でも、」と、(たぶん彼女の家の近くなのでしょう)○○○病院で、

(たぶん、何らかの診察を受けているとき)

「その床をカニが歩いていた」と言ったので、まさに「ええっやっぱり!」(笑)。

 

でも、糸島のその○○○病院は私に聞き覚えがないので、????と反応したところ、

「△△の近くの ……」(それは知っているお店)………とのことだった。

 

で、私はその後、家で、そこがどこなのかと、

(ま、たぶん海の近くかなと思いつつ)先の知っているお店をネット検索したところ。

 

 

 

 

            糸島半島の地図。

            赤のマークは、そのお店と

            ○○○病院の位置。

            つまり海辺ではない。

            (ヤフーの地図情報より)

 

 

実は、その話をしたとき、その女性は

「あそこは潮が入ってくるからそんなことがあるかもしれない」

と言っていたことを思い出しました。そうなのです。

 

地図上では、糸島半島の真ん中あたりで海の近くではないのですが、

実は、昔、糸島半島はこんな感じ。海に浮かぶ島々だったのです。

私はそれはここに越してきて、ここの歴史を読んで知っていました。

 

 

 

              昔の糸島半島。

             (糸島半島の画像サイトより)

              縄文とか弥生時代の糸島半島。

 

 

その名残が今でも残っている ………ということなのかもしれません。

ええっそんな昔のことが、思うかもしれませんが。

 

ここに越してきて、改めて確認してみたハザードマップでは、

災害時に、私らが住んでいる今津湾のすぐそばのわが家よりも、

実は上写真のように糸島半島の真ん中を横に走る昔の海、水路あたりが

水害に遭う危険地帯になっているのです。

 

つまり、糸島半島の真ん中にある○○○病院にカニが歩いていることも

不思議ではないようです。

 

 

 

なので、糸島日めくりの「糸島で10回目の夏を迎える」人が

海辺近くに住んでいなくても、あり得る話、と言えそうです。

改めて、糸島移住を考えている方への情報でした(笑)。

 

 

 

 

       ボウモア12年

       英国アイラ島のシングルモルト。

 

 

最近読んだ何かの本で、このボウモア12年を好きな主人公(だったと思う)がいた。

それで久しぶりに、昔何回か飲んだことのあるこの酒の味を思い出したくて

ついポチっをしてしまった(酔っているときに)。

これは通常の700mlではなくその半分。しかしけっこういい値段でしたよ。

 

久しぶりに飲んで、昔飲んだときを思い出したわけではなく、

単純に、やはりとてもいいアイラ島老舗の、なんともいえない深い風味だと思いました。

 

もっとも肝心な、いったい何を読んでボウモア12年を飲みたくなったのか、

それがまったく思い出せない ………相変わらず記憶においてなんともな自分を、

ボウモア12年がやさしくなぐさめてくれる(笑)。

 

 

 

●ついでに、ウイスキーがらみでもう一つ。

 

 私は、ウイスキーも好きでいつも毎日飲んでいる好きなのは、

 カナダディアンクラブ(通称CC) というカナダウイスキー。

 とても飲みやすいし現在では手頃な価格でもある。

 

 

    カナディアンクラブ

    (画像サイトより)

    私が飲んでいるのは

    12年とか20年ではなく

    普通のCC。

 

 

 で、これも昔、なんかで読んだ本から飲んでみて気に入って、ずっと

 飲み続けているのですが、これも何を読んだか記憶がこれまでなかったのです。

 

 が、最近再読した本でで見つけました!

 昔大好きで彼の本はたぶんすべて読みました、A.J.クィネル。

 その初期の傑作と言われている「メッカを撃て」の中の主人公のひとりでした。

 

 なぜ再読しようと思ったのかを語ると長いのでやめますが、

 実に久しぶりに本棚にならぶ彼の本から、たまたま選んだ本で、再会したのでした。

 なぜかうれしかった(笑)。

 

 後半、酒の話はまったく個人的な話で、恐縮です。

 

伊都国つうしん 180

 

 

●ええっ、あそうなんだぁ ………って感じです。

 

 

  以前この 「伊都国つうしん」を始めた頃に、

  沖縄から越してきて今、こんな所に住んでいます ……を紹介しました。

 

  住所でいうと福岡市西区、西区の中でもかなり西寄りです。

  糸島半島の根っこ東側、クルマで5分も走るともう糸島市です。

  なので、住所は福岡市なんですが、

  ここらあたり(今津湾周辺)は観光PR的には糸島のエリアになっています。

 

  

          糸島市のエリア。

          糸島半島の東約3分の1が福岡市西区。

          半島東根っこが私の住む所。

          糸島市はご覧のように東西に広く、

          佐賀県唐津市に隣接している。

 

 

 

で、今回のお話。

 

以前このブログでもご紹介した、糸島日めくり。

糸島市に暮らす私の友人が、毎年、年末にプレゼントしてくれます。

365日毎日、糸島に関する歴史気候風土文化言葉などなどの情報が書かれています。

 

その今年の8月14日の日めくりがコレ。

 

 

 

 

           糸島日めくり8月14日。

 

 

私と同じ移住者か、糸島に来て10年たつ方の実感。

畳の上をカニが歩く??

 

えええっ、糸島ってそんなところなの?? ………と思わず笑いました。

 

 

先に書いたように、私の住む福岡市西区のエリアも “糸島” って言ってますが、

そんなことはまったくない。

 

 

なので、おそらく糸島市でもかなり西寄りの海辺近くの話じゃないのでしょうか。

…… という、これは私の推測です。

糸島市中心地の筑前前原あたりではそんなことはない、と思いますから。

 

今度、プールの知り合い(生まれてから糸島を出たことがないという)女性に

この話のことを聞いてみよう(笑)。

興味深い返事が聞けたら、またご報告します(笑)。

 

 

糸島移住を考えている方、どうぞご参考に。

畳の上をカニが歩く場所もある、ということに。

 

 

 

ちなみに翌日、8月15日終戦記念日の糸島日めくりはこんな感じ。

 

 

           まったく終戦記念日がらみではなく、

           良寛さんの短歌。

           内容はともかく、なんか、

           糸島日めくり制作スタッフの

           面白さを感じたしだい。