この聞き慣れたジャネたんの↓Rhythm Nation~♪
何故、そんなにお馴染みなのかというと、
ウォーミングアップのための腹筋運動の曲は、
私、これを使っているんです
とってもピッタリくるんですよね ♥
で、ですね~~
スライを漠然と聴いておりましたら、
ぬぁ~んと・・・↓ ↑ 同じじゃありませんこと??!!
この↓チョッパーベースの効いたリズム体~~
どっひゃ~~!もしかして、
Sly & The Family Stoneファンにとっては「今頃わかったか・・」なんでしょうね(^▽^;)
ジャネたんのRhythm Nationのダンスは、丁度、時期を同じくして、
マイケルが制作したキャプテンEOのAnother Part of Meの群舞にそっくり
「兄弟だから同じことを考える(笑)・・EOと被ったけど、譲ってあげた」・・的な
マイケル弁(簡単に言うとパクらせてあげた)もありまして・・・( ´艸`)
これまた私の大好きなBlood On The Dance Floor: HIStory In The Mix。
その中の「Scream Louder (Flyte Tyme Remix) 」は、そのリズム体を
「Rhythm Nation」と同じにして、パクリ返して・・・↓ね?おんなじ
兄と妹の仲良し連携プレーのアピールが効いている・・と。。
私は、単純にそんな風に思っていたわけですが~~σ(^_^;)
つまり、「Rhythm Nation」と「Scream Louder」のリズム体は一緒と思っていたけど・・・
「Rhythm Nation」も「Scream Louder」も、
Sly & The Family Stoneの「Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)」
からリミックスしてるってこと。。。
「Blood On The Dance Floor: HIStory In The Mix」のライナーノーツの
ちっこい文字を虫眼鏡で見たら「Scream Louder」のスライ、Thank You から
引用の件は載っておりました~(@_@)
それから、Scream Louder (Flyte Tyme Remix)の
Flyte Tyme Remix・・・という意味が良く分からなかったんですが、
Tyme=Obsolete spelling of time.「時、時代」のすたれた旧い綴り
Flyte=Alternative spelling of flite. 「紛争、論争」の言い換えた綴り
「時代の紛争のリミックス(練り直し)」という意味ですか・・なるほど。。
あと、「Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)」の
Falettinme Be Mice Elf Aginの意味もサッパリ分らないです~
で、調べました・・これは、発音からくる言葉遊びなんですって~~
for lettin' me be myself (Mice=ネズミ Elf=小さな妖精) again.
「僕自身に戻してくれてありがとう」という意味になります
ハートの中の僕自身が、ネズミさん、小さな妖精( ´艸`)pp
かわゆい・・なんだかわかる。。
なるほど。。です。
これは、単にマイケルとジャネットの繋がり、闘争というレベルの話ではなく、
その時代時代で、闘ってきた黒人アーティストが
音楽で結ばれてゆく、もっと巨大なファミリーツリーのような物語なのかも。。。
なんとも深~~い内容が隠されていたのだ(゜o゜)と
今頃、気付いたしだいです。。。
これら名曲名演には、底にディープな血脈があり・・
遥かなるアフリカの土の匂いのする黒人の、いわば、「niggerニガーの匂い」が
受け継がれ繋がっているんですね。
Funkの始祖が、JBなら、人種を越えて広めたのがスライってことで、
MJがリスペクトして、大好きだった偉大なアーティストな訳ですが。。
Funkって、語源は、クレオール(スペインの被植民地の先住民インディアンや黒人。
また混血民)の俗語で「匂い」を指したのだそうです。
Funkという言葉は、Jazzに対比して使われ、Funk musicは、
ブルースやゴスペル、ソウル色の濃厚な黒人の体臭がする音楽を基に、
あらゆる楽器をリズム楽器として用いて、ダンス音楽へと発展したということです。
クインシーは、MJを「smelly=臭~い」と呼んだ~
ソックスと古靴のせいだけじゃなく、MJの血がsmellyなんだわ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
マイケルもジャネたんも、先達への敬意を作品に託して表わし、
スライのFunkのリズム、魅惑の匂いの伝承者であることを表明しているんですよね
「niggerニガー」という言葉も、黒人への蔑称というだけでなく、
黒人ラッパーの歌詞にも多用されるように、彼らの間では、
アフリカンアメリカンの心意気のある「兄弟!」という意味で、
友愛を込めて互いを呼び合う愛称でもあり、
MJの「Bad」も、両価性のある「Bad nigger」という言葉から派生する
強く逞しい親愛なる兄弟「niggerニガー」の意を含むものなのではないでしょうか?
しかし、スライのこの「Thank You」収録アルバム「There's a Riot Goin' On」は、
圧巻です!! 「Riot暴動」ですからね~
また、「Thank You」は、後日、訳してスライ研究してみたいと思います。
《Sly Stone・MEMO》
2009年秋、スライのドキュメンタリー映画"Coming Back For More"公開。
楽曲の権利の契約問題、薬物中毒で、80年代以降ほとんど満足な音楽活動を
行なうことができず、生活保護を受ける状態であった。
スライ、2006年度グラミー20年ぶりのステージ
http://www.youtube.com/watch?v=6mtuKDmA3C4
MJ死後、2009年8月頃、上記ドキュメンタリーのインタビューで、
マイケルから、66歳の彼に、作曲を依頼されていたことを明かした。
スライを意気に感じる熱いMJ~~!
死後明らかになるあなたの言動を知る度に、惚れ直す・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
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お読み頂き 誠にありがとうございました