【安冨歩×清水右高〜ESPフォーキャスト調査がおかしい❗️】伊藤由樹子氏➡︎統計不正に関与 | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

安富歩教授と一月万冊の清水有高さんが、
竹中平蔵氏が顧問を務める、
日本経済研究センターが出している「ESPフォーキャスト調査」の
ESP事業室長兼主任研究員・伊藤由樹子氏が
つい先頃、2020年8月14日に発表した
『コロナ前水準回復は3年以上先
―ESPフォーキャスト調査における見通しの推移―』
という論文について、疑問を呈しておられた。

「データがおかしい❗️」
「アホちゃう❓」
ESPというだけに…
「超能力予測データか❓
 AKIRA超能力経済調査予測か❓」と❗️



前編

後編

●コロナ前水準回復は3年以上先
―ESPフォーキャスト調査における見通しの推移―
伊藤由樹子
https://www.jcer.or.jp/jcer_download_log.php?f=eyJwb3N0X2lkIjoyNDIwLCJmaWxlX3Bvc3RfaWQiOiI2NzMxNSJ9&post_id=2420&file_post_id=67315

ESP事業室長兼主任研究員の
伊藤由樹子氏が書いたこのレポートを
安冨氏と清水氏が分析する。

○清水氏
超能力研究所…じゃなかった! 
ESPフォーキャスト! 
ESPって超能力って意味なんですけど、
超能力念力研究所、我らが○中○蔵さんが顧問を務めていらっしゃる、
超能力研究所。
これは、内閣とかが非常に参考にするレポート。
このレポートがあまりにも意味が分からなすぎて、
私と安冨さん、昨日混乱してたんですけども、
あれからキチンと読みました。
※(AKIRAばなし 省略)
ESPフォーキャスト調査、
こちら公益社団法人日本経済研究センターというところが
出しています。
私、いろいろチェックしましたけれど、
日経新聞の天下りのところなんかな?っていう感じでしたね。
日経新聞というのは、政府、経団連の広報新聞。
大前提としておかしいのが、
(33人研究員の予想の)平均値をとって、
発表しているところなんですよね。

○安冨氏
アホちゃう?

○清水氏
このレポートの結論からいうと、
2020年4月から6月に関しては(GDPは)「マイナス27%」に減りました。
次の7月から9月はどうなるのかというと、
「プラス13.26%」と書いてあるんですよ。

○安冨氏 清水氏
ヤッター!景気良くなるーー! ヤッター!

○清水氏
…って思いますよね。違うんです。
ちゃんと読んだら、マイナス27%減った時と比べると、
13%くらいマシになると言ってるんですね。

○安冨氏
普通、景気って前年同月比でやるんちゃうん?

○清水氏
多くの統計はそうです。

○安冨氏
季節要因っていうのがあるからね。
夏場は暑いとか冬場は寒いとか、経済活動に色々影響を与えるから。
秋には穀物がとれるとかね。
そういうものを排除するために、年単位でみたりとか、
前年同月比、前年同期比というのが普通の考えですよね。

○清水氏
これは、前期比年率という比べ方をしているので、
マイナス27%減った時と比べて、13%くらいマシになる、
ということですね。

○安冨氏
いや、しかも、前期比「年率」でしょ?

○清水氏
なんで「年率」にするのかというのもよく分からないですけども。

○安冨氏
そうや!変でしょ?
前期比年率って、つまり、
「前の3ヶ月が1年間つづく」とした時に比べると、
「今の3ヶ月が1年間つづく」としたら、
「13%増える」ということでしょ?
意味わからん‼︎ 意味わからんやんか‼︎
意味がワカリマセンー!

○清水氏
そうですね!ハハハハハ!意味がワカリマセン!ハイ!
アキラくん(漫画「AKIRA」/超能力者)呼びましょうか?
このグラフを見ると、
GDPが増えていくように錯覚するんですよね!13%!
で、ロイターとか朝日新聞とかTBSとか「プラス成長」とか、
言ってるんですわ。
でも、図表4をみると分かるんですけど、やっぱマイナスなの。
どうみても!
(中略)

○清水氏
そんなわけで、超能力研究所っぽいこの人たちが、
結構、政府に採択されているんですよ。
財務省、内閣府、様々なところで引用されていることが分かります。

○安冨氏
一人一人を引用しているんじゃないんですね?

○清水氏
もちろん平均が多いですよ。
当然、1人を引用している場合もある。なんなんですかね?これ?

○安冨氏
なんでそんなことをするんですか‼︎
一人一人が書いてるものを引用するのはまだ意味があるよね。
まあ、意味ないけどね。かなり意味はないですよ。
例えば、ピーター・ドラッガーとこのオジサンと比べてですね。
どっちが予見力があったと思う?

○清水氏
ウハ!そんな可哀想な比較しないであげて下さいよ。ハハハハハ!

○安冨氏
そのピーター・ドラッガーは何と言ってるんですか?

○清水氏
ん?ピーター・ドラッガー何と言ってるというのは?


「予測するな! フィードバックせよ!」と言ってるんですよ!
いいですか! 
このオジサン、オバサンたちよりも、ずっとずっとずっとずっと、ね、
予見力があるんじゃないかと私たちが感じていたピータードラッガーが、
「予測するな! フィードバックせよ!」と言ってるんですよ!

○清水氏
重いな!重い。

○安冨氏
「この次の3ヶ月はこんな感じちゃうか」と
ピータードラッガーが言っても、「聞いたらアカン!」と
ピータードラッガーが言ってるんですよ!

○清水氏
そうですね!

○安冨氏
うん。
この鉛筆ナメナメの人達がさ、言ってることを、
「平均」してどうするんですか‼︎ 「へーキン」して‼︎

○清水氏
二重の意味で、意味不明ですよね。

(以下略 
※ピータードラッガー、アダムスミスについての解説、
 面白いので最後まで聞いて下さい☺️)



ーーーーーー


●ESPフォーキャスト調査 
日本経済の将来予測に関する調査である。
内閣府が所管していた経済企画協会が2004年から始め、
同協会の解散に伴い2012年4月から日本経済研究センターが行なっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ESPフォーキャスト調査

●ESPとは、
エコノミー economy
ソサエティー society
ポリシー policy の頭文字らしい…。
http://www.keidanren.or.jp/journal/times/2016/0331_07.html


● 公益社団法人 日本経済研究センター 研究スタッフ




●日本経済研究センター 研究スタッフ
伊藤 由樹子 いとう・ゆきこ
ESP事業室長兼主任研究員

https://www.jcer.or.jp/researchers/yukiko_ito?lang=jp
専門:日本経済の長期的成長、労働、人的資本、所得分配など
略歴
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業
筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程修了
2006年 日本経済研究センター主任研究員 (~2014年)
2011年 学習院大学特別客員教授(兼務、~2013年)
2014年 内閣府経済社会総合研究所上席主任研究官併任大臣官房統計委員会担当室長(~2016年)
2016年 日本経済研究センター総務・事業本部副本部長兼会員事業部長兼研究本部主任研究員
2017年 日本経済研究センター研究本部副本部長兼主任研究員
2018年 日本経済研究センターESP事業室長兼主任研究員





ESPの伊藤由樹子氏は、
内閣府の「統計委員会」担当室長だった。

なんと、経済実態よりも良く見せる「毎月勤労統計」の
部分サンプル入れ替えの提案をしたという報告が記されている💦 

アベノミクスが成功しているように見せかけるための
例の統計不正が発覚した「毎月勤労統計」だ。
🔻
(下段引用記事の下線や強調、赤字注釈※は、ブログ主による)

小川淳也議員が、
誰が、なぜ、どのように政治的圧力をかけて、
「毎月勤労統計」のサンプルの全数入れ替えを、部分入れ替えにさせたのか?
この件に関して国会で鋭く追及していましたね‼︎
下動画(49:30〜)くらい🔻からどうぞ‼︎




赤字注釈※は、ブログ主によるものです🔻
●Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2016年3月31日 No.3264
内閣府統計委員会の最近の動向を聞く
-経済財政委員会統計部会
http://www.keidanren.or.jp/journal/times/2016/0331_07.html

経団連の経済財政委員会統計部会(野呂順一部会長)は9日、東京・大手町の経団連会館で会合を開催し、内閣府大臣官房統計委員会担当室の伊藤由樹子室長から公的統計の改善を検討する統計委員会の最近の動きについて説明を聞いた。 説明の概要は次のとおり。
1.統計委員会の主な活動
現在の統計委員会の主な活動は3つある。
1つ目は、個別統計の変更にかかる審議であり、最近では、小売物価統計、工業統計、国民生活基礎調査等の変更にかかる審議を行った。2つ目は、「公的統計の整備に関する基本的な計画」のフォローアップであり、毎年、前年度の各府省の取り組み状況を審議している。3つ目は、これまで統計委員会に1度も諮問されたことがない基幹統計(未諮問基幹統計)の確認である。
2.統計技術的な視点からの改善
昨年11月、経済財政諮問会議は経済統計の改善に向けた問題提起を行い、統計委員会に対し、家計調査、毎月勤労統計調査、法人企業統計調査等の見直しとサンプルに関する横断的な課題について方針を整理するよう要請した。これを受け統計委員会は、未諮問基幹統計の確認のなかで、これらの課題を議論した。
家計調査については、諮問会議から昼間の在宅の可能性が高い高齢者などからの回答が多く、サンプルの分布の偏りが指摘された。このため、統計委員会は年齢階層を補正した数値を参考として提供するよう提案し、所管の総務省は2016年度から実施するとしている。
毎月勤労統計調査と法人企業統計調査については、諮問会議からサンプルを入れ替える際に断層が生じていると指摘された。統計委員会としては、毎月勤労統計調査について、30人以上の事業所のサンプルを2~3年に一度、一斉に入れ替える現在の方式を改め、毎年3分の1ずつ入れ替える方式へ移行すること、法人企業統計調査については、断層を調整した値を参考に提供することを各々提案している。
➡︎※ローテーションサンプリング(部分的にサンプルを入れ替える)は生き残っている賃金の高い優良企業がサンプルとして残り良い数字が出る。全数入れ替えは賃金の低い倒産や廃業した企業、新しい企業を含む。全数入れ替えの方が実態に近く、実際は経済の実態に近づける健全な「段差」だった。
3.統計精度の向上を目指す今後の取り組みと留意点
政府においては、厳しい財政状況のなか、統計に充てる予算、人員は無尽蔵ではない。また、プライバシー意識の高まり、昼間の在宅の可能性が低い共働き世帯の増加、企業における間接部門の人員抑制などにより、統計調査をめぐる環境はますます悪化している。こうしたなか、公的統計の改善を図る観点から、従来の統計調査に加え、新たな情報源として行政記録情報やビッグデータ等の活用も今後検討していく。
統計は政府の政策決定、企業・国民の意思決定、学術研究の基礎資料として利用され、「経済実態を的確に映し出す鏡」としての役割が求められる。その「鏡」が曇ると、誤った意思決定につながるおそれがあるため、統計作成部局には、統計の精度を上げる努力が常に求められる。
一方、ユーザーの側にも統計をみる際には注意が求められる。サンプルの特徴や統計ごとの定義の違いなど各統計の特徴に留意する必要がある。【経済政策本部】


https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/toukei/sangyou/sangyou_49/proceedings.pdf