【大内教授盗用疑惑】研究不正告発に係る中京大学の対応は文科省ガイドラインに沿っているのか❓ | ☆Dancing the Dream ☆

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ジャーナリストの三宅勝久氏の著作物から
中京大学・大内裕和教授が複数の盗用剽窃を行ったという告発に対し、
中京大学は、予備審査の結果、本審査を行わないとしている。

当ブログ主は、両者の読者でもあったことから、
三宅氏の詳細な調査記事を拝読し、只ならぬことが起きていることを知り驚いた。
残念ながら、大内教授の盗用剽窃は疑う余地もないと判断せざるを得ない。

三宅氏が、初めに発見した、
大内教授の「奨学金が日本を滅ぼす」の記述が、
三宅氏の「日本の奨学金はこれでいいのか!」の記述の盗用である疑いがあることを指摘し、大内氏に説明を求めると、
過去の自分の複数の論文を提示し、
そのずっと前から自分は書いていたことであるという様に弁明したが、
それらは軒並み『選択』に掲載された三宅氏の無記名記事からの丸パクだったのである。
しかもその中には、科研費を用いた研究成果とされる論文も含まれる。
もはや弁明の余地もない。
丁寧な謝罪と説明が必要ではないのか、というのが客観的な意見だ。

三宅氏の「スギナミジャーナル」によると、
中京大学の対応は、
〜通知文はわずか1枚。
予備調査の結果「告発により指摘された研究活動に係る不正行為の疑いがあることについては確認できなかった」として、本調査を実施しないとのことである。〜

中京大学の対応は、誠実と言えるのか?
コンプライアンスを重んじているといえるのか?

誰が、どのような予備調査をしたのか?
なぜ本調査をしないと結論づけたのか?
それを知りたいと考えるのは当然だろう。
少なくとも告発者には知らされるべきだろう。

文科省は「研究活動における不正行為への対応等に 関するガイドライン」を定め、
予備調査の結果、本調査を行わないと決定した場合、
調査機関は次のように、告発者に通知開示せよと書いている。


文科省「研究活動における不正行為への対応等に 関するガイドライン」
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/__icsFiles/afieldfile/2014/08/26/1351568_02_1.pdf




「スギナミジャーナル」より
●中京大は「コピペ天国」大学か?/大内裕和教授の「盗用疑惑」を「調査不要」と結論 
2020年12月20日
http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/archives/4543

● 中京大学はだいじょうぶか/情報公開制度の有無を職員答えず
2020年12月23日
http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/archives/4551

● 大内裕和教授の「盗用疑惑」を調査不要と判断した中京大倫理委、構成委員明らかにせず
2020年12月24日
http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/archives/4555