自分の思考回路について 書くにあたり 何処から書いていけばいいのか 正直悩みますが
先日は 自分の基準や土台について書いたので そこに繋がるように書いてみます

各々に基準が違う事について それは土台が違うからだと書きましたね

では 土台って何?
土台 それは 私が自分の中で勝手に そう呼ぶだけで 言葉自体に大きな意味はありません

土台=環境
土台=自分

そんな感じに 解釈してもらうといいです。
よく私は 自分にだけは負けたくないと 言います。すると ある人が言いました

自分に負けたくないと言う人って多いけど 自分って何?

そこで 私が 相手に伝わるように 自分なりの答えとして
自分とは 土台かな。と言いました

次は土台って何と来ますね そして 私は 自分の置かれた環境と答えました

人は 誰かから生まれて 殺されない限り なんらかの環境の中で生きていると思います
親御さんの元で 暮らしてきた人 施設などで暮らしてきた人 他人や親戚の間をたらい回しにされて生きてきた人 これらは無限にあるので 書ききれないのですが

ツナデの母は 私を産んでから 父親である人と入籍したようです
3歳の頃 これが一番古いツナデの記憶ですが ある晩 大きくて赤い月が出ている日でした

母は ツナデを連れて 夜の町を 歩きました ちょうど一本道の曲がり角で 母は
ツナデに忘れ物をしたから取っておいでと行ったのです。

3歳の私なので 微かな記憶ですが 下着を取りに一本道を戻り 自分の家に入って
下着を持ち 部屋を出る際に 一瞬 父の顔を見ました 今では 思い出す事も出来ない父の顔

そこから 私は 色んな場所で色んな人に世話になりながら 暮らしました
母は不在でした 託児女みたいな所や 母がお付き合いした男性の実家だったり

5歳の時です 何故 それを5歳と言い切れるのか それは小学生になる1年前の事だと記憶しているから
です
母は ツナデの実の父と暮らしていた町に 戻りました 父と離れてから 初めて母と二人で暮らしました。 小さな町なのですが 二人住まいには広いマンションでした ツナデの部屋 母の部屋
食事をする部屋 空室の部屋と台所。

母は 夜の仕事をしていました ですから 夜の6時頃に家を出て深夜に帰宅し 午前中は寝る

その中で 既にツナデの身体は異常があったのだと思います 夜 眠ることができないのです
何故なら 深夜に酒に酔って帰宅する母が 暴力を振るうのが怖くて眠れなかったのです

理由は わかりません。

一人で 母の作った食事を食べ テレビなどは禁じられていたので 異様に静かで広い部屋の中で
外から 微かに 車の音や人の声がする そんな感じです そして帰宅した母は 私を叩き起こし
暴力を振るう 殴る蹴る そういうレベルじゃなく タバコを手に押し当てられるとか 髪の毛を掴まれて引きずり回された挙句に 真冬の深夜に パジャマ一枚 裸足で 玄関から追い出されたこともあります

翌日の 昼頃 母は何事もなかった様に ようやくツナデに 朝と昼の一緒の食事を出します

そして 日中は 遊びに行くこともなく 母の手伝いで 雑巾がけをしたり 買い物にも行っていました
その繰り返しでした。

けれど これが 私にとって普通だったのです 恐怖はあったし 痛みも感じました
でも 幼い子供にとって 母は 絶対的存在ですから 私が悪いのだと思ってはいました

何が悪いのかは 分からないけれど 自分が悪いから 母は暴力を振るうのだと
食事することや お風呂に入ること 顔を洗ったり歯を磨くことは 全て一人でやるのが普通だったのです。

テレビや絵本 友達 そういったものは 許されていなかったので 知らない
知らないということは それらは存在しないものだと思っていました。

唯一 与えられるのは 画用紙と鉛筆でした 絵を描くのが好きでした
風景ですね 夜 母が仕事に出てから ベランダから 見る夜の町です

私の画用紙は ずーっと それが書かれていました。

ですが 私は 母と暮らすまでに 色んな人に 暴力だったり食事を貰えないことや
お風呂に入ることや 人と話す事を 制限されたり 禁じられていたので ご飯を貰えるのなら
それだけで 良かったと思っていました。

今日は ご飯食べられるのかな?
空腹だけは 辛かったみたいです

どうでしょうか?
私が今日 書いたことは特別な事ではないのです 同じ様に育った人もたくさんいる事を私は知っているし 現在の私が 過去を振り返って 自分に子供が居たとして 同じ事をするか?
しません。 特別ではないけれど 第三者的に見れば 辛かったろうに…とだけ思います

私は 今まで 自分が不幸だと思った事はないのです
何故なら その時々 自分に降りかかる事は それが普通と感じていたので 不幸だって思った事はないのです

しかし 過去を振り返るたびに 思う事が 一つ
私は 母のような人間にだけは ならない。

誤解しないでくださいね 私は 母を恨んではいませんよ 人を恨んで生きるような無駄な時間は
過ごしたくないし 恨む理由もないです

ただ 産んだから 親ではないのです
育てるから 親なんです

なので ツナデは 母を親と思ってはいません。

事実 生みの親よりも 育ててくれた人を親だと思うと 思います
いずれ この事に触れる時が来ると思いますが 今日はここまでにします

普通
環境 土台

今日のテーマでした。上手くかけてはないと思うし これは 私の身に起こり私が感じて
私が思う事なので これが全てではないと思います。
物には色んな 方向から見る事が出来るのだから 正解なんて きっとないのだと思います