先日、東京クリエイターアカデミー第4期生の「絵本の企画発表会」が、水道橋の会場にて、ぶじ開催されました。
(※写真は第2期のときのものです)
企画の発表会なので、絵本の実物はありません。
絵本の実物がない状態で、
「面白そう!」「読みたい!」って思ってもらえるように、
さまざまな工夫をこらして、伝えなくてはいけません。
しかも制限時間は6分ジャスト。
長いような短いような、絶妙な時間です。
審査員はプロとして活躍するディレクターや絵本作家。
もしかするとその場をきっかけにお仕事が発生するかもしれないし、
逆に、激しくダメ出しをされて自信をなくすことも、あるかもしれません。
こういうのって、正直、打たれ弱い人であれば、
できれば通りたくない道だったりしますよね?
でも、TCAでは、2期生のときから、
あえてその場を設けるようになりました。
今回は3回目の企画発表会だったわけです。
去る7月2日(土)に開催された企画発表会では、
講座に通うみんなが、ずいぶん前から、
忙しさに逃げることなく、
なんとか(強引に)時間を作り、
「自分らしさ」を忘れることなく、
念入りにプレゼンの準備を積み重ね、
当日、審査員含め知っている人も知らない人もじっと見ている中、
緊張感にめげることなく、真っ正面から勝負できたこと
が、
もう何よりも、何よりも、嬉しかったです。
審査員およびご来場者みなさまの採点は当日のうちに集計され、
もっとも得点の高かった発表者が「期待賞」として賞されました。
見事1位に輝いた虹色そらりさんの作品は
完成を迎える9月より、1ヶ月間、
運営会社えびばで号の提携店舗に展示されます。
4期生の勇気と、
卒業生の応援と、
愛を持って審査してくれた3人の先生と、
スタッフと、
外部聴講生として参加してくださった方々と、
遠くから見守ってくださったすべての方々に、
心より、御礼申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました。