今日から丸亀は減音モーターを導入。そしてチルト3度も解禁。
なんだかアワカツ、解禁のたびに動員される宣伝要員みたいになってますねー。
ま、アワカツも、チルト3度も、お互いがお互いの代名詞みたいなものだし。宣伝効果とさては、わかりやすいけれども。
初日連勝と、しっかりとその役割を果たしているところは、さすがですがですね。

もちろん、これは来年からのナイター開催に備えての変更なわけですけど。
…しかし、こうなると、ナイターレースのありがたみが顕著に下がっていきますね(笑)。
ナイター開催が少ないことで、集中していたお金の流れが、枠が広がることで散らばるだけっぽいんだけどなぁ…。
結局、ナイターはナイターであること自体に意義があるので、その場が何処であるか、ということはほとんど気にならないんですよね…。多少の場ごとの得意不得意は絡んでくるかもしれませんが。
ナイター開催の場が増えれば増えるほど、ちょっとどころでなく困っちゃう場はありますよね。
値上がりが続いてますし、そうして生活苦しくなればどうしたって遊興費は減りますし。景気は良くなる兆しも見えないし。
そうした背景も相まって、売り上げの向上が見込めない今、こういうそこはかとなく生臭い話になると、共食いというか弱肉強食というか、そういう構図に見える。
でも、それって、元々の競争原理だよねぇ…。共有できないものは奪い合うしかないわけだから。
結局、こんなとこでも、戦ってるんだよね。
そのために、変わってゆくものがある。
それもまた、時代の要請なんだろうな、と。
その点から考えれば、インが強いとつまらないと言いながらも、それがあんまり変わっていかないのは、結局それを望んでる人も多いということなんでしょーねー。
ま、それ自体は微妙にして流動的な論議ですが。バラエティーに富むというのは戦局を読みにくいということでもあり。
結局、レースとしての面白さと、ギャンブルとしての確実性は並立しないとか、そういう話になってくるわけで。
じゃ、並立させるには、何をすれば良いのか。
それを考えるのもまた時代の要請、なのかなぁ、と。
そのひとつの答えが今回の変更なのかもしれないけど。どの方向に転ぶのか、ちょっと予想つかない。この一種の賭けに乗る気になったのも凄いかもしんない。
アワカツが初日からピン2本を並べたことを考えれば、外からのまくりもある程度効きそうだけど。
でも、インが弱い丸亀はあんまりイメージしにくいので…結局、第二の住之江になるような気もする。
その答えは、来年の今頃には明確なかたちで出ているのかな。

さて、今日の瓜生さん。
調子よく1着を積み重ねてきましたが、今日の前半レースで連勝ストップとなりました。
残念…。
でも、まぁ、パーフェクトVこそ逃したけれど、逆にそのまま継続してたら、それがプレッシャーとなる場合もありますし…。
レース内容が悪いわけではないのだし(さすがにあの1号艇と3号艇の間を割るのは難しい)。
なにより、本来なら、3着は気を落とすようなことじゃないと思うのに…。
望むものが多すぎて、足りない気がしてしまうのは、なんだか怖いことのような気がする。
応援のつもりが、いつしか完璧な結果の要求になってしまうのは、嫌だなと思う。
納得のできないことは譲れないし、お金がかかればもちろんそれに見合ったレースを要求したくはなるし。好きな選手に1着をとって帰ってきてほしいのは、当然の気持ちなんだけど。
…でも、その気持ちを押しつけすぎるのは嫌だし。
とは言っても、もちろん、何も感じずに走ってほしくもないんだけど(笑)。
…ワガママだよなあ。

結果がすべてだけど、勝つことだけがすべてではないと思いたい。
だから、レースが全部終わって、最後に、瓜生さんが笑ってくれるなら、それが一番だと思うから。
そんな結果になるように、笑って終われるように。
そんなふうに頑張ってほしい。
そんな気持ちでいる。

ふと、客観的に自分を見直す機会に出会うことがある。
勝ってほしいって気持ちが先立ちすぎて、なにか大切なことを忘れた瞬間も、なんだか思い返せばたくさんあった気がする。このブログの記録にも、読むに耐えない記述はある。
反省は、してる。
…でも、消さない。
そう思ったことは事実だし、その事実はいくら誤魔化したって消えないから。

だからこそ、外側から事態を眺めるスタンスって、大事なことだと、思う。
忘れないように心がけよう。