★★☆

 

脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年の前に、青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。電話や映画、時計など大切にしてきたものが次々と失われていく中、青年は元恋人と再会を果たし、かつての思いや別れの時を思い出していく。親友や疎遠になった父の思いに触れ、亡き母が残した手紙を手にした青年は、人生最後の日、ある決断を下す。

 

タイトルとユーザ評価が賛否両論とのことに興味を持って鑑賞。

現在・過去・空想がランダムに入り混じって、とてもわかりにくい。それなのに、複雑かと言えば、自分には退屈。また、ほぼ全編に切れ間なく大きめの音で流れ続けるピアノが耳障り。ラストの10分ぐらいは、ちょっとほろっときたけど、泣けるほどじゃない。

これは、女性(特にお母さん)向けの映画なのかも。女性が観れば、全く違った評価になるかもしれません。

そうそう、上記の“公式あらすじ”自体にトリックが仕掛けてありますので、これは一旦忘れてから観た方がいいかも。