釜石線「SL銀河」 | ☆Dancing the Dream ☆

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The Joy of life ♡
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被災して、こちらに疎開しているKちゃんの故郷で

4月12日から「キラキラSL銀河キラキラ」が走り始めました。

釜石線の花巻、釜石間を、2日で1往復~音譜

釜石行きが土曜日、花巻行きが日曜日で、土日のみの運行。

ゆっくり、のんびりですね。



原発事故の被害に苦しむ東北の地を

咽ぶような汽笛を鳴らしながら煙を吐き、

石炭を燃料にして走る蒸気機関車の雄々しい姿が、

逞しく生きる東北の人々の姿と重なります。



宮沢賢治は、釜石線の前身である「岩手軽便鉄道」をモデルに、

『銀河鉄道の夜』を執筆したと言われ、

遠野の宮守川を跨ぐ、通称「めがね橋(宮守川橋梁)」の石造の旧橋は、

物語の重要なモチーフでした。



賢治は、生まれた年に、明治三陸地震津波、陸羽地震(1896年)

亡くなった年に、昭和三陸沖地震(1933年)を経験しています。

文学以外に農学、地質学、天文学、音楽など博学にして、

自然、災害を憂慮した賢治の生涯と、なにか符合するものを感じさせます。