細胞の構造と機能、組織、器官、器官系について理解する
 
細胞の基本構造と機能
 
●細胞
【核膜・核膜孔・核質(核小体、染色質)】=核
 
・核膜
二層構造(タンパク質とリン脂質)
・核膜孔
多数の小孔
 
・核質
染色質(DNAを含む)
細胞の核内に存在、細胞分裂時に染色体となる
遺伝情報を保有
ヒトの染色体 46本(23対)
44本(22対)の常染色体+2本(1対)の性染色体
男性 XY 女性XX
受精時は減数分裂
 
・核小体(RNAを含む)
遺伝情報の保存、伝達
 
DNA(デオキシリボ核酸)
4種の塩基(アデニンA)(チミンT)(ウラシルU)(シトシンC)
糖、リン酸からなるヌクレオチド※ヌクレオチド=核酸の構成単位
塩基配列 A=T C=G ※良く出ます。
 
 
RNA(リボ核酸)
各種細胞に必要な情報をコピーする役割
DNAの遺伝情報を伝える重要な働きをするがmRNA(メッセンジャーRNA)
4種の塩基配列はA=U、C=G
 
【細胞質と細胞小器官】
●細胞質
細胞膜に囲まれた核を除いた部分を細胞質と言う
細胞質には細胞小器官が存在する
●細胞膜
リン脂質の二重層
糖鎖(細胞のアンテナ・受容体)
●細胞小器官
【中心体・リソソーム・リボゾーム・小胞体・ゴルジ装置・ミトコンドリア】
※細胞小器官は全6
※細胞小器官6つの働きはインストでも学習します
アロマテラピーにどれほど関係するかは微妙ですが
出題もあるので覚える必要ありかな?
 
●中心体
細胞分裂時に重要な役割
染色体の移動に関与する
 
●リソゾーム(ライソゾーム)
異物や不要物の分解の役割
有用なものは細胞質へ再吸収
加水分解酵素を含む
 
●リボゾーム
mRNAの情報に基づきアミノ酸から必要なタンパク質を合成
 
●小胞体
タンパク質の合成と脂質の運搬に関与する
 
●ゴルジ装置(ゴルジ体)
小胞体から受けたタンパク質や脂質に糖などを付加し
細胞の各領域へ配分する役割
 
●ミトコンドリア
糖、タンパク質、脂質を利用して細胞に必要な
エネルギー源となるATPを合成
 
 
様々な細胞
 
ニューロン
 
白血球
卵子
 
骨細胞
 
考えられる設問
 
人の染色体の数
性染色体(男性、女性)
細胞小器官の役割、分類
選択肢から細胞小器官を選ぶ
RNA、DNAの構造
細胞膜、核膜の特徴
ニューロンの各部名称と働きと構造
 
 
次回は生命の誕生を頑張るよ~