めずらしく友達と冬休みが合ったので、旅打ちに行こう!と決めたのは一月前。
決めたからには兵は拙速を尊ぶの精神に則って準備万端整えて、青春18切符フルに使って1日じっくり競艇満喫ツアー決行。
夜行列車に乗って夜逃げも同然に地元を後にする。前日、飲み会から直行だけど気にしない。
夜中にお菓子を食べ散らしながら大騒ぎしている方言丸出し田舎者のアホガキ集団のおかげでほとんど眠れなかったけど、明け方に新宿でマックで朝ごはん食べて、お風呂入って仮眠とれた。
そしたらまずは第一目的の江戸川競艇場へ、と意気揚揚と中央総武線に乗り込み、目指せ平井。
そしたら見事に寝過ごして、気が付いたら船橋にいたりして。
こんだけ豪快に電車乗り過ごしたの初めてだなー。
というか市川で一回起きて県境越えたのには気付いたんだけど、余りの眠さにどーでも良くなってまた寝た。そこで起きてりゃいいのにね(笑)。
18切符だから別に慌てることなく、折り返しの18分はイケメンの意義について熱く語り合ってた。
イケメン。しかし何度書いてもへんなことばだな。
ちなみに、こんだけ瓜坊瓜坊言っててナンだけど、私が競艇選手の中で純粋に顔が好きなのはカマギー。人好きのする感じがええ男。でもイケメンだとは思わない。好きと美的感覚はまた別物なのだね。美形だから好き、そこはイコールにはならない。
で、初の江戸川競艇。なんかホントの鉄火場って感じ。筋金入りってかんじのオジさんたちだらけ。今まで行った他の競艇場ってわりかし女の子や家族連れがいてもあんまり違和感ないんだけど、ここは浮くね、確実に。
ま、気にしないけど。
舟券買いながらレースを水際で見ようとすると、階段の昇降が大変。今回わたしは歩くことを考えてブーツにしなかったから余裕だったけど、友達は大変そうだった。
あと、ボート吊って昇降してるのも見たし、ハズレ舟券もヤギに食わせた!満足!でもあのヤギなんだか怖いよ。あんだけ精巧なら、ついでにまばたきくらいして欲しい。
で、午前中で江戸川切り上げて、平和島へ。次郎ちゃんが7レースに出走するのでそれに間に合うように移動。
私は平和島は一昨年の周年のときに行ったことがあるので2回目なんだけど、友達は初めての参戦。江戸川が結構渋い感じだったので、ただただ平和島の大きさや熱気に圧倒されていた様子。確かにねー。浜名湖に慣れてると平和島は色んな意味ですごいと思う。
揚げシュウマイにハマってもしゃもしゃ食べつつ、舟券賭ける。
11レース、折下さん(76期!)を全力で応援しつつ、絶好調憲ちゃんがそろそろ何かヘマをやらかす予感がしたので秘かに外して買う。
結果は…折下さん頑張りすぎだね。仁さんも少し頑張ってほしかったね。
14流で買って、折り返しは迷ったけどあんまりお金なかったから買わなかったんだよー。
頼むよ仁さん。アンパンマンに勝つんデショ?相当先が長そうね。
そして憲ちゃん、いつも私の前じゃ勝たないから多分今回もそうかな~なんて思ってたら、案の定でした。別にあれは憲ちゃんが悪いわけじゃないと思うけどね…。言うなれば運が悪かった的な感じであって…。
そう考えると私、なんだかものすごく疫病神みたい。ごめんね…。
いたたまれない気持ちで平和島を後にした。12レースは帰りが混むので切り上げ。

てゆか帰り道。友達が桐生で智也さんがまたしても下降気味な成績をとっていると知った途端、いきなりテンション急下降しやがりまして。
「準優のれるの?のれないの??」とか暗ーくブツブツ言ってるので、仕方ないから適当に点数計算して「あー、乗れる乗れる」って言ってやったのに相変わらずどんよりしたまま。おいおい、全く聞いてないよこの娘は。
さらに仕方ないからオフィシャルわざわざ調べて出走表見せたらようやく浮上した。わかりやすいやっちゃな。
ま、実際乗れてるんでいいよね。また5号艇だよ。てゆかホント黄色好きだね。
瓜生さんもコースレコード出すわ連勝街道爆走中だわ絶好調だしね。
さっきの憲ちゃんじゃないけど、危なげない時ほど危なっかしいというか、そんな逆説的な不安も抱きつつ、このまま行ってくれるならやっぱり嬉しいわけで。そんなわけで若松の結果を確認して無意識ににこにこ笑顔を振りまいてたら友達に睨まれた。
ははは、ごめんよ。
その後は夕飯と買い物しようと池袋に遊びに行った。

うん、旅打ちは楽しいね。
今年は賞金王が泊まりで見に行くことが出来なそうなので、代わりに別企画。
せっかく日本人としてうまれたんだから、行ってみたいところや見てみたいところがたくさんある。
競艇だけじゃなく、色々楽しまなきゃ!


次は尼崎、かな。
瓜生さん、休み前の最後のG1、だから。
悔いのないように走れますように。