フェルメール展 (3) |  なんとなく ヨーロッパ

 なんとなく ヨーロッパ

 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

(フェルメール 手紙を書く女 1665-1667 ワシントン ナショナル・ギャラリー)
 
フェルメールは肖像画を描かなかったみたい。
だから絵のなかの人物を理想化することができたとか。(なるほど。)
肖像画の注文を受けると確実にお金になった時代です。
 
この「手紙を書く女」は肖像画ではないかという説もあるみたい。
妻のカタリーナがモデルではないかという説もあるみたい。
まぁ、17世紀のことですからね。よくワカラナイ。
 
下の「リュートを弾く女」も似てると思うんだけど。
服も似てるし。
 
 
(フェルメール リュートを弾く女 1663-1664 ニューヨーク メトロポリタン美術館)
 
壁の地図は、なかなか存在感がありました。
そんなに細かく描かれているわけではないんだけど。
 
 
 
(フェルメール 手紙 1667 ダブリン ナショナル・ギャラリー)
 
 
 
 
(Gabriel Metsu 手紙を書く男 1664-1666 ダブリン ナショナル・ギャラリー)

Gabriel Metsu オランダの画家 1629-1667
オランダ黄金時代の画家の一人。
オランダ黄金時代というのは、17世紀にオランダが貿易、科学、軍事、芸術で栄えたことをいうみたい。
鎖国していた日本もオランダとは交易していましたね。
この時代の画家としては、レンブラント、フェルメール、前回紹介したGerard Dou(ヘラルト・ドウ)など。

フェルメール展を観て、気がついたことがあります。
当時オランダでは、机やテーブルの上に厚い布を敷くことが多かったみたい。
男の人の靴は先が丸くなくて、角ばっていたとか。
シャツの袖はゆったりしていて、紐でくくっていたとか。