さて、キダパワンにあるイースタービレッジに滞在すること一ヵ月半・・・随分と更新を遅らせていたので何を書いていいのやら分からなくなってしまいました(-_-;)
そこで今日は己が今現在ボランティアさせて頂いている「EASTER VILLAGE」の紹介と一ヵ月半分の日記を写真中心になんとかまとめて報告します。
イースタービレッジ(EASTERVILLAGE)は己が小さい頃お世話になったカトリック教会の神父様が始めたフィリピン政府福祉局の認可を受けている公的な福祉施設です。
ここでは専門的な資格を持ったソーシャルワーカーとその他6名の現地スタッフがおり、唯一人の日本人である神父様はキダパワンのカトリック教区理事会からここの施設長として任命されています。
またこの施設は日本の善意ある人々からの年間約300万円の支援で支えられており、ここへやって来る子供達はキダパワンの福祉局を通して送られてきます。
貧困と紛争の犠牲者である子供達・・・
出会った以上は彼らが自立できるその日まで、最後の最後まで面倒をみていく・・・それが「復活の村」イースタービレッジです。
もっと詳しくはこちら http://www.csd.or.jp/easterv/easter.htm
ここは建物も綺麗で快適ですが、なんといっても魅力なのはその周辺の庭です。子供達が転んでも心配ないように地面がほとんどカラバウ芝(カラバウという水牛が食べる芝だから)で覆われた庭の広さは小学校の体育館6つ分くらいでしょうか、走り回るには十分なスペースです。
ある意味日本の庭よりも立派かも!?
庭の中にはマンゴ・マンゴスチン・ドリアン等のフルーツの木や様々な花が植えられ、アヒル・ニワトリ・オウム・犬・カエル・亀・鯉・金魚・熱帯魚・テラピア(食用魚)等の動物達が子供達の良い遊び相手になってくれます。
ここではスタッフも含め、皆が家族の一員です。もちろん家族なのだから食事もみんなが集まって同じ食卓を囲みながら食べます。
食事中はとっても賑やかです。
「今日は学校でこんなことがあったんだよ神父様♪」
「私、明日はテストだから頑張ってくるね!」
「ぼくもー僕もがんばるよー!!」
こんな感じの会話がワイワイ・ガヤガヤと食卓で飛び交います。
ここにいる子供達は民族間の紛争で親を殺されたり、親に虐待されたりと様々な辛い過去を持っています。
実際この子たちと一緒にいてもそんなことは微塵も感じません。 別に無理をして笑顔でいるわけではなく、過去の辛い思い出は思い出として今の生活を楽しんでいる笑顔なのだと感じました。
さて、今まで訪れた中で最高に恵まれた施設であるここイースタービレッジで己がさせていただくボランティアとは・・・
つづく