ブログネタ:恋人に隠していること 参加中


かくしごと…。
あまり嘘や誤魔化しが得意なタチではないし(ただし苦手だとも言っていない)、今のところ人様に顔向け出来ないような後ろめたいこともないと思うので、かくしごとらしいかくしごともないんですが。
強いて言うなら、旦那から食費としてもらってるお金を少しちょろまかしてLOTO6とかナンバーズ買うのに使ってるとか、賞味期限のキレたお肉を黙って食わせてる(しかも自分は食べない)、くらいですかね?
実にかわいいもんです。

かくしごとがない人間関係なんてあり得ないとは思いますが、では多い方がいいのか少ない方がいいのかと言えば、それは微妙な問題。
人は、ミステリアスなもの、自分とは違うものにひかれる生き物ですしね。
表に出すことも出さないこともケースバイケース。
黙っていても言ってしまっても、事と次第によったら災いにも幸いにもなり得るわけで。
その判断は、いかなる場合においても自分自身でしなければなりません。

私自身は、話しました。
いちばん、隠しておきたかったこと。
人によっては引いちゃっても仕方のないことなのに、まるでなんでもないことのように、私の生まれつきの宿命を半分、持ってくれたひとがいました。

それは、私の人生に寄り添ったまま、一生離れてくれない一種の闇のようなもの。誰が悪いわけでもないのに、必ずどこかで私の人生に影を落とす。
だけど、話すことで、その暗くて重い存在は、ふいにフッと霧散したのです。
私は、気負いすぎていたのかもしれない。
それは、自分で思っているよりもずっと軽くて、たいしたことないのかも。
そう、思えるようになりました。
だから私は、何か辛いことがあっても、なんでもないように笑うことが出来る。
一緒に同じものを見て同じ道を歩いてくれるひとがいるのを、私のために泣いたり笑ったりしてくれるひとがいるのを、知っているから。

とても、感謝しています。
だけど、それを絶対に口にはしません。

もしかしたら、それこそが私の彼に対する、いちばんのかくしごと、かもしれませんね。