今年の9月に行われました、「岡崎ときあかり2014」
プロジェクションマッピングコンペにチーム出品し、
我々スタジオ今鹿570が、
植彌加藤造園様より、
庭師とめぐる京都岡崎の日本庭園賞
をいただいた事を・・・
京都一元気な中年たち
そう、
私たちだけ作品内の実写と同じ衣装で壇上にあがり、
若干「○ちゃんの仮装大賞」ライクな感じになっていたアレです!
(そもそもマッピングで実写コントは初だと思いますが)
実際の照射の様子はこちらです↓
ちなみに!
なんと我々の作品の写真を、
ドドーンと朝日新聞様の昔で言う3面に掲載していただきまして、
非常に驚いた次第です(笑)
どどーーーーーーーん!
朝日新聞デジタル版には、
他のシーンもあわせ写真3枚と動画を掲載していただきました!
朝日新聞デジタル版はこちら
その日はTOPページにも写真を載せていただいておりました!
いやあ、新聞なんてそうそう載せていただけるものじゃないので、
非常に感動しました!
(…と言っていたら、その2ヶ月後にまた朝日新聞様に大きく載せていただける機会があってさらに驚いたのでした)
と、いう自慢はこの辺にしまして!(笑)
この日を心待ちにしておりました!
庭の良さが分かる、
渋い年代の私たちには、本当にもってこいの賞だったと思います。
ありがとうございます!!
ああ!若造にはわからんともさ!
「人数が多くても大丈夫ですよ」
という、植彌加藤造園・加藤社長のお言葉に思いっきり甘えて、
ちゃっかり大人数で押し寄せてしまいました。スミマセン!
ちなみに、植彌加藤造園さんは、
嘉永元年(1848年)の創業の、歴史ある造園会社で、
TVにもご出演されてらっしゃるスゴイ会社なのです!
11月3日(祝)
奇しくもこの日は文化の日!
みごとな秋晴れの庭めぐり日和!
(野外ライブの日はいつも雨のくせに!)
待ち合わせ場所は、あの南禅寺 三門前
続々と集結する
変な人たち!
私たち…
南禅寺の景観を壊してやしませんか?
と、今更不安になるのであった。
ちなみに、
海外から造園を学びにこられた方が同行してくださったのですが、
この日が初日だったそうです。
どうか…
日本人が誤解されませんように…
こんな変な人たちにも、
丁寧に歴史を交えて解説してくださる加藤社長は、とてもナイスガイですよね!
奥にずずずいと歩みを進めると・・・
出ました!琵琶湖疏水!
サスペンスにて、
片平なぎさと船越英一郎が推理する場所でもお馴染みの疎水でございます!
長い歳月をかけ、渋みが増し、
エイジングの勝利とも言えるこの美しさ。
ああ…私のエイジングもプラスに働けばいいのに!
この疎水にかかる木の枝の量や長さなどがとても重要で、
それをキープするために、庭師さんは繊細な作業をなさるそうです。
まさに、こだわり抜いた完璧なる景観ですよね。
そこまでこだわり抜いた景観を…
私たちがこの瞬間壊してやいないだろうか?
ちょいちょい気になりました(笑)
アイドル的な人が撮影会とかしてましたので、
対抗しておきました。
さて、南禅寺の大玄関庭園でございます。
↑この石は京都市市電の軌道敷の板石だったものだそうです。
年季が入ってて味があって美しいですよね。
古いものが美しい、という価値観って、素晴らしいと思います。
ねえ、聞いてる?そこの男子よ!
ついに南禅寺本坊へ!
は~~~
美しいことよの~~~
一枚一枚の日本画のような美しさです。
これも庭師さんの細やかな技術のなせる技ですね。
こちらは、名勝指定庭園・大方丈庭園でございます!
「虎の児渡し」と呼ばれていて、江戸時代初期の作品だそうです。
それをそのまま今まで維持されているんですね。
自分の見た目も忘れて説明に聞き入る一同
今回はお庭がメインですが、
もちろん南禅寺自体が国宝でございます。
かつてはここに欲望が渦巻いていたそうな(!?)
今は少し落ち着いて、いい感じのお庭です。
・・・そう、私のように。(なんでも置き換えるな君!)
竹垣は、それぞれのお寺のオリジナルなんですって!
岩は岩肌を見せるために、
わざと割ることもあるそうです。
初めて知ることばかりで勉強になるわ~~~!
ぞろぞろ。
(南禅寺さんこんな仮装での見学をお許しくださりありがとうございました)
さて、
行こう、
俺たちの、明日へー(唐突に)
みたいな写真ですが、
単に、「へー、ここの上で五右衛門が絶景かな~言うたんすか~(^p^)」
と、私がアホっぽく話をうかがってただけの瞬間だということをお伝えします。
そんなこんなで、
定期的に訪れる記念撮影タイムです。
おそらく何名かいませんが、
もはや人数が多すぎて把握しきれません。
さて、お次は!
植彌加藤造園さんが管理されている、名勝 無鄰菴へ!
玄関からしてこれだもの!
素晴らしいです!
良い意味で計算しつくされた完全なる構図!
今回はぬあんと!特別にお二階に上がらせていただきました。
↑その様子
東山から連なるようにお手入れされている無鄰菴。
突き当りに滝を置くことで奥行を出し、
様々な苔や植物などが彩をそえております。
石碑から解読して、
意思を受け継ぎ、ここまで再現されたのだとか・・・
奥が深い庭師の世界。
説明を聞き入る一同。
苔が豪華な絨毯のように敷き詰められ、
植物が茂り、
滝から流れた川には鴨が泳ぎ、
飛び石の橋を渡れば立派な樹木が・・・
すぐ横に道路が通っているなんて思えないほど、
日本庭園の美しさが詰め込まれた空間でした。
なるほど、だから無鄰菴なのか・・・!
記念撮影。
↑び様撮影。
なるほど、これがプロとの差か・・・!
本当にお庭満喫させていただきました。
いや~
こんなにうっとりするほど綺麗なお庭をゆっくり見て回れるって、
最高の贅沢だと思いませんか!?
それもこれも、庭師の方々が細やかなお手入れをされているからこそ、
ここまで美しいお庭なんですよね。
ちなみに、写真では、
肉眼で見たときの美しさを全然伝えきれないんですよ。
是非とも実際に見ていただきたいと思います。
四季によってもまた全然趣が違うでしょうし、
雨の日、雪の日もまた違った良さがあるんでしょうね。
日本に生まれてよかった~~~~!
(byいつかの織田さん)
無鄰菴をあとにして、
昼食タイムは湯豆腐!!
二階を貸切で予約していただきました。
ほんとにもう・・・何から何まですみません((((;゚Д゚))))
買いたてのモバイルプロジェクターで、
作品を鑑賞して〆・・・と思ったら、
周囲が明るくて見にくかったという・・・
にもかかわらず、見て下さりありがとうございます。
これにて終了・・・
と、思ったら!
な、なんと、植彌加藤造園さんから、
全員に手ぬぐいのプレゼントが・・・!!!
な、なんて至れり尽せりな賞・・・!ヽ(;▽;)ノ
前準備も含め、
こんなに色々していただいた上に、
プレゼントまで用意していただいて、
こんな温かみのある素敵なスポンサー賞は、
他になかったと思います!
植彌加藤造園さんに賞をいただけて、
本当に幸せです!ありがとうございます(ToT)!
このご縁を大切にして、
いつか何かの形でご恩をお返しできればと思っております!
ミカジメ料回収中↑
庭の成り立ちや、こだわりなどをお聞きしながら見ることで、
さらに庭の美しさを感じることが出来た、贅沢な庭めぐりツアーでした!
そして、職人さんのスピリッツをひしひしと感じました。
「あんじょうやっとけよ」
としか言われない庭師の世界。
技術の他に、
感覚と美意識も必要なんですね。
庭師さんは、
超ストイックな芸術家だと思いました。
本当にいろいろ勉強になりました!
私も万分の一でも、ストイックさを見習っていけたらと思います。
そしてもちろん、今回教えていただいたことは…
来年のプロジェクションマッピングに生かします!(笑)
こんな素敵な機会を与えてくださった、
植彌加藤造園の加藤友規社長、石井さん、
同行して取材してくださった、京都岡崎魅力づくり推進協議会・大島さん、
本当にありがとうございました!!!
※今回ブログを書くにあたり、色々な方から写真をお借りしました!ありがとうございました!
~~~ここからオマケ~~~~~
今鹿一行は、そのままの格好で、
近くでおこなわれていた、「万国屋台村へ」
色々なパフォーマーがいたので、
ヘンテコな格好でも、全然無問題!
ちょいワル犬がいたり・・・
すごくテンションの高いチーターさんがいたり・・・
それどころか・・・
「あっ、あなたは・・・!」
え!
スマン
トナカイやったんかい…!
みたいな出会いがあったり。
しかしなんといっても一番驚いたのは、
こちらの出会い。
き・せ・き!!!!
誰が予想したであろうか、この奇跡を・・・!
このウサちゃんは、
普段から肩乗りウサギとして育てられているようで、
人にとっても慣れておりました。
烏天狗のお食事タイム。
そんなこんなしてたら、
人が集まってきて、「何してる人たちなの!?」ってとても聞かれました。
・・・普段より宣伝になりました!
人集めるのって、
わりと簡単なのかもしれない・・・
そんな事に気付いたかもしれない秋の夕暮れ。
ちなみに移動しようとしてたら、
畳リーダーの同級生とバッタリ出会うという奇跡も。
その後はみっちりスタジオリハをして、
朝から充実した1日を送った御一行でした。
うさんぼん〆
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